連載 記事一覧
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一般財団法人日本不動産研究所(18) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 長野県「千曲川ワインバレー」 東御市を中心にワイン特区、8市町村に 品質の高さ、内外から評価
幕末から明治にかけて、長野県は山々に囲まれた地理的条件から、蚕の餌となる桑の栽培が盛んであったため、かつては「蚕糸王国」として栄えていた。昭和恐慌以降、養蚕・製糸業が衰退する中、山の斜面を利用した桑(続く) -
居酒屋の詩 本多信博 (17) 昼は喫茶店、夜は居酒屋 東京・神田神保町「まつ」
新・中間省略登記で知られる九段下の「フクダリーガル司法書士法人」を訪ねたとき、30分も早く着いてしまったので、昔ながらの喫茶店を探していたら「コーヒー200円」の小さな看板が目に入った。コンビニに行けば1(続く) -
幸福論的「住宅論」 住宅評論家本多信博 ◇10 子供にとって〝家〟とは 祖父母がいなければ不幸
住宅はこれまで、「内需の柱」と言われてきた。しかし、これからは「国づくりの柱」とならなければならない。 日本の高度成長時代は都市にあっては人口過密、地方にあっては公害病などの問題を引き起こしたが(続く) -
戸建をインバウンドに活用。建築基準法改正で一戸建ての旅館転用等が容易に
■木造3階建てで旅館業がOKに 注目の改正ポイントは二つ。一つ目は、旅館業の許可に関する内容だ。現在、都心近くには木造3階建て住宅も多いが、これまではこうした建物で旅館業の許可を得ようとすると、耐火建(続く) -
社説 定期借家普及の好機に 事前説明と重説は兼ねても可
定期借家権の普及を拒んでいた要因の一つに、従来から「事前説明は重要事項説明とは別個に書面をもって行われなければならない」という解釈がなされてきたことがある。そのことが、定期借家は手続きが煩瑣との印象(続く) -
ひと 透明度を高め、個々の能力引き出す JLL日本法人で市場の調査や分析を行っているリサーチ事業部長赤城威志さん
世界的な総合不動産サービス会社のジョーンズラングラサール(JLL)。日本法人のリサーチ部門でトップを務める。大学生の頃から不動産業界と関わり「川の流れに流されてきたようなもの」と笑う。 バブル期は大学生(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言467 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 プロパンガス業者間の激しい争い(3) 切替阻止画策も値上げか
プロパンガス業界の内情を外部の人間の観点から少し整理しておきたい。昔は「納入業者を当社に替えてくれたら1棟につき数十万円、あるいは1部屋につき10万円支払います」と言って管理会社に営業を仕掛けてきたのだ(続く) -
大言小語 住み続けられる地域とは
限界集落とか、買い物難民という言葉が使われ出したのは20年以上前。最初は地方の中山間地の話だったが、それが地方都市近郊へ、最近では東京周辺の老朽化したニュータウンや団地でも問題になっている。高齢者世帯(続く) -
今週のことば 事項要求(1面)
国土交通省など各省庁が概算要求を財務省に出す際、個別政策の予算要求額を明示せず項目だけ記載すること。政策が細部まで決まっておらず、予算額が不明な場合などに用いられる。19年度予算では、消費増税に伴う需(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 自動運転タクシーで実証実験 世界初、画期的な第一歩か 実用化と定着、普及は別物
デスク いよいよ自動運転の時代到来か。ロボットメーカーのZMPとタクシー事業者の日の丸交通が東京・大手町と六本木を結ぶルートで自動運転タクシーサービスの実証実験を始めたが、なんと世界初の試みだそうだな(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 980 東急東横線(1) 都立大学が300万円迫る
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆東急東横線(1) 渋谷 (続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編114 抵当権の処分とはどういうことか?
Q 抵当権者は抵当権を処分することができると聞いていますが、それはどういうことでしょうか。 A 抵当権者が、その権利や順位を、無担保権者や後順位者の利益のために譲渡あるいは放棄し、配当面での変更を(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 首都圏市場動向(下)「18年後半戦」 消費増税を前に郊外で供給増
トータルブレインのレポート「首都圏マンション市場の18年前半戦総括と、後半戦以降の課題と展望」の2回目。同レポートでは、後半戦は、19年10月からスタートする消費税率引き上げ(8%→10%)への対応として、ディベ(続く) -
中古マンション価格 天気図 東京カンテイ 7月 天候改善は14地域 「晴れ」17地域で最多
天気概況 7月は「晴れ」が17から19地域に増加、「雨」は2から5地域に増加。「曇り」は13から10地域に減少。7月度は前月から引き続き中国、九州地方でおおむね強含み、北関東でも強含みの傾向が見られた。一方で、(続く) -
鑑定士協連レター ものづくり静岡県 現在の立ち位置と将来への不安
静岡県の最大の特色は日本第3位のものづくり県であることで、その基礎は静岡から半径300キロメートル圏内に日本の人口の60%以上、日本のGDPの70%以上が集中する日本最大のマーケットが存在することにある。 この(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎公認ホームインスペクター資格試験受験申し込み受付中(締め切りは9月14日まで) ◎公認不動産コンサルティング技能試験受験申し込み受付中(9月18日まで)◎賃貸不動産経営管理士試験受験申し込み受付中(9月28日) ◎マン(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第248回 立体交差の安全と危険 歩行者道路を改善する提案
【学生の目】 市域の4分の3が埋立地の浦安市は、東京湾の最も奥の位置にある。西側は東京都に接し、羽田空港への時間距離は近い。東側は京葉工業地帯が広がり、成田空港につながる。このため、2本の鉄道と幹線道(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ファミール伏見(2) 京都市伏見区 価値を保つ秘訣 大規模な耐震改修
管理組合は区分所有者、自治会は賃借人を含む全居住者で構成。そこから管理組合の階段理事14名を含む約40人の理事を選出し、管理組合に1人の理事長と2人の副理事長を、自治会に正副会長1人ずつを選任します。さら(続く) -
マンション管理応援歌No.158 廣田信子の紙上ブログ 直接コミュニケーション頻度と信頼関係
管理組合の合意形成には、顔を合わせるコミュニケーションが欠かせません。世の中の流れは、SNSを活用しての意見交換、決議をする方向に進んでいるようですが…。でも、対話するのと、ネット上では、同じ内(続く)