大言小語 記事一覧
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大言小語 多様性と日本人のホンネ
ジェンダーギャップが注目を浴びる。米格付け機関のムーディーズがOECD加盟国を対象に上級管理職か中間管理職に就いている女性の割合に注目して分析したところ、このギャップを解消することで世界の経済活動を約7%(続く) -
大言小語 多角的な視点を
23年路線価は、全国平均で2年連続の上昇となった。まずは、経済のコロナ禍からの回復傾向が強まっている、とポジティブに受け止める向きが多いようだ。住宅・商業共に、土地の活用ニーズと取り引きの活発化を示し(続く) -
大言小語 人は進歩するもの
コロナ禍での混乱が落ち着きを見せ始めて〝日常〟が戻ってきた、と安心している声が聞こえる。その日常とはコロナ禍以前に戻ったという意味のよう。あえて過激に表現すれば〝壮大な社会実験〟を経験したにも関わら(続く) -
大言小語 問われる〝質〟
日本賃貸住宅管理協会(日管協)の今年度重点事業の一つに「管理報酬の研究」が盛り込まれた。賃貸住宅市場ではこれまで、仲介会社が入居者をあっせんした後に、その物件の管理業務も付随的に行ってきたケースが少な(続く) -
大言小語 業界は魅力を発信できるか
業界団体は総会ラッシュを迎えている。行動制限もなくなり今年は対面での開催が復活した。取材活動もオンラインから対面で行われるようになり、通勤電車も混雑するなどコロナ前の社会経済活動に戻った。 ▼ただ、(続く) -
大言小語 少しずつの我慢
5月に入り、能登地方や千葉南部、トカラ列島、新島・神津島など各地で比較的大規模な地震が相次ぎ、不安が広がっている。今年は関東大震災から100年。過去を教訓とした対策は進化を続けているものの、いまだ改善の(続く) -
大言小語 意味のある人生
経営戦略と人事戦略を整合させる〝人的資本経営〟は優秀な人材を呼び込み、つなぎとめるために欠かせない観点となってきた。その柱として企業は、従業員との相互理解や信頼関係を深める〝従業員エンゲージメント〟(続く) -
大言小語 解体か利活用か
自宅の近所にある水道局宿舎だった2棟建て低層マンションの解体撤去工事が続いている。入居者の退室に数年を費やし、昨年ようやく解体を着工した。建物の完成年は分からないが、幼少の頃の記憶をたどってみてもお(続く) -
大言小語 ツツジ映え
5月の花といえばツツジ。最近、近所に新築された賃貸マンションでは、生垣のように周りを赤、白、ピンクのツツジが埋めつくしている。この光景を見たら誰でも入居したくなるような鮮やかさだ。近年は、賃貸マンシ(続く) -
大言小語 魅力発信できない官民
▼ゴールデンウイーク真っ盛り。5月2日号がどこまで読まれているかはさておき、今年は3年ぶりに行動制限がなく、大手を振って旅行に行けることで国内外の観光地は久々の繁忙期を迎えている。外国人観光客も急回復し(続く) -
大言小語 他人事のままでは
小紙の創刊記念アンケートの結果がまとまった。同じテーマで住宅・不動産会社と一般消費者の双方に意見調査を行うケースは比較的珍しく、一定の価値があるデータと言えるのではないだろうか。 ▼全体的な傾向(続く) -
大言小語 世間の狭さの問題点
4月となり、新年度を迎えた。新たな環境で新生活を送る人も多いだろう。3月に何人かの知人から異動などの知らせを受けたが、そこで感じるのは世間の狭さだ。 ▼異動の報告を受けたある人は、異動先にいる先輩(続く) -
大言小語 菜の花と幸福
昨年11月に種を植えた菜の花が満開の花を咲かせている。すくすくと伸びて、背丈はもう50センチ近くにもなった。種から育てた効果だろう。園芸店で買ってきた鉢植えではこうはいかない。鉢植えの土とでは〝質〟が違(続く) -
大言小語 少しずつ、少しずつ
このほど、国土交通省の不動産DXに詳しい職員と意見を交わした。同省は日本全国の3D都市モデルの整備・活用プロジェクト「プラトー」をはじめとした不動産DXを推し進めている。しかし、その職員は言った。「不動産(続く) -
大言小語 地方創生 ヒントは身近に
野球の世界一を決めるワールドベースボールクラシック(WBC)が3月8日に開幕した。超一流選手の参加で注目度は非常に高い。 ▼これまでの野球の世界大会と言えば、超一流と言われる選手が出場せず盛り上がりに欠(続く) -
大言小語 「賃上げ」以前の話として
記録的な物価高を背景に、春闘や賃上げが例年以上に注目を集めている。住宅・不動産業界でも、一部の例だが、大和ハウス工業グループやAPAMAN、いちご、大和財託などが月給や初任給等の引き上げを表明している。(続く) -
大言小語 未必の故意
既得権は乱用するが責務を果たさない。マネジメントの意味が理解できず単なる業務連絡に終始する。顧客を見て仕事をせず、社内調整力や協調性の美名の下に〝ゴマスリ〟だけは率先して必死に励む。給料だけはハイレ(続く) -
大言小語 地震国の死角
トルコ南東部で発生したマグニチュード7を超える2つの大地震が、トルコとシリア両国に甚大な被害をもたらしている。10日が過ぎた時点で死者数は4万人を超え、負傷者は少なくとも11万人に上るという。トルコ国内だ(続く)