知って得する建物の豆知識 161 根強い人気3アイテム 設置場所、条件に注意 天窓、らせん階段、ガラスブロック
設計では、様々な施主の要求を組み込んで一戸の住宅を完成させます。施主の要求は雑誌や住宅展示場で見て気に入ったり、テレビの住宅番組に影響されたりしたモノが少なくありません。少し前までその筆頭はアイランドキッチンと床暖房でしたが、最近は次なるア…

設計では、様々な施主の要求を組み込んで一戸の住宅を完成させます。施主の要求は雑誌や住宅展示場で見て気に入ったり、テレビの住宅番組に影響されたりしたモノが少なくありません。少し前までその筆頭はアイランドキッチンと床暖房でしたが、最近は次なるア…
ここ数年、多くの新築住宅の屋根に太陽光発電パネルが取り付けられているように見えます。 13年度のデータによると、新築戸建て住宅の約20%が太陽光発電システムを設置しています。3.11直後の計画停電がトラウマになっているとも考えられますが、買…
最近、ある建材展に行ったのですが、そこで目に付いたのはビンテージ仕上げのドアや床材でした。ビンテージ仕上げとは、色を古色にしたり使い込んで摩耗させたり、塗装が剥げかかったイメージに仕上げたりしたもので、「エイジング仕上げ」とも呼ばれます。エ…
「揚屋(あげや)」とは、江戸時代における遊郭建築の一つです。代表的な建物に、京都島原の「角屋(すみや)」があります。謹厳で伝統的な茶室や寺社建築が一方の日本建築とすれば、豪華で艶めいた空間が特徴の揚屋はもう一方の日本建築といえます。 最高位…
09年6月より運用が開始された「長期優良住宅等計画の認定制度」では、躯体の劣化対策や耐震性が具体的な数値によってグレード分けされ、建設地域や施主の考え方によって仕様を決めることができます。認定項目の「省エネルギー対策」では、断熱性・気密性・…
ロケットストーブとはどこかに飛んでいきそうな威勢のいい名前ですが、里山愛好家やアウトドア派、都市周辺部の戸建て住宅に住む人たち、防災関係者にジワジワと浸透している新しい形式のストーブです。 材料費は数千円 写真をご覧いただくとお分かりかと思…
通常の住宅では1階、2階または3階それぞれが同一平面にあります。そして、それぞれの階層平面は独立した階段でつながっています。スキップフロアの階層構成は、各フロアは同一平面ではなく、半階または3分の1~4分の1階程度の高低差をもちながら空間が…
最近はめっきり、瓦屋根の住宅が減りました。原因は、阪神・淡路大震災や東日本大震災のテレビの空撮で映し出された、倒壊した日本家屋の映像ではないでしょうか。特にお寺や古い造り酒屋、農家などが、叩きつぶされたように倒壊した様子は、大きなショックを…
住宅やオフィス内で人が活動・生活すれば、当然ながら空気が二酸化炭素などで汚染されます。また、化粧品やスプレー、生活財、建材、家電製品からも、微量ですが有害なガスが放散されています。更に最近の住宅は、高気密化が格段に進んでいるので、汚染空気が…
下地(したじ)というと、一般的にはお化粧などのファンデーションをイメージしますが、建築では最終仕上げ=化粧仕上げのベースメントを意味します。建築はすべての部位が化粧仕上げで覆われ、下地は目に見えない部位ですが、よく「段取り八分、仕上げ二分」…
近年、「スマートグリッド」という言葉をよく聞きます。グリッドは「格子」の意味です。格子状のイメージを電気の配線やインフラの配管に例えたのが、ここでいう「グリッド」です。そして、それらインフラに太陽光発電システムやインターネットを組み合わせて…
昔はすべて現場で作業 昔の木造住宅の現場には〝下小屋〟と呼ばれる木材の加工場があり、ここで棟梁が木材に墨付けをしたり、継ぎ手や仕口と呼ばれるジョイント部の加工をしたりしていました。木材は棟梁(とうりょう)が問屋に出向き、仕入れた材が現場へ搬…
最近は、塗り壁の人気が高まっています。サイディング材特有の目地の多さが外観のグレード感を損なうことから、それに代わって、若手建築家の設計事案などでも塗り壁を目にすることが多くなりました。ただし、その耐久性に関しては素材ごとに注意が必要です。…
今回は建築のお話は一休みして、顧客分析をテーマにします。 ユングやフロイトと並ぶ心理学の巨頭でありながら、なぜか知名度の低いのが、ウィーン生まれの心理学者アルフレッド・アドラー(1870~1937年)です。アドラーが確立したパーソナリティ理…
建築物は、様々な部品や部材の集合体です。それらの接続部は直づけされるのではなく、必ずクリアランス(目地=めじ)を取ります。部品・部材の熱による膨張や収縮を逃がすための工夫で、これがないと、部材・部品の接合部で浮き上がりや折れなどの変形が発生…
一般的な施主の志向として、建物が完成すると、がぜんエクステリアに関心が向くようです。地面が露出した敷地の周りをフェンスで囲んだだけでは「住まい」とは言い難い、という感覚をもつようになるからでしょう。敷地の小さな余白でも、適度な植栽や芝生、ウ…
最近では、クライアント自ら気軽に建築家に家の設計を頼むようになりました。インターネットの発達で、建築家のプロフィールやデザインを簡単に閲覧・比較できるようになったことも、一因ではないでしょうか。デザインにこだわる、というよりも、快適で安全な…
住宅の窓回りといえば、今ではアルミサッシが当たり前です。日本で最初にアルミサッシが使われたのは、1932年に村野藤吾氏が設計した「近三ビル」(東京・日本橋)とされています。純粋なアルミサッシではなく、鋼製とアルミ製の複合上げ下げ窓(ギロチン…
窓の形状には縦長と横長があります。単に形状の違いだけではなく、木構造の場合などは、縦長窓と横長窓で構造的な意味合いが異なります。 構造強度への影響に差 同じ面積の縦長窓と横長窓を比較したとき、面積が小さければ構造的な違いは大きくありませんが…
設計の最初に行う作業が、エスキースの作成です。エスキースとは下図や素案といった意味で、細かい寸法を入れないスケッチのようなものです。 間取りやデザインを決めるためのエスキースには、2つの方法があります。1つはグリッドプラニングと呼ばれるもの…