決算 大型工事の受注増増収増益で着地 スターツ26年3月期
住宅新報 2026年5月19日 号 7面
連載: 決算

スターツの26年3月期通期決算(連結)は、増収増益で着地した。主なセグメントの業績は、建設事業が売上高761億6800万円(前期比6.7%増)、営業利益77億4600万円(同26.7%増)の増収増益で着地した。
木造大型工事物件の増加や法人を中心とした大型工事の受注増加に加え、資材価格の変動に対応した販売価格改定などが奏功。受注残高も1556億6500万円(同9.2%増)を計上した。
賃貸仲介事業は、管理物件数の増加に伴い、仲介手数料や更新手数料が順調に推移したほか、グループの総合力を生かした法人取引の拡大への注力などが奏功した。その一方で、更なる顧客満足度向上のための人材育成への先行投資などを実施した結果、売上高88億6800万円(同3.2%増)、営業利益23億5200万円(同13.0%減)の増収減益で着地した。
売買仲介事業は、グループ各社の連携による法人取引の強化が奏功し、大型の事業用不動産取引が伸長。仲介手数料・取扱高は堅調に推移した結果、売上高102億300万円(同21.1%増)、営業利益42億5200万円(同35.6%増)の増収増益で着地した。
不動産管理事業では、都心エリアを中心に組織体制を強化し、管理物件の新規受託を推進。長期営繕計画による営繕工事の先行提案に注力。また、管理物件数の増加に伴う新規募集や更新時の賃料見直しの推進によって管理手数料や賃貸事業での売上が堅調に推移。また、営繕工事の大型化によってメンテナンス売上が増えた結果、売上高1025億9100万円(同7.7%増)、営業利益146億4300万円(同10.8%増)を計上した。
分譲不動産事業では、不動産セキュリティ・トークン「スターツ・アセット・トークン」への賃貸住宅3棟の譲渡や、「スターツプロシード投資法人」への賃貸住宅3棟の譲渡、新築分譲戸建て住宅「クオンガーデン文京千駄木」(東京都文京区、総戸数2棟)や分譲マンション「αグランデ越ヶ谷レイクタウン」(埼玉県越谷市、総戸数39戸)の完売などにより、売上高70億4300万円(同136.8%増)、営業利益8600万円(前期は営業損失2億3500万円)と黒字に転じると共に、契約残高3棟・34億9100万円を計上した。






























