完工高予想上振れ増収増益で着地 東建コーポ26年4月期決算
住宅新報 2026年6月23日 号 9面

東建コーポレーションの26年4月期の通期決算は、完工高が予想額を上回った一方、売上高は予想額を若干下回ったものの、増収増益で着地した。建設事業では、売上高1641億600万円(前期比8.6%増)、営業利益172億1900万円(同11.8%増)を計上した。建設資材価格や労務費の高騰が継続する中、完成工事総利益率は低下したものの、完成工事高の増加によって完成工事総利益額は増加。単体での総受注高も2187億5900万円(同20.8%増)に伸長。子会社の住設建材総合メーカー「ナスラック」の水回り製品を中心に外販売上高も増加した。
不動産賃貸事業は、売上高2202億3700万円(同3.3%増)、営業利益142億4200万円(同0.7%増)だった。管理物件数の増加に伴いサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入や管理料収入などの増加が増収に寄与。管理事業拡大のために物件仕入れや管理受託の促進に努める一方で、全国の不動産会社の情報ネットワークを構築による仲介競争力を強化。年度末の入居率は99.0%を確保した。
なお、今年度は受注高増加に伴い増収の見通し。ただし、一部建築資材の高騰や、前年度の販売促進策の影響等により、完成工事利益率は29.2%を想定している。
東建コーポレーション
決 算 26年4月期
売上高 3,865億円 (5.4%)
営業利益 223億円 (0.5%)
経常利益 234億円 (3.0%)
当期利益 161億円 (2.4%)
予 想 27年4月期
売上高 4,082億円 (5.6%)
営業利益 201億円 (△9.8%)
経常利益 211億円 (△9.9%)
当期利益 145億円 (△9.9%)






























