知って得する建物の豆知識 231 断熱の手法 外張りはコスト高が難
住宅新報 2018年2月20日 号 3面
連載: 知って得する建物の豆知識
住宅の省エネ性能を上げるには省エネ機器類の導入も必要ですが、環境を構成する躯体の断熱性能向上が最も効果的です。
断熱の手法には「外断熱」と「外張り断熱」「充填断熱」とがあります。「外断熱」とは、鉄筋コンクリートなどの構造躯体の外側に断熱材を施工する工法をいいます。
コンクリートは蓄熱性能が大きく、例えば夏季の日射によって躯体が熱せられ、蓄熱された熱が夜間に放出されると昼も夜も暑苦しい居住環境になってしまいます。躯体の外側に断熱層を設ければ、冷気や熱気が躯体に蓄熱されることを防げます。しかし、断熱層が躯体の外側にあることで冷房や暖房エネルギーが躯体に逃げることから、暖房や冷房の立ち上がりが緩やかになり、冷暖房が効きにくいと感じられてしまいます。どちらかといえばエアコンの通年運転に向いた断熱手法です。






















