知って得する建物の豆知識 159 〝エイジング仕上げ〟 あえて汚して高価値に 専門業者の技術に感嘆
住宅新報 2015年4月7日 号 7面
連載: 知って得する建物の豆知識

エイジング仕上げのデッキとタイル
最近、ある建材展に行ったのですが、そこで目に付いたのはビンテージ仕上げのドアや床材でした。ビンテージ仕上げとは、色を古色にしたり使い込んで摩耗させたり、塗装が剥げかかったイメージに仕上げたりしたもので、「エイジング仕上げ」とも呼ばれます。エイジング仕上げ商品は数年前から少数ありましたが、今回の展示会では多くの建材メーカーが展示していました。
映画の撮影にも「汚し屋」と呼ばれる職種があります。時代劇や古い建物を背景にしたシーンでは、蜘蛛の巣や煤けた柱梁などを再現して映画の演出イメージをつくります。
エイジングで人気があるのは、何といっても英国マナーハウス風です。英国では古い家屋を大切にメンテナンスして使うことが常識で、古くてよく手入れされた住宅は驚くほど高価格で取り引きされます。






















