連載 記事一覧
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古民家宿の物語 日本全国リノベーション 104 茨城県つくば市「アイショウ」(下) 1日1組限定で特別な空間を創出
感度が高い外国人宿泊者も 宿泊は素泊まりを基本としながらも、3つの食事プランも用意する。地元惣菜店のお料理の提供、自炊用の有機野菜と米の提供、そして近隣カフェによる朝食プラン。どれも地域の食文化に(続く) -
不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編80 ~畑中学 取引実践ポイント~ 売主と買主を整理して対応を 「印鑑証明書と住民票」
売主は印鑑証明書、買主は住民票。売買の手続きに必要な書類は何ですか?と売主や買主に聞かれたとき、所有権移転登記に必要な書類として最低限案内する書類だ。新人の頃はこれらが分かりづらい。売主に住所変更の(続く) -
酒場遺産 ▶94 阿佐ヶ谷 酒肴 だいこん屋 今は亡き主人は文学青年
阿佐ヶ谷駅手前を右手の商店街に入ると、渋さの滲み出る酒場「だいこん屋」を見つけた。古い下駄拭きマンションの1階、立て付けの悪い引き戸を開けると、昭和にタイムスリップしたような飴色の空間が広がる。正面(続く) -
明海大学 不動産学部 第58回 不動産学の魅力 外国人の活躍を支える体制整備 不動産は多様な社会を築く最前線
日本では人口減少が社会全体に大きな影響を与えている。不動産市場においても、住宅需要の低下や空き家の増加が深刻な課題だ。このままでは地域経済の縮小に歯止めがかからず、社会全体の活力も失われる恐れがある(続く) -
2025 宅地建物取引士受験セミナー (25)
【問題3-21】 土地区画整理法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、この問において「組合」とは、土地区画整理組合をいう。 (1)組合施行の土地区画整理事業において、施行地区内の宅地に(続く) -
都心タワマンで実現しにくい商品 第14回
三井不動産レジデンシャルの「パークタワー川口本町」の続き。 ◎ ◎ ◎ この超高層タワーマンションは建物の魅力が大きい。といっても、スケールの大きさは都心タワマンと比べものにならない。(続く) -
社説 不動産業界 相次ぐTOB成立 危機対応であれば歓迎
インフレ進行とこれまでの金融緩和により資産価値の増大が続いている。住宅・不動産各社は、大手を中心に今期も最高益をうかがう情勢だ。ただ、過去最高益をたたき出すだけでは今や市場からは評価されない。安定収(続く) -
ひと 総合不動産ショップの本領発揮 FCの質を追い、価値を高めるピタットハウスネットワーク社長 山崎 隆明さん
フランチャイズ(FC)加盟店のサービス品質を追求し、ネットワークの価値を高める。それが山崎さんの使命だ。今年4月、ピタットハウスネットワークの6代目社長に就いた。賃貸、売買、管理という地域密着型の総合不動(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 808 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 入居女性から受けた相談 隣人のアプローチに困惑
店番中にスマホが鳴った。管理アパートの入居者である若い独身女性からだ。「ちょっと相談したいことがあります」と言う。もともとが神経質な人で、心を病んでいて、今は生活保護を受けているため日中もほぼ部屋か(続く) -
大言小語 岐路で一息
トランプ関税や人手不足、生成AIなど、様々なキーワードを見聞きした2025年上半期。生活者目線で一つ挙げるならば「高い」、これに尽きる。具体的な固有名詞ではないが、不動産価格を始め、コメや野菜といった食品(続く) -
今週のことば 復興公営住宅
一般的には「災害公営住宅」と呼ばれる。災害により住宅を失い、自ら住宅を確保することが困難な人に対して、公営住宅法や激甚災害法に基づき提供される、低廉な家賃の公営住宅。応急仮設住宅とは異なり、恒久的な(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 9月6日に「エアレースX」大阪で初開催 うめきたで観戦 万博会場と連携
夫 大阪・関西万博、やっぱり1度は行きたいなあ。 妻 でも、暑いのにどこも大行列みたいよ。「並ばない万博」を目指していたんじゃなかったっけ。 夫 入場者が連日15万人超らしいし、仕方ないんじゃ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1321 都営地下鉄大江戸線(2) 3駅が坪1000万円突破
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 大門 566(18.8/43.6) 418(3(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編237 借地権付建物売買での土地の欠陥は誰の責任?
Q.前回、借地契約における土地の借主の土地に対する修繕権限の行使に触れましたが、借地人が地主の承諾を得て、借地権を建物と一緒に第三者に譲渡した際の土地の欠陥についての責任はいかがでしょう。 A.1991(平(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、25年度「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の支援対象事業者を募集中。募集締め切りは、「課題設定型」「事業者提案型」「事業育成型」は第1回が6月30日(月)、第2回が8月18日(月)。「(続く) -
国交省幹部人事 事務次官に水嶋智国交審 不動産・建設経済局長は楠田氏、住宅局長は宿本氏
政府は6月24日の閣議で、国土交通事務次官を始めとした国土交通省の幹部人事を承認し、7月1日付で発令した。事務方のトップである事務次官として、水嶋智国土交通審議官(前職、以下同じ)を起用した。併せて、国土(続く) -
人事 伊藤忠都市開発
(6月25日)取締役常務執行役員(常務執行役員)甲本佳徳▽取締役執行役員(執行役員)稲垣晃一▽執行役員(建築技術管理本部長)中川伸之▽執行役員(総合開発本部長代行兼総合用地開発部長)安達長宏▽退任(取締役常務執行役員(続く) -
人事 中央日本土地建物グループ
(6月23日)取締役、中村茂樹▽監査役、松本年史▽監査役、鳥羽一郎▽監査役、鈴木善之▽退任(取締役)千代延郁男▽退任(監査役)門口真人▽退任(監査役)江川透▽退任(監査役)渡部毅彦 -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇182 人間らしい社会へ 不動産業が主役 地域と住まいを変革
最近は〝診察〟と言いながらも患者の顔色ひとつ見るわけでなく、パソコンに顔を向けたまま淡々と症状を説明するだけの医者が多い。患者を人間としてトータルに診る〝統合医療〟の考え方から日本はかなり遅れている(続く)