大言小語 記事一覧
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大言小語 消費税を考えよう
社会保障の方がろくに議論されない中、消費税増税法案が閣議決定され、論戦の舞台は国会に移った。マニフェストや政策合意にない増税を巡り、与党内が分裂気配となり、野党も様々な条件を投げつける。政局は「嵐の(続く) -
大言小語 これからの住宅産業
昭和35年創業の要土地が、新時代の住まい方として注目されるシェアハウス事業に参入した(5面参照)。35年といえば、池田内閣の国民所得倍増計画が閣議決定された年。本格的な高度経済成長時代の幕開けでもあった。(続く) -
大言小語 東京を芸術の都に
3月24日午前から翌日の夕方にかけて、都内で「六本木アートナイト」が開催された。東京の文化を発信する一環として、都と東京都歴史文化財団が09年に始めたイベントで、今年3回目を数える。近年3つの美術館が開館(続く) -
大言小語 報道する側の責任
他人の行為を批判する場合、自らを省みてその批判をするだけの資格があるのか、常に考えるようにしている。してはいるのだが、なかなか難しい。茶の間でテレビ相手にツッコミを入れるぐらいなら、そこまでしなくて(続く) -
倉庫にまたも熱い視線
一昔前、都心の湾岸エリアの倉庫街がプレイスポットとして脚光を浴び、おしゃれな飲食店舗などができてにぎわった。そんな倉庫が今は、不動産投資の世界でちょっとしたブームだ。近年は「物流不動産」とも呼ばれる(続く) -
地域振興と『森の交番』
東京都板橋区のときわ台駅南口近くの神社脇に『森の交番』がある。民間の交番で、人が集まる拠点という位置付けだ。5年前、東京都の地域振興事業の1つとしてできた。「地域社会には誰でも集まることができる拠点が(続く) -
「ワンストップ」の街
「ワンストップ」はいまや便利なサービスの代名詞。「1カ所で用が足りる」ことは、需要者にとっては理想的である。民間企業は消費者を引き付けるために、物販から金融保険、健康・医療・介護まで幅広くその可能性(続く) -
「学生100人に聞きました」
昨秋に始まった明海大学不動産学部で行われている今年度の住宅新報社の講義「不動産流通の制度と市場」も、年が明けて残すところ後わずかになった。年末に講義を受講した学生約100人超に、「不動産業界はイメージ(続く) -
「大言小語」 変わる街
十数年ぶりの事務所移転で、かつて本社を置いていた「虎ノ門」の地に住所が変わった。虎ノ門に通い始めて約25年。事務所移転は今回が2度目。どの事務所も駅からは至近で、虎ノ門はいつしかホームグラウンドになっ(続く) -
「大言小語」 自転車は車道
道路は誰が主役なのか。わが物顔で突っ走る車に人は追いまくられ、自転車やミニバイクも車道の邪魔者扱いにされた。結果、自転車は歩道を走り回り、右折できないミニバイクは横断歩道を引きずる有様だ。本来、人車(続く)