京急電鉄など4社 大田区の3住戸 リユース家具・家電付き賃貸を実証 資源循環と住みやすさ両立
住宅新報 2026年8月4日 号 15面

京浜急行電鉄と京急不動産、ストラテジックインサイト、セカイズの4社は、リユース家具・家電を活用した賃貸住宅モデルの実証実験を始める。中古品を再生して住戸に設置し、資源循環と入居者の暮らしの質向上を両立できるか検証する。
対象物件は、東京都大田区東糀谷の賃貸住宅「プライムネクサス大鳥居 Bell Court」。専有面積25~27m2の3住戸を用意し、8月14日から入居を開始する。各住戸には、選定・リメイクした中古のいすやテーブル、ベッド、照明、カーテンなどを配置する。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジについては、セカイズが自社工場で分解・洗浄し、新品に近い状態に再生したリユース家電を導入する。テレビやマットレスなどもオプションで選べる。
住戸ごとに「リラックスラウンジ」「ワーク&リラックス」といったコンセプトを設定し、専門家が家具や照明をコーディネートする。家具や家電をそろえる負担を抑え、身軽に入居できる住宅への需要も調べる。
京急電鉄などは2026年2月、リユース家具を使った家具付き賃貸住宅の実証実験を実施した。今回は対象を家電にも広げ、住まい全体で資源を循環させるモデルへ発展させた。単に中古品を再利用するのではなく、再生や空間設計によって価値を高め、次の利用者につなぐ「サイクルアップ型」の住まいづくりを目指す。実証結果を踏まえ、京急沿線での循環型住宅の展開を検討する。






















