連載 記事一覧
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社説 創造する賃貸住宅管理業 地域連携のポテンシャル示せ
地域連携型の管理の本領発揮が求められている――。国土交通省は9月、賃貸住宅管理業の今後のあり方を検討する議論を開始した。賃貸住宅管理業法の全面施行から丸4年、複雑化する業務と多様化する入居者ニーズを踏ま(続く) -
ひと 人に寄り添う仲介業を SNS戦略で集客・協業成果を出すイーエム・ラボ社長 榎本 佳納子さん
東京23区を中心に仲介業を営む。3人一組のチーム制を導入し、顧客起点の接客を目指す。DXによる業務効率化も図り、他社の営業担当者が接客に使える資料や物件確認の仕組みを整備。主力の売買仲介では、顧客の3割を(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 820 賃貸現場の喜怒哀楽 詰めの甘い営業マン もう缶コーヒーは出さない
店に飛び込みで営業マンが来ると、商談にならなくても、「冷たいものを飲んでいきなよ。缶コーヒーなら微糖かブラック、お茶なら濃い目か普通、コーラもジンジャエールもあるから、好きなのをどうぞ」と言って提供(続く) -
大言小語 ハッピーではない
IT技術の発達で不動産投資の世界は様変わりした。プロから素人のサラリーマンまでプレーヤーの顔ぶれも多岐にわたっている。 ▼不動産テック企業は不動産投資の定量的な評価を行っている。インターネット上に(続く) -
今週のことば 成熟社会の共感都市再生ビジョン
国土交通省の有識者会議「都市の個性の確立と質や価値の向上に関する懇談会」が、24年11月の発足からの議論の「中間取りまとめ」として25年5月16日に公表したビジョン。人口減少等の社会経済情勢を踏まえ、中長期(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 宅建業の「リスキリング協議会」設立 能力向上の将来図提示を
後輩記者 9月も彼岸が明けてだいぶ過ごしやすくなってきましたね。スポーツ、味覚、読書など、今年はどんな秋となりますか? 先輩記者 10月の住生活月間を前に、業界的には〝学びの秋〟だな。宅建試験を始め(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1333 東京メトロ有楽町線(1) 好調湾岸、3割上昇目立つ
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 辰巳 432(20.3/87.0) 322(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編249 業者売主物件の重説を仲介業者が間違えたら?
Q.宅建業者が自社物件を売る際に他の業者に仲介依頼をすることがありますが、仲介業者が買主に対し間違った重要事項説明をし損害を与えた場合、その責任はどうなりますか。 A.その場合、間違った説明をした仲介業(続く) -
不動産鑑定士レター 短答式試験の受験者数が大幅増 広報とSNSが拓く新たな地平
不動産鑑定士短答式試験は、2006年からスタートしたが、長らく受験者数の減少傾向が続いていた。土地や建物の価格評価を担う専門職でありながら、他士業に比べて知名度が低く、実務のイメージが湧きにくいことなど(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、地籍調査事業に対する表彰制度「ミチセキアワード2025」の対象となる地方自治体や事業者等を募集中。締め切りは10月31日(金) ◎国土交通省は、「中小ビルのバリューアップ改修投資の促進に向けたモ(続く) -
J-REITトピックス
【決 算】 (9月12日発表) ヘルスケア満室稼働も減配 ・ヘルスケア&メディカル投資法人の25年7月期決算は増収減益だった。営業収益は25億4700万円(前期比1.0%増)となり、当期純利益が10億1700万円((続く) -
人事・機構改革 野村不動産ソリューションズ
(10月1日) 機構改革=(1)流通事業本部は「錦糸町営業部」を新設。(2)法人営業本部は「リサーチ・コンサルティング部」を廃止。(3)「契約統括部」を新設し、その管理下に「契約調査部」「契約審査部」を新設。(4)全(続く) -
人事・機構改革 三菱UFJ不動産販売
(10月1日) 営業企画室長、執行役員営業企画推進部長兼営業推進室長竹原淳▽経営企画部長(営業企画推進部営業企画室長)、執行役員長尾龍夫 三菱UFJ信託銀行(株)に帰任(経営企画部長)小泉光典▽同(経営管理部長)(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇194 今こそ「終身借家権」 賃貸を終の棲家に 単身社会を救う妙手
人は生まれてくるときも一人ではないように、死んでいくときも誰かの世話にならざるを得ない。それなのに、今の日本ではたった一人で暮らす単身世帯が全世帯の4割以上にもなっている。一人暮らしは高齢になるにつ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 112 山梨県甲州市「るうふ 蔦之家」(中) 地域の記憶に敬意を払う
家主の想いを預かる 山梨県勝沼町に位置するその建物は、古民家再生事業を手がけるLOOOFによって再生され、1日1組限定の宿「るうふ 蔦之家」として2023年に生まれ変わった。 きっかけは、LOOOFが北杜市で(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第84回 問われているのは外国人との共生
前回は重要土地等調査法における特別注視区域について意外と身近にあるため、我々宅建業者も留意する必要がある旨のことを書いた。これは特別注視区域内の土地等(面積200m2以上)の売買等の取引の際に売主・買主双(続く) -
酒場遺産 ▶104 東京・五反田 日南 人気の定番もつ煮込み
五反田は興味深い街である。東には白金台、御殿山といった、かつての武家屋敷や大名屋敷があった高台が広がり、西側には上大崎、池田山などの高台があり高級住宅地として知られている。そうした高台に囲まれた目黒(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第69回 不動産業界の未来 限定提供データの活用が変える
不動産業界ではAIやビッグデータを活用したデジタル変革(Digital Transformation=DX)が進んでいる。特に、特定の者に提供される非公開の営業情報のことを指す限定提供データの活用が不動産業界の業務効率や顧客サ(続く) -
2025 宅地建物取引士受験セミナー (36)
【問題4-26】 宅地建物取引業者Aが自ら売主として、宅地建物取引業者でないBとの間で締結する甲建物(完成済み、代金額4,000万円)の売買契約に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法及び民法の規定によれば、(続く) -
住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄 第25回 慧眼を開く 不動産好況8年、そろそろ〝頃合い〟か
「今買わないと、一生買えなくなる」 これは、住宅を売るときの殺し文句になっていた。この先、更に値上がりする。だから、手が届くうちに買っておきましょう、と説明すると、なるほどその通りだと多くの人が(続く)