大言小語 記事一覧
-
大言小語 資格試験シーズンが到来
住宅・不動産関連資格試験のゴールデンシーズンが到来した。10月21日に実施される宅建試験をはじめ、10月から各種試験が目白押しだ。年末までにマンション管理士、管理業務主任者、ビル経営管理士、不動産コンサル(続く) -
大言小語 無理な前進
ある業界の方の話を聞く機会があった。経営者らしく自信あふれる話しっぷりではあったが、自身が生み出したビジネスモデルがやや陳腐化し、曲がり角に来ているので、また新しいものを考えていると。「常に変化、進(続く) -
大言小語 活性化のヒント
「最初はあまりいいネーミングではないと思ったが、せっかくだから商店街も本腰を入れて中高年客の居場所づくりに取り組んだ」。東京・巣鴨の巣鴨地蔵通り商店街を一躍有名にさせた転機だった。商店街振興組合理事(続く) -
大言小語 決断する政治へ
決断できない政治が続く、真のリーダーが不在、公僕たる官僚がいない? 多分当たっていると思うが、それを批判する資格は誰にもない。なぜなら、政治家や官僚の質は、突き詰めれば国民の責任だからだ。それにして(続く) -
大言小語 便利なシェアブーム
賃貸住宅のシェアハウスが脚光を浴びたが、最近はシェアブームが至るところで広がりを見せている。大規模な分譲マンションともなると、今やカーシェアリングは当たり前だ。先日、新築マンションを購入したばかりの(続く) -
大言小語 負担はだれが
青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのことを言うのか。栃木県矢板市の市民はそう思ったことだろう。政府は、東京電力福島第一原発事故により栃木県内で発生した1キログラム当たり8000ベクレル超の指定廃棄物の最終(続く) -
大言小語 大地震への備え
発生確率は低いものの最悪の場合、死者は約32万人という衝撃的な被害想定が8月29日、政府の中央防災会議から出された。南海トラフでマグニチュード9.1という巨大地震が発生したという想定だ。最大の被害をもたらす(続く) -
大言小語 スマートハウスの10年後は
一気に押し寄せてきた〝環境配慮〟の波。住宅・不動産会社から送られてくるニュース・リリースで、環境以外をテーマにしたものを見つけるのが難しい。 ▼東日本大震災を機に、環境・防災・コミュニティがワンセッ(続く) -
大言小語 子供を育む住まい
家への帰路、電車に若い夫婦がベビーカーを操りながら乗ってきた。赤ん坊は大人しくしていて、時折、母親が様子を見る姿は微笑ましいはずだった。それが午後11時45分のことでなければ。しばらく大人しくしていた赤(続く) -
大言小語 4年前のこと
スポーツの祭典、ロンドン五輪が開幕した。16日間にわたって世界のアスリートたちがメダルと栄誉の獲得を目指して熱い戦いにしのぎを削る。前哨戦で快勝した「なでしこ」と「サムライ」のサッカージャパンの勢いに(続く) -
大言小語 〝お一人様〟ですか
「環境・防災・コミュニティ」がここ数年、住まいのキーワードになっている。ただ、本記で指摘した通り、この御三家はもはや市場での選別化にはつながらない。ポスト御三家は何か。ヒントは世帯構成の急速な変化にあ(続く) -
大言小語 持ち家離れ
若い人たちの持ち家離れが話題に上がることが多い。名だたる住宅メーカーやデベロッパーの社員でさえも、持ち家適齢期にある30代、40代が賃貸住宅に住んでいるケースが増えているというのだ。各社の幹部は、住宅を(続く) -
大言小語 「見ぬふり」は許されない
昨年10月、滋賀県大津市で男子中学生が飛び降り自殺をした。そして、今年の3月、全国最年少の女性市長である越直美大津市長は、自らのいじめられた体験を交えながら、自殺した中学生が在籍していた学校の卒業式で(続く) -
大言小語 洒脱な業界人
「忙中閑のときはお越しください」。東京・丸の内の日本工業倶楽部や日本橋の三越劇場。「常磐津利衛太夫」の名で常磐津を演じる枝村利一さんから届いた招待状の添え書きである。財界人らが長唄、清元などを披露す(続く) -
大言小語 変節ではなく礼節を
マニフェストに書いていなかった消費増税の実現に政治生命をかける野田首相。なぜ、そんなおかしなことになったかの説明はない。国民も悪い。「財務省の官僚に取り込まれた」など安っぽい批評で分かった気になって(続く) -
大言小語 無理ない節電の夏に
今年もまた節電の夏が近づいてきた。原発停止で、昨年は夏場のピーク電力カットが東日本一帯で取り組まれた。今夏は、西日本の電力不足が指摘されており、どちらもまた電力不足に悩まされる夏になりそうだ。 ▼昨(続く) -
大言小語 偽りか本物か
CG(コンピューターグラフィックス)、完成予想図などの表示についての改正は、さもありなんだ。デザインソフトの能力向上などによるCGの精緻化で、パースなど物件の完成予想図の〝完成度〟は、ここ数年で飛躍的に上(続く) -
大言小語 今こそ「江戸しぐさ」
10数年前、「ジコチュー」という言葉が流行った。自己中心的が過ぎ、傍若無人、横暴、傲慢の域に達する人たちを意味していた。東京の地下鉄駅には「ジコチューな」振る舞いを戒め、注意を促すポスターも張られてい(続く) -
大言小語 出口の見えない社会
停滞する政治、不透明さを増す世界経済、閉そく感を増す社会。様々な立場に身を置く多くの人たちが、意見を述べ合い、時に激しく対立する。しかし、社会や経済がグローバル化し、混迷の度合いが増す現代で何が正し(続く)