マンション管理応援歌No.132 廣田信子の紙上ブログ 緊張感がある協力関係を目指して
先日、フォーラムのゲストにお迎えした管理組合は管理会社との付き合い方が絶妙です。管理方針を考えるのも、住民の合意形成も、すべて理事会が主導で行います。 コンサルや管理会社が出してきたものを審議するのではなく、自分達が責任を持って考えるのです…
先日、フォーラムのゲストにお迎えした管理組合は管理会社との付き合い方が絶妙です。管理方針を考えるのも、住民の合意形成も、すべて理事会が主導で行います。 コンサルや管理会社が出してきたものを審議するのではなく、自分達が責任を持って考えるのです…
高経年団地の再生は大きな課題です。同じ団地でも、賃貸と分譲では再生の可能性が全く違います。土地も建物も全ての所有者が同じである賃貸団地ならば、建物丸ごとの大胆なリノベーションも可能ですし、半分の棟を解体して、公共施設を誘致することもできます…
先日の勉強会で、震災で全壊し公費解体した仙台のマンションの敷地売却の収支概要が示されました。全損認定の地震保険の保険金と敷地売却代金で一戸当たり約350万円が分配されました。専有部分の地震保険に加入していた場合は、プラス専有部分の保険金が受…
一人暮らし高齢者の孤独死防止のために何ができるか…ようやく本格的にマンションでの議論が始まっています。 管理員さんが郵便受けの異常に気付き親族に連絡、高齢者の命が助かったというような話はよく聞きます。一方、一刻を争う緊急時に、対応が遅れたと…
コンサルや専門家とのトラブル相談を受けて思うのは、大事なパートナーを選ぶのに「信頼関係」が軽視されているなということです。 意外なようですが、人に対する信頼感の国際比較で、「他人を信用している」という人の割合が日本人は極端に低く、逆に、「こ…
国立社会保障・人口問題研究所の発表によると、2040年には世帯 39.3%、何と4割が一人暮らしだといいます。 「世帯」と言うと思い浮かぶのは、「夫婦と子供」の構成です。マンションは大抵、この世代をターゲットに造られています。しかし、198…
深刻な管理員不足を背景に、マンション管理業界のAI管理員に対する関心が高まっているようです。見学に行きましたが、現段階での対話型AIの技術は、音声認識は人間に近い能力を獲得していますが、それ以外はまだまだこれからのようです。 AIというと、…
年頭に頭に浮かんだのは、管理組合の基礎体力強化がとても重要な年になるだろうと言うことでした。基礎体力とは、その時々に必要なことを自分たちで考え、合意形成していく力のことです。そのためには、管理組合運営の見直しも必要になります。今年は、少しが…
新年おめでとうございます。さて、今年はどんな年になるでしょうか。 人手不足、人件費高騰と、人にまつわる環境が管理会社にとって一層厳しい状況になると考えられます。それは、管理会社が、画一的な価格競争や付帯サービス合戦をいったん止めて、自社はど…
東京都内の駅前立地の築45年、約800戸の団地に伺いました。高齢化はやはり進んでいますが、自主管理なので、管理費・修繕積立金は驚くほど安く、滞納もゼロです。 4回目の大規模改修を終え、次までにはこの団地の将来の方向性を出したいと、有志の方々…
長生き社会は認知症との共存社会。それは、マイナスな事じゃなく、コミュニティへの恩恵かもしれない…そう感じさせられたお話がありました。 60代の女性Aさんは夫と死別して、戸建てからマンションに移って一人暮らし。遠方に暮らす唯一の肉親である妹さ…
先週は、「個人情報保護法」を盾に、管理に必要な情報すら秘匿する状況への危惧を書きました。「個人情報」とは、生存する個人に関する情報で、特定の個人を認識することができるものとされます。ですから「氏名」は重要な個人情報で、氏名と住所、氏名と生年…
民泊問題に隠れていますが、個人情報保護法に管理組合が今後どう向き合うかは大きな課題だと思っています。 法改正で管理組合も対象になり、名簿が目的外に使われたり、管理が雑で外に漏れたりしないよう注意することはもちろん必要で、取り扱い細則づくりも…
SUUMO(スーモ)ジャーナルに集合住宅の若い世帯のご近所付き合いに関するアンケート結果がありました。 顔を合わせればあいさつ、時間があれば軽く話す程度の距離感がちょうどいいと感じている人が多く、8割の人が満足しています。お土産やお裾分け、…
先日、マンションコミュニティ研究会で、多数の高額滞納問題を解決したリゾートマンションの壮絶な戦いのお話を伺いました。 滞納訴訟に勝っても、相手が払わなければ、代物弁済か、59条競売しかありません。59条競売とは、共同の利益を著しく障害し、他…
前回、40年間、総会も理事会もなくても、みんなで話し合って管理を続け、最後の取り壊しの合意形成も見事に行った熊本の被災マンションの話を書きました。書きながら思い出したことがあります。 昨年のマンションコミュニティ研究会のフォーラムで、名古屋…
10月4日、熊本地震の公費解体申請が締め切られました。申請には、5分の4以上が賛成した「取り壊し決議」に加え、区分所有者全員の同意書を揃えなければなりません。 築40年、30戸のAマンションは自主管理で、実は、これまでに一度も総会も、会計報…
先日、高齢者の住居に関するセミナーで、高齢期の定義が70歳~100歳になっていたことに驚きました。数年前は60歳からでしたから、対象年齢が10歳ずつ高くなっています。まさに、70歳までは当たり前に現役として働き、100歳まで生きる想定をする…
UR賃貸住宅では無印良品やイケアなどとのコラボで、若いファミリーのライフスタイルに合わせたリノベーション住戸が人気を集めています。 更に、自由にDIYできるタイプも出て来て、賃貸居住の多様性が広がっています。分譲団地の空室も、やはり若いファ…
住宅宿泊事業法の施行が迫っていますが、既にヤミ民泊は、規約に民泊禁止と定めているマンションの中にも確実に入り込んでいます。先日聞いた、実際に隣で民泊が始まっている方の話がすごかったです。 ある日、インターホンが鳴り、モニターには子供連れの女…