09年6月より運用が開始された「長期優良住宅等計画の認定制度」では、躯体の劣化対策や耐震性が具体的な数値によってグレード分けされ、建設地域や施主の考え方によって仕様を決めることができます。認定項目の「省エネルギー対策」では、断熱性・気密性・結露防止が主要な要素になります。この中で、施主の目に見える対策が「断熱性」であり、その具体的な指標となるのが「断熱材」です。
一般的なグラスウール
安価で選択幅の広い断熱材がグラスウールです。ガラスを高温処理し繊維状にしたもので、厚みと断熱性能が比例します。燃えても有毒ガスを出さず、軽量で柔軟性があり、切断も容易です。100ミリ厚のグラスウールは3メートル厚のコンクリートと同じ断熱性能をもっています。住宅のほとんどの部位で使用可能ですが、床下施工の場合は、経年変化による「垂れ」を防ぐ対策が必要です。また、断熱材の室内側に、生活時に発生する水蒸気を浸透させないため防湿層が必要です。























