連載 記事一覧
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地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (78) 自然災害の教訓を生かそう(1) ブラックセプテンバー 北海道で電源喪失
災害が影響した9月 18年は、訪日外国人観光客数が、ついに3000万人の大台に乗ったとJNTO(日本政府観光局)が発表した。目標の数値には到達したものの、実は18年9月の訪日外客数は、17年9月の2288万人を12万人下(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 50 シェアハウス等ADR総合対策室 スルガ銀行不正融資の解決支援
19年1月、スルガ銀行シェアハウス不正融資トラブルは新たな局面を迎えています。債務者とスルガ銀行が不動産ADRにおいて調停を実施、和解への道を模索するというケースが出てきているのです。 現在、NPO法人日本(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(34) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 那覇〝神の島〟瀬長島 戦禍による壊滅から復興 豊かな観光資源掘り起こす
那覇空港滑走路の南300メートル程の距離に面積約0.18平方キロメートルほどの小島がある。小島の名は瀬長島という。滑走路に近いことから、空港を発着する大型旅客機が低空で飛び交うため、大迫力で航空機を眺めら(続く) -
社説 定期借家権普及の好機 外国人労働者増える今こそ、世界標準に
今が定期借家権を普及させるチャンスである。 その理由の第一は、入管法の改正によってこれからの賃貸住宅市場は外国人労働者の受け入れを本格化させる必要があるということだ。外国人と日本人が同じ賃貸住宅(続く) -
ひと 自ら実践し、地域にコミュニティを 地域活性化に取り組むインバウンドコンサルタント 此松武彦さん
本紙3面に連載中の「地域が変わるインバウンド」で、日本の様々な地域を紹介。また、いち早く民泊に関する記述を各方面に展開している。そのきっかけは10年ほど前だという。 当時、東京ミッドタウンが開業。(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 483 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これはなんだか怖い家族(5) 付き合うのは辛いが・・・
しばらく音沙汰なしだったが、最近になって夜中にK氏から電話があった。表示される電話番号は登録してあるK氏のもので、私が電話に出るとK氏が「今、Yさんのアパートにいますが、管理会社の社長に私が投げ飛ばされ(続く) -
大言小語 土地の価値とは
「土地の価値が下がる」「学校レベルは高いし、習い事もしている。施設の子にはつらいのでは」……。耳を疑うような〝住民〟の意見が飛び交った。東京都港区南青山に、同区が建設を予定している「子ども家庭総合支援(続く) -
今週のことば リバース・モーゲージ(1面)
住宅などの資産を担保に高齢者に融資をし、死亡時に借入金の精算をする制度。通常の住宅ローンとは逆に、融資制度年金のように毎月融資をし、残高が増えていくのが特徴。債務者である高齢者が死亡した場合に抵当に(続く) -
ニュースが分かる! Q&A IR整備の有識者会議が基本方針提示 カジノ面積は「全体の3%」維持
男A やあ、この年の瀬にずいぶん上機嫌だね。何かいいことでもあったのかい? 友人B ふふん、それはもちろん有馬記念さ。自分の読みを信じて正解だったよ! A 相変わらず好きだね君も。〝博打百般〟といった(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 996 京王高尾線、西武新宿線(1) 高田馬場、上昇幅が拡大
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 京王高尾線 北野(続く) -
不動産現場での意外な誤解 賃貸借編112 貸家売買で貸主の地位を留保したら(2)
Q 前回は、貸家が居抜きで売買された場合の「貸主の地位の移転」に関する改正民法の規定(605条の2)について聞きました。その中で、改正民法が、貸主の地位が従前の貸主(旧所有者)に留保されている間の敷金の返還(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月8日(火) ◎不動産協会と不動産流通経営協会が新年賀詞交歓会を開催(東京都港区、ホテルオークラ) 1月9日(水) ◎全国住宅産業協会が新年賀詞交歓会を開催(東京都千代田区、ホテルニューオータニ) 1月10日(木) ◎(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第264回 減少する庇を考える コストアップも美観は普遍
【学生の目】 奥行き感のある建物には高級感がある。先日、千葉県の柏市のアパート(写真)を見たときにそれを強く感じた。奥行き感がある理由は、妻側住戸の外壁の小さな窓に庇(ひさし)をつけていることである。(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 西京極大門ハイツ (1) 京都市 右京区 資産価値の向上 リバースモーゲージ活用
西京極大門ハイツは、阪急京都線西京極駅、JR京都線西大路駅から徒歩10~15分に立地するRC造7階建て、4棟総戸数190戸のマンションです。駅近を至上とする最近のマンション建設の常識から見れば、駅から離れた郊外(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.173 マンション管理応援歌 「無関心」の意味もいろいろ…
無関心な人が多くて困る、何か対策はないか…よく相談されることです。アンケート調査でも、「無関心な人が多い」が課題の上位にあがります。では、「無関心」とは、どういうことか…。「無関心」を問題だという方に(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (77) 温泉は体験したいことの上位だ(5) 映像など先進的な大分県
オンパク発祥の地 大分県は、〝温泉県〟と名乗る通り、別府市、由布市、九重町など16市町村で温泉が湧出し、17年3月末における源泉総数は4385カ所、湧出量は2万80331リットル/分で、ともに全国第1位だ。 (続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 49 住宅建築コーディネーター(2) 施主の認識不足が原因のトラブル
家づくり(住宅建築)は、不動産や建築など実に様々な分野が絡み合い、何も知らない施主(お客様)にとって住まいを取得するまでのプロセスは非常に複雑です。そのため、多くの施主は工務店やハウスメーカーの担当者に(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(33) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 夕張市 炭鉱(ヤマ)の郷愁 エネルギー革命から半世紀 面影残し続ける炭鉱都市
夕張市は国内で唯一、「財政再生団体」に指定されている。17年度決算に基づく夕張市の健全化判断比率(速報値)の状況は、実質公債費比率が73.5%(市町村平均は6.4%)、将来負担比率は516.2%(市町村平均は34.5%)と突出(続く) -
居酒屋の詩 32 月さやか一人夜道に酒買う我 懺悔の心かなしかれども
一人で気軽に入れる馴染みの寿司屋があれば、それだけで寒い冬の夜でも楽しく帰ることができる。居酒屋は〝夫婦で経営する店にハズレなし〟が持論だが、寿司屋にもそれは当てはまる。お客さんに愛される店にしたい(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇25 生き方・新流儀 (上) 自宅を資金化し〝第二の人生〟
所有と利用を分離 「所有と利用の分離」は不動産の古典的概念だが、超高齢社会と低成長経済を背景に〝背水の陣〟とも呼ぶべき新種の活用方法が登場してきた。その典型が「自宅のリースバック」である。というの(続く)