マンション管理応援歌No.52 廣田信子の紙上ブログ 「建替え検討委員会」は安易に設置しない!
「建替え検討委員会」って、つくっただけで揉めます。どんなに、「建替えを前提にした委員会じゃない」といっても、建替えに興味がある人が集まるのですから、当然、建替えの方向に進みたくなります。と、少なくとも、周りからはそう見えます。そして、理事は…
「建替え検討委員会」って、つくっただけで揉めます。どんなに、「建替えを前提にした委員会じゃない」といっても、建替えに興味がある人が集まるのですから、当然、建替えの方向に進みたくなります。と、少なくとも、周りからはそう見えます。そして、理事は…
認知症の居住者対応が大きな課題になっています。認知症の発症率は85~89歳で41%、90~94歳で61%、長生きは認知症との共存でもあるのです。現在の平均余命は男性80歳、女性87歳と、40年前と比べると7~8歳延びていますから、その分、認…
先日、女性の理事長さんが、菜園で収穫した野菜が食べ切れなくて困って…ご近所におすそ分けしたいと思っても、相手に「お返ししなくちゃ」と気を使わせると思うと、なかなかあげられない…と。 私なら喜んでいただくけど、すぐに何かお返ししなくちゃとは思…
前号で、理事会より力を持つ専門委員会とのトラブルが多いけど、そもそも理事会から独立した機関に重要課題の検討を任せるのはどうなんだろう…という話をしました。大型マンションでは、理事会が扱う課題は多く、理事の数も多くて理事会運営は大変です。従っ…
「専門委員会」を巡るトラブルが相変わらず多いです。特に大規模修繕工事等を検討する「修繕委員会」が力を持ち過ぎ、業者選択を巡って理事会と対立し、理事への個人攻撃といったことまで起きるのです。 実は私、すぐに「専門委員会」をつくってという風潮が…
福山雅治さん宅のコンシェルジュ事件で、管理会社は大変だったと思います。 報道の2日前、「コンシェルジュが合鍵を使って住居に侵入し逮捕されそう、その役割や対策を教えてほしい」と電話取材がありました。後日、ニュースで福山さんのマンションだったと…
マンションのコミュニティ活動というと、お金の集め方と使い方ばかりが議論になっていますが、そもそも、そんなにお金は必要かしら…と思います。 様々な工夫で 一応自治会をつくって行政からの補助金と資源回収等の収入だけでいろいろな行事をしているマン…
日本語が分からない外国人居住者や区分所有者が増え、掲示物や配付物をどうするか困っている管理組合が多いです。外国人といっても、対象となる言語は何種類にもなります。 居住ルールに関する掲示等は、費用が掛かっても外国語版のものを作成しなければなら…
管理組合の総会シーズンですね。今回、総会の議案に民泊禁止の規約を入れたマンションが多いと思います。 この1年で民泊はあっという間に広がりました。マンション民泊は、ほぼ全部がヤミ民泊です。しかも、ホストの家の空き室を提供して交流するという本来…
国が建替えを伴う団地再生の新たなスキームを考えていますが、これを活用できる可能性がある団地はごく少数です。大多数は、マンションを世代を超えて、80年、100年と住みつないでいくマインドに切り替えていかなければなりません。それには、自分はいな…
昔は当たり前だった表札や集合郵便受けのネームを出さない人が増えています。個人情報、プライバシーうんぬんと言いますが、マンションコミュニティ研究会で行ったアンケート調査では、面倒だから、周りも出していないから、という人が大半でした。 調査のき…
総会で決議されたことを次の理事会が反故にすることによるもめごとが多いです。新旧理事の間で感情がこじれて対立が尾を引き、8年裁判が続いた管理組合もあります。 言うまでもなく総会決議を理事会で反故にすることはできません。やむを得ない事情があって…
最近の講演で、よくワークショップの話をしますので、興味を持たれる方が増えています。合意形成は管理組合にとって大事業ですから。 ワークショップは、多くの人が参加し、自由な意見を出し合うことで、自分たちのことをみんなで考える手法です。防災対策や…
前号では、総会の出席率を増やす方法として、手書きのカードを添える方法を紹介しました。ひと手間かけて「その人」に出てほしいという思いを伝えることで、「自分の所属するグループに貢献したい」という人間の本質に働きかけるのです。 心地よさを演出 も…
先日、テレビで手紙の復活を特集していました。文具店には、様々な便せんや封筒が溢れ、売れ行きがいいようです。 また、文通を取り次ぐ会社ができ、架空の住所と名前で文通ができることからペンフレンドとの文通も復活しているといいます。インターネットが…
前号で、人は皆、価値観や考え方が違うので、それを前提に「対立」をつくらない合意形成を…と書きました。でも実際には、それ以前のもめ事がほとんどじゃないかと実は思うのです。議論の大前提の「何のために」というところが怪しいのです。 理事は、「あな…
人は皆、考え方や価値観が違いますから、同じマンションに暮らしていても意見が一致しないのは当然のことです。しかし、その違いを包み込んで、ほぼ全員の納得のもと方向性を出していける管理組合と、対立がこじれて紛争になる管理組合とはどこが違うのでしょ…
先月、ある大型リゾートマンションの元理事長が業務上横領容疑で逮捕されました。管理組合の資金を16年間で11億円着服したというのです。この元理事長は、なんと公認会計士、大手監査法人の代表社員だったというからびっくりです。専門家中の専門家だから…
常に、ほぼ100%賛成の合意形成で事業をどんどん推進しているマンションを紹介すると、どうしたらそんなことができるの?との声が。 合意形成力がある管理組合に共通なのはリサーチをしっかりしていることです。総会でほぼ100%の賛成を得るには、提案…
先月の勉強会で「入居者コントロール」が話題になりました。 あるコーポラティブ住宅の事例です。特定の土地に対して、入居希望者を募り、その入居希望者が結成した建設組合が事業主となって建設を行うのがコーポラティブ住宅です。建物ができるまでの話し合…