国内住宅好調も増収減益で着地 住友林業25年12月期 決算
住宅新報 2026年2月24日 号 20面
連載: 決算

豪州Metricon社の買収効果や、好調な国内戸建て注文住宅事業の増収等により売上高は増加した一方、主要事業である米国住宅事業における販売戸数の減少や利益率低下に加え、Metricon社の経費が加わったことや、住友林業及び米国住宅会社の人件費増加などの販管費増が影響して減益となった。
住宅事業は、売上高5854億円(前期比7.9%増)、経常利益413億円(同17.3%増)。主力の戸建て注文住宅事業が前期から好調に推移している受注を背景に販売戸数が増加したことに加え、リフォーム事業も伸長したことで増収増益となった。
建築・不動産事業では、主力である米国住宅事業において販売戸数が伸び悩み、利益率も低下し、売上高、経常利益ともに前年を下回った。一方、豪州住宅事業ではMetricon社の連結効果に加え、西オーストラリア州での好調な販売が業績を押し上げ、増収増益。これらの結果、建築・不動産事業全体としては増収減益となった。
26年12月期の通期計画は、米国及び豪州住宅事業の販売戸数増加、国内住宅事業の販売棟数増加、米国不動産開発事業の案件数増加等で増収を見込むが、競争激化による利益率低下、人員増加等により、全体で増収減益となる見通し。なお同通期計画には、2月13日に発表された米ホームビルダーのTri Pointe Homes社買収の影響は含まれていない。
住友林業
決 算 25年12月
売上高 2兆2,675億円 (10.4%)
営業利益 1,687億円 (△13.3%)
経常利益 1,749億円 (△11.6%)
当期利益 1,066億円 (△8.5%)
予 想 26年12月
売上高 2兆5,900億円 (14.2%)
営業利益 1,570億円 (△6.9%)
経常利益 1,600億円 (△8.5%)
当期利益 950億円 (△10.9%)






























