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住宅大手・24年3月期決算 2社が増収、増益は1社 海外が拡大、リフォームも伸長

住宅新報 2024年5月21日 号 10面

連載: 決算

決算
住宅大手・24年3月期決算 2社が増収、増益は1社 海外が拡大、リフォームも伸長

 大和ハウス工業の住宅事業は、戸建て住宅が売上高9510億円(前年同期比8.5%増)、営業利益351億円(同24.5%減)、賃貸住宅事業が売上高1兆2502億円(同5.7%増)、営業利益1157億円(同5.5%増)、マンション事業が売上高4418億円(同8.8%減)、営業利益373億円(同8.6%減)。戸建て住宅は、海外事業が売上高4967億円(同15.5%増)、営業利益は315億円(同14.3%減)だった。

 旭化成ホームズは、22年11月に買収した北米・フォーカス社や23年2月に買収した豪州・アーデン社が連結対象となるなど、海外事業部門が伸長したほか、不動産部門が売上高・営業利益とも過去最高を計上。リフォーム部門も太陽光発電、蓄電池などの設備工事が大きく伸び、増収増益で着地した。主力の建築請負部門は減収減益だったが、大型化・高付加価値化戦略が浸透。下期の受注金額は前年比を上回り推移した。

 積水化学工業住宅カンパニーは、上期の受注減が業績に影響したものの、棟数減の影響は、棟単価の上昇で相殺。住宅事業の収益性強化策は計画通りに進ちょくした。リフォーム事業も伸長。まちづくり事業は、売上高が前年をわずかに下回ったものの、新規プロジェクトの仕込みは順調に推移した。

飯田GHDは減収減益

戸建ては利益率減も増収

 ビルダー最大手の飯田グループホールディングスは、売上高はほぼ横ばいで着地。営業利益率は4.1%(前期比3.0ポイント低下)だった。セグメント別では6社グループ中4社が増収した。

 主力の戸建て分譲事業は売上収益1兆2174億4500万円(前期比0.5%増)、売上総利益1481億2400万円(同24.2%減)の増収減益。販売棟数は4万493棟(同0.8%減)、平均価格は3006万円(同1.3%増)だったが、売上総利益率は12.2%(同4.0ポイント低下)にとどまった。

 マンション分譲事業は、売上収益735億2000万円(前期比14.7%減)、売上総利益155億9800万円(同13.4%減)の減収減益。販売戸数は1740戸(前期比29.1%減)にとどまった。一方、平均販売価格は3964万円(同1.7%増)、売上総利益は21.2%(同0.3ポイント上昇)だった。

 注文住宅などの請負工事事業は売上収益758億4400万円(同3.3%増)、売上総利益191億6100万円(同21.8%)の増収増益で着地した。注文住宅の引き渡し棟数は2587棟(同14.8%減)にとどまったものの、平均価格は2041万円(同3.6%増)だった。

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