知って得する建物の豆知識 242 地下室 防水・排水対策が肝要
ある住宅メーカーが行った実態調査によれば、都市部の建て替え時に「地下室付き住宅」としたケースが全体の7割を超えるそうです。土地の有効利用とライフスタイル拡張への手段として、地下室が求められているといえそうです。地下室は構造が鉄筋コンクリート…

ある住宅メーカーが行った実態調査によれば、都市部の建て替え時に「地下室付き住宅」としたケースが全体の7割を超えるそうです。土地の有効利用とライフスタイル拡張への手段として、地下室が求められているといえそうです。地下室は構造が鉄筋コンクリート…
これからの夏休みに海外旅行を計画されている方も多いと思います。建築の本場ヨーロッパへの一般ツアーは名所旧跡や世界遺産を巡るものがほとんど。壮麗な教会建築や著名な宗教画を見せられても、無宗教の日本人には数カ所見れば十分ということが、キリスト教…
ログ(Log)とは北ゲルマン語(スカンジナビア系)に属する古ノルド語Legh=「横たわる」に由来する言葉で「横たわる木」という意味です。 ブログの〝語源〟 またログには「記録する」という意味もあります。六分儀などの精度が上がる前の航海では船…
外構の緑について、男性層の関心はそれほど高くありませんが女性層へのアピール度合いが高く、建売物件等では購入決定権を持つ奥様への外構アピールによって売り上げを伸ばしている不動産会社もあります。設計案件であっても、エクステリア計画は、近未来の外…
地方で根強い需要 東日本大震災や熊本地震の影響で、和瓦の需要は減少傾向にあります。全国規模で見ると、現時点では戸建住宅のおよそ半数が和瓦ですが、建て替えや葺き替えで再度和瓦が使われるケースは少なく、減少に歯止めがかからない状況です。特に、都…
カフェやスナックなどでよく目にするのが曲げた木をフレームに使った軽量な椅子です。椅子などを製作する際に、木材を曲げる技法を「曲げ木」と言います。曲げ木の椅子として歴史上最も有名なのはトーネット社のNo.14やNo.18と呼ばれる椅子です。曲…
モルタルよりも強く セメントはコンクリートやモルタルの主原料で、石灰石・粘土・けい石・酸化鉄などを混ぜ合わせてできています。これに、水を混ぜて混練りすると、石灰石の水和作用によって硬化します。モルタルはセメントに砂と水を混ぜたもので、セメン…
建築デザインには有機的と無機的があります。無機的デザインの代表はバウハウスに源を発する、シンプルでクリーンなデザインです。北欧のモダンスタイルや現在我々が目にするオフィス、ショップ、住宅で最も多いスタイルが、この無機的デザインです。 有機的…
古い自動車の構造はラダーフレーム構造と呼ばれ、車の前部から後部に渡された梯子状のフレームにエンジン、トランスミッションやドライブシャフト、車軸などが取り付けられていました。現在もトラックなどの大型車両はラダーフレーム構造を使っています。 鉄…
竣工したばかりの、むき出し状態で建っている住宅は、周辺環境との調和がとれていません。しかし、植栽が施工されると雰囲気が一変し、あたかもずっとそこに建っていたかのような落ち着いた印象になります。庭木が植えられ、外構に緑が入って、はじめて住宅は…
1900年代前半、北欧諸国では巨匠と呼ばれる建築家を多く輩出しました。デンマークのヤコブセン、スウェーデンのアスプルンド、フィンランドのアールトやサーリネン父子などです。のちに北欧の巨匠たちは工芸運動が終焉を迎え、インターナショナルスタイル…
住宅の省エネ性能を上げるには省エネ機器類の導入も必要ですが、環境を構成する躯体の断熱性能向上が最も効果的です。 断熱の手法には「外断熱」と「外張り断熱」「充填断熱」とがあります。「外断熱」とは、鉄筋コンクリートなどの構造躯体の外側に断熱材を…
建築家の仕事というのは一般の人には見えにくいかもしれません。ここでは、いわゆるアトリエ系と呼ばれる建築家の仕事について述べてみましょう。 建築家は日頃からデザイン情報の収集に余念がありません。強烈な個性を持ち、我が道を行くような建築家以外は…
ことわざで、怖いもののたとえとして「地震、雷、火事、親父」と言いますが、親父の権威は地に落ちて久しく「地震、雷、火事、水害」とした方が実情を表しているようです。地球温暖化の影響か、夏季には集中豪雨が頻発するようになっています。併せて突風や竜…
近代建築の三代巨匠はル・コルビュジエ(仏)、フランク・ロイド・ライト(米)とミース・ファン・デル・ローエ(独・1886~1969、以下ローエ)です。ローエはオランダに隣接したドイツの街アーヘンに生まれました。父親はオランダ系の石工で、暖炉や…
最近、建築関係のニュースサイトで間取りに関する不満のアンケートレポートがありました。それによると「新築当時に戻れるとしたら、間取りをやり直したい」と考えている注文住宅の施主が95.3%(N=64)もいるとのこと。また、やり直したい箇所は駐車…
観光地としてはあまり有名ではない地方都市に行った場合でも、ちょっとした産業遺構や保存民家は必ずあります。特に民家や古い住宅については「〇〇家住宅」などの名称で、保存家屋の見学ができます。その地方独特の民家を見学することは地方文化の源を知るこ…
建築を設計するには構造的な問題や設備の最適性、法規的な規制のクリア、建物全体のイニシャルとランニングを考慮した経済性など多くの要件を考慮して最適な解を得る必要があります。中でも意匠性(デザイン)については、最も分かりやすい要素であるため、社…
欧米の建築関連情報サイトを見ていると「タイニーハウス(Tiny House)」という言葉を良く目にします。それこそ2~3坪程度の超小型住宅ですが、トイレなどの水周りも装備しており、最低限の生活は営めます。一時、日本の建築デザイン界でも「最小…
人類が最初に鉄器を手にしたのは紀元前3000年頃とされますが、これは隕石を砕いて加工した「隕鉄」と呼ばれるもので、鉄鉱石や砂鉄から加工したものではありませんでした。その後、鉄鉱石や砂鉄の多い場所での森林火災や焚き火の跡から硬い塊ができること…