マンション管理応援歌No.37 廣田信子の紙上ブログ 価値観の違いでなく美学の問題
住宅新報 2016年4月5日 号 6面
前号で、人は皆、価値観や考え方が違うので、それを前提に「対立」をつくらない合意形成を…と書きました。でも実際には、それ以前のもめ事がほとんどじゃないかと実は思うのです。議論の大前提の「何のために」というところが怪しいのです。
理事は、「あなたの好きにしてください」「あなたの利益を第一に考えていいですよ」といって選任された訳じゃないのです。「組合員のため、誠実にその職務を遂行するものとする」と規約にある、なんて無粋なことをいうまでもなく、理事は、この人ならマンション全体の住環境、組合員みんなのためを考えてくれると信頼されて選任されているのです。たとえ、輪番制でなっただけでも、選ぶ側がそこまで考えていなくても、理事に選任されるというのは、そういうことなのです。






















