大言小語 浮かれてはいられない
明けない夜はない、というが明けない年もない。未だ数多く起きる東日本大震災の余震やデフレ経済が続き、社会保障も含め先行き不透明な現状であっても、正月はやって来た。いや、迎えられたというべきか。 ▼昨年は、震災の喪に服していた部分もあって、喜び…

明けない夜はない、というが明けない年もない。未だ数多く起きる東日本大震災の余震やデフレ経済が続き、社会保障も含め先行き不透明な現状であっても、正月はやって来た。いや、迎えられたというべきか。 ▼昨年は、震災の喪に服していた部分もあって、喜び…
「機械式駐車場をどうするか。数年前から急に増えてきた悩ましい問題です」。マンション管理会社幹部の話だ。10年ほど前までは、マンションの駐車場不足が深刻で、付置義務を課した自治体があったほどだが、それが今は大きく様変わり。逆に〝駐車場余り〟の…
大和ハウス工業の樋口武男会長は「どうすれば儲かるかではなく、世の中が求めているものは何かを考え、満足してもらえる商品やサービスを提供していけば企業は成長できる」と話す。 ▼国土交通省は今年、中古住宅市場活性化のための12の先導的モデル事業を…
12年に生まれた子供の名前ランキングが大手生命保険会社から発表された。最も多かったのは、男子が蓮(れん)さん、女子が結衣(ゆい)さんだった。トップ10を眺めると、多様化、個性化、安全志向といった世相をくっきりと映し出す名や呼び名がずらりと並…
電車で子供が泣いていると、確かにうるさいが、とがめることもないと考えるのが普通だと思う。だが、公共の空間で子供の泣く声がうるさいなどとクレーマーよろしく、施設の管理者に文句をつけるケースが増えているという。最近は、ある作家が飛行機内で泣き止…
「新成長戦略の中に住宅・都市政策を位置付け、住宅対策はよくやったし、都市再生への取り組みも積極的だったと思う。ただ、緊急整備地区などでの具体的な施策の実行段階では、省庁間の壁が立ちはだかり、政策が末端まで浸透していないところも目立った」 ▼…
解散が決まったとたんに民主党を離脱する国会議員を見ていると、いち早く反旗を翻した小沢一郎元代表の方が、まだ潔く見えてくる。いわゆる第3極の政治勢力が不可欠と「何がなんでも大連合を実現する」と叫ぶ石原慎太郎前都知事は〝暴走老人〟なんてとんでも…
オフィス賃料の下落やフリーレントの広まりで、このところ東京都心部では事務所の移転が花盛りだ。新規ビル供給の当たり年でもあり、大手も中小も、業種を問わず、業績いかんにかかわらず移転を検討する企業も多い。賃料負担が軽くなるのも、今の市況では当然…
兵庫県尼崎市の連続変死事件の主犯格である角田美代子被告だとして新聞各紙やテレビに掲載、放映されたものが全くの別人だった。事件は凄惨さや人物関係の複雑さにより、異様な状況を呈しているが、更に混迷を増した。使用したメディアの数、読者、視聴者の多…
秋の味覚を求めて、東京の繁華街を歩くと気になるのが飲食店の客引きだ。居酒屋チェーンに、独立系店舗も負けまいと声をかけてくる。中には食い下がってくる猛者もいる。時間帯によっては、通行人の数より多い。なぜこうなったかといえば、経営の厳しさだ。長…
宅建試験が終われば、今年もあと2カ月余。月日の流れがあまりに早いのは、ただ漫然と生きている証か。流されるのではなく、踏みとどまり物事の本質を見据えなければ、充実した〝時〟は流れない。 ▼小さい子供は、見知らぬ大人の顔をじっと見る。「あなたは…
住宅・不動産関連資格試験のゴールデンシーズンが到来した。10月21日に実施される宅建試験をはじめ、10月から各種試験が目白押しだ。年末までにマンション管理士、管理業務主任者、ビル経営管理士、不動産コンサルティング技能、ホームインスペクター、…
ある業界の方の話を聞く機会があった。経営者らしく自信あふれる話しっぷりではあったが、自身が生み出したビジネスモデルがやや陳腐化し、曲がり角に来ているので、また新しいものを考えていると。「常に変化、進歩していかないと業績は上がらない」 ▼経営…
「最初はあまりいいネーミングではないと思ったが、せっかくだから商店街も本腰を入れて中高年客の居場所づくりに取り組んだ」。東京・巣鴨の巣鴨地蔵通り商店街を一躍有名にさせた転機だった。商店街振興組合理事長の木崎茂雄さんはそう振り返る。85年に「…
決断できない政治が続く、真のリーダーが不在、公僕たる官僚がいない? 多分当たっていると思うが、それを批判する資格は誰にもない。なぜなら、政治家や官僚の質は、突き詰めれば国民の責任だからだ。それにしても、明確な方針が打ち出せないエネルギー戦略…
賃貸住宅のシェアハウスが脚光を浴びたが、最近はシェアブームが至るところで広がりを見せている。大規模な分譲マンションともなると、今やカーシェアリングは当たり前だ。先日、新築マンションを購入したばかりの30代の夫婦にインタビュー取材した際、出費…
青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのことを言うのか。栃木県矢板市の市民はそう思ったことだろう。政府は、東京電力福島第一原発事故により栃木県内で発生した1キログラム当たり8000ベクレル超の指定廃棄物の最終処分場について、矢板市塩田の国有地に…
発生確率は低いものの最悪の場合、死者は約32万人という衝撃的な被害想定が8月29日、政府の中央防災会議から出された。南海トラフでマグニチュード9.1という巨大地震が発生したという想定だ。最大の被害をもたらすのは津波。関東以西の太平洋沿岸域は…
一気に押し寄せてきた〝環境配慮〟の波。住宅・不動産会社から送られてくるニュース・リリースで、環境以外をテーマにしたものを見つけるのが難しい。 ▼東日本大震災を機に、環境・防災・コミュニティがワンセットで語られるようになり、住宅を社会資産と捉…
ロンドンオリンピックが17日間にわたる熱戦の幕を閉じた。日本は、過去最多となる38個のメダルを獲得したほか、日本の女性アスリートたちの活躍も光り、明るい話題を届けてくれた。その五輪開催期間中に、韓国大統領による竹島上陸、その直後には香港の活…