連載 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第266回 木造の事務所 効率よりも景観配慮優先
【学生の目】 東京都の東に隣接する千葉県浦安市は、東京都24区と言われることがある。市内にはJR京葉線の駅が2つある。都市型大規模レジャー施設がある舞浜駅、「マリナーゼ」が暮らす新浦安駅の2駅で、いずれ(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 西京極大門ハイツ (2) 京都市 右京区 資産価値の向上 2つの高齢化問題に対処
西京極大門ハイツ管理組合法人の理事長である佐藤さんは、「2つの問題がある」と指摘します。 「1つは人の寿命を予見することができないために、貸付金を生活費として費消してしまっても、まだ生存しているとい(続く) -
マンション管理応援歌No.175 廣田信子の紙上ブログ 合意形成を学ばないと中学生に負ける?
最近の中学の「公民」の教科書では、マンションの合意形成も扱っていると聞き、どのような授業がされているのか調べてみました。 「対立」と「合意」、「公正」と「効率」は、現代社会をとらえる概念的枠組み(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (79) 自然災害の教訓を生かそう(2) 北海道の風評被害を吹き飛ばす
東日本大震災の教訓 18年は自然災害が多かった年だが、インバウンド向けには東日本大震災の教訓が生かされている点があった。それは、風評被害対策だ。被災地に遠慮するあまり、全く問題ない近隣のエリアが黙っ(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 51 カビ・ダニ測定技能士 賃貸住宅のカビ被害トラブル
世界一カビが成長しやすい国 カビにとって最も快適な環境は気温20度から30度、湿度70%以上であり、この条件下でカビは繁殖し、成長します。温暖で多湿な日本は、カビが成長しやすい条件が世界で最も整ってい(続く) -
2018年度ビル経営管理士試験問題・本社解答
2018(平成30)年度 ビル経営管理士試験試験問題・本社解答はプレミアム会員限定公開になります。(トライアル会員はご利用になれません) サムネイルをクリックするとPDFで試験問題・解答がご覧いただけます(続く) -
物流と不動産 その間にチャンスあり!(10) 「健全な危機感」を持ち、早期に経営を変革
日本の国債発行残高は1000兆円を超え、このまま推移すれば株価暴落、国家財政破綻の危機すら見えてきました。百年に一度、パラダイムシフトの到来です。将来の明暗を分ける重要な時期は、19年から23年までの5年間(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(35) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 吉井町 豊後街道の宿場町 歴史が息づく白壁造りの町 四季折々の祭りで賑わい
福岡県の南東部に位置し、西は久留米市、東は大分県日田市と接する位置にうきは市がある。当市は地形的には、南に耳納連山を抱き、北に「筑紫次郎」と称される筑後川が流れている自然に恵まれた地域であり、平坦部(続く) -
居酒屋の詩 (33) 山や雪知らぬ鳥鳴く都かな 酒場の隅で一人鳴く我
京成西船駅前の「今ちゃん」が閉店し、行き場を失った元常連客たちの放浪が始まっている。毎日のように顔を出していた証券マンのSさんに昨年暮れ電話をすると、やはり元常連のMさんとOさんの3人で、原木中山の「鯛(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇26 生き方・新流儀 (下) 感性を磨けば人生が変わる
住宅市場で「所有と利用の分離」が進めば、「家は日々の暮らしを楽しむためのもの」と考える人が多くなる。そして、ハードではなく暮らし(ソフト)がより重要ということになれば、住まい探しは「新築にこだわる必要(続く) -
築50年の工場+住宅をDIYでシェアハウス&貸しスペースに
2018年12月、北千住に、築50年の工場+住宅を改装した「Biene Biene」という物件がオープンした。駅から徒歩10分、古い住宅も残る一角で路地に面して工場があり、その背後に2階建ての住宅がある。改装後は、工場を土(続く) -
ひと 次世代リーダーを育成 4期目を迎える「からくさ不動産塾」の塾頭 中山善夫さん
ザイマックス不動産総合研究所社長。同社が主体となり、不動産業界の次世代リーダーを育成するために立ち上げた「からくさ不動産塾」が、今年4期目を迎える。 毎期、2回の選考を通過した約20人の塾生が、1年(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言484 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これはなんだか怖い家族(6)(最終章) 毎度の〝非常事態〟にうんざり
夕方、そろそろ店を閉めようと思っていたときに例の母親からメールが届いた。その家族からのメールは正直ろくな用件ではない。「長男がこれから自殺すると言っている」という物騒な内容。もう、勘弁してくれ、とい(続く) -
大言小語 〝平静〟ではいられない
一年の計は元旦にありと、昔からよく言われる。おそらく耳にタコで、聞き飽きた言葉なのだろうが、何かを始めるのに年明けは、いい時期なのではないだろうか。資格の取得、または、独立開業を考えている人もいるは(続く) -
今週のことば 海外交通・都市開発事業支援機構(2面)
日本に蓄積された知識、技術と経験を活用して、海外で交通事業や都市開発事業を行う人らに対し資金の供給、専門家の派遣その他の支援を行う。それにより日本の事業者の市場参入の促進を図ると共に我が国の経済の持(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 住まいトレンドは「2拠点生活」 空き家、民泊、シェア文化が後押し
妻 新しい年の始まりね。今年の干支は亥年で1周するし5月には元号も変わるわ。 夫 10月には消費税増税も控えているし、節目の年といった感じだね。 妻 あなたは仕事柄、今年の住宅・不動産業界の話題(続く) -
知って得する建物の豆知識 253 エスキース 熱中し過ぎに注意
本コラムでは度々「エスキース」という言葉を使っていますが、エスキース=Esquisseとはフランス語でスケッチや下絵のことです。例えば、画家が絵を描く前に自分の描こうとしている絵のイメージをラフに描きだした(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月8日(火) ◎不動産協会と不動産流通経営協会が新年賀詞交歓会を開催(東京都港区、ホテルオークラ) ◎全国住宅産業協会が新年賀会を開催(東京都千代田区、ホテルニューオータニ) 1月10日(木) ◎日本ビル(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第265回 21世紀の課題に挑戦 輸出したい〝スマートシティ〟
【学生の目】 不動産学部に入学すると、代表的な住宅地の田園調布や常盤台について学ぶ。いずれも1920から30年代に英国のガーデンシティを手本にした。今は高級住宅地だが、当初は中堅サラリーマン向けに開発(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.174 マンション管理応援歌 ピンチをチャンスに変えるイノベーションの年
明けましておめでとうございます。2019年はどんな年になるでしょうか。昨年はマンションを巡る問題が、繰り返しマスコミで取り上げられました。決して明るいとは言えない未来を、広くマンション居住者が知ることと(続く)