不動産学の魅力 明海大学不動産学部 記事一覧
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不動産学の魅力 第75回 明海大学 不動産学部 REITと不動産企業株式の魅力 投資の分析力を磨く糧に
不動産投資には、現物不動産の購入、不動産企業の株式取得、REITなどの方法がある。その中でも、少額から始められるREITや不動産株式は、個人投資家にとって現実的な選択肢だと考える。自らもREIT投資を実践してお(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第74回 リノベ 空き家・空き施設活用 人が集まり経済活動が活性化
授業の一環で空き家・空き施設の活用について調べ、その中で特にリノベーションによる活用について興味をもった。近年空き家は増加傾向にあり、様々な社会問題をもたらしている。国土交通省によると、全国の空き家(続く) -
不動産学の魅力 ダイヤ改正が不動産市場に及ぼす影響 京葉線沿線の住宅価格が約5%低下 明海大学 不動産学部 第73回
少子高齢化が進展している日本では、地方や郊外部で公共交通機関の縮小が起きている。交通利便性の低下は、そこに居住した場合の移動費用を上昇させるため、不動産市場に何らかの影響をおよぼすと考えられる。(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第72回 福岡の不動産高騰と学生の生活 成長都市の姿と、そこで暮らす現実
福岡の街は、今、急速に変わりつつある。25(令和7)年の公示地価では、住宅地の上昇率が全国3位、福岡市に限れば前年比9%と全国トップレベルの上昇率を示した。ニュースでは「経済の活気」として取り上げられるが、(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第71回 社会実践教育体験記 多角的視点で地域資源を磨く
幼少期から私は間取りやインテリアに興味を持ち、郵便受けに入った住宅情報チラシをよく集めていた。幼少期から興味のあった「家」や「まち」について専門的に学べるという点と「日本で唯一の不動産学部」という点(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第70回 シティホテルの経営と資産価値 高級感と親しみのバランス鍵に
オリエンタルホテル東京ベイの外観は、都会的でありながら温かみのある印象を受けた。シンプルで落ち着いたデザインは、ビジネス利用者にも家族連れにも配慮されたもので、駅直結というアクセスの良さと相まって、(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第69回 不動産業界の未来 限定提供データの活用が変える
不動産業界ではAIやビッグデータを活用したデジタル変革(Digital Transformation=DX)が進んでいる。特に、特定の者に提供される非公開の営業情報のことを指す限定提供データの活用が不動産業界の業務効率や顧客サ(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第68回 生活ルールを全入居者に徹底を 集合住宅 賃借人同士の騒音トラブル
集合住宅における騒音トラブルは、賃貸人・賃借人双方にとって深刻な問題だ。賃借人同士で騒音トラブルが起きても、賃貸人が気づかないこともある。賃貸人をA、賃借人をBとCとし、BがCからの騒音に悩まされている(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第67回 不動産学との意外な接点 音楽の「場」をつくる力ー
私は音楽活動を通じて、「人が集まる場所」には特有のエネルギーが宿ることを肌で感じてきた。 高校・大学とバンド活動に打ち込み、路上ライブにも挑戦してきた中で、ある商店街での演奏経験が特に印象に(続く) -
不動産学の魅力 明海大学不動産学部 第66回 不動産とサウンドスケープ 質の高い空間を「音」が創る
不動産には建物や土地という印象が強くあるが、広く捉えれば「人が暮らし、活動する空間そのもの」を指すと言える。建物や土地といった物理的な構造だけでなく、そこに流れる時間、空気、光、そして〝音〟といった(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第65回 ドア、どーあく ? ドアを新しい視点で考える
不動産学部では2年生から設計演習がスタートする。学年が上がるにつれ、街並みや共有地マネジメントを意識した約50戸の住宅地計画やホテル不動産の開発企画書作成を行うが、その最初の一歩として、作図の基礎的技(続く) -
不動産学の魅力 「不動産を動かす」 キープ&チェンジ時代の曳屋 明海大学 不動産学部 第64回
「曳屋」とは、建物を解体せずにそのままの状態で移動させる建築工法である。私が「曳屋」を初めて知ったのは、テレビ番組で古民家再生プロジェクトを見たときだった。建物は不動産、つまり土地に定着するものだと(続く) -
不動産学の魅力 EV車充電スタンドを設置する問題点 分譲マンション対応が課題 明海大学 不動産学部 第63回
日本では2035年までにガソリン車の新車が販売終了になる予定だ。今はまだガソリンスタンドの方が多いが、国は「電気自動車等の車両の普及と充電インフラの整備は、両輪で進めていくことが必要」としていて、今後は(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第62回 住まいの価値と維持管理の工夫 築年数で測れない面白さ実感
大学の授業の一環で、神奈川県にあるH団地を見学した。H団地は1970年代に日本住宅公団から分譲された600戸からなる高経年団地型マンションである。H団地の住棟は階段室型5階建てであり、エレベーターが設置されて(続く) -
不動産学の魅力 第61回 明海大学不動産学部 防災集団移転促進事業 自分ごとで地域の将来を捉える
6月末に大洗町が開催した第4回「防災まちづくりワークショップ」に参加した。茨城県大洗町の堀割・五反田地区では、72戸を対象に防災集団移転促進事業(以下、「防集事業」)が進んでいる。 防集事業は、災害発生地(続く) -
不動産学の魅力 第60回 学校統廃合による不動産需要の変化 持続的な発展を可能とする
少子化の影響で学校の統廃合が年々増加していることを知った。文部科学省の学校基本調査によるとここ20年間で5938校の公立小中学校が廃校になっている。学校統廃合が統廃合対象地域の不動産需要に与える影響(続く) -
不動産学の魅力 日常の街並みの意味 見世蔵と間口税の関係で知る 明海大学 不動産学部 第59回
2年次に履修した都市計画の授業で、「見世蔵」と「間口税」の関係について知る機会があった。「見世蔵」は、江戸時代に多く建てられた日本の伝統的な建築様式の一つで、商家や店舗として利用される土蔵のことをい(続く) -
明海大学 不動産学部 第58回 不動産学の魅力 外国人の活躍を支える体制整備 不動産は多様な社会を築く最前線
日本では人口減少が社会全体に大きな影響を与えている。不動産市場においても、住宅需要の低下や空き家の増加が深刻な課題だ。このままでは地域経済の縮小に歯止めがかからず、社会全体の活力も失われる恐れがある(続く) -
不動産学の魅力 明海大学不動産学部 第57回 不動産投資の国際化とIT ブロックチェーン技術が浸透
ブロックチェーン技術は、情報の透明性、信頼性を飛躍的に高める革新的な仕組みとして、情報化社会において近年急速に注目を集めている。ブロックチェーンとは、取引記録などの情報を暗号技術を用いて分散的に管理(続く) -
不動産学の魅力 台湾の不動産と投資市場の現状 売却益狙いの短期投資が主流 明海大学 不動産学部 第56回
初めて台湾を訪れ、公共交通機関を利用しながら街を巡り、東京と比較して都市のスケールの違いを実感した。道路沿いには高層ビルが立ち並ぶ一方で、一歩路地に入ると築年数の経過した建物や倉庫のようなビルが目立(続く)





