連載 記事一覧
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ひと 地面師に立ち向かうには セミナーで対策を訴える渡邊不動産取引法実務研究所代表 渡邊秀男さん
千葉県不動産鑑定士協会や大手鉄道会社など、今、対策セミナーで引っ張りだこ。不動産の取引関係者が地面師などにだまされない、利用されないための方策を話している。 「これからますます地面師事件は増えて(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 476 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 家主の心変わりにショック 「店を開きたい」、だが実は…
何度か当社を訪れているお客さんから「インドカレーの店を開きたいので、店舗を紹介してほしい」との依頼を受けている。「この辺りはインドカレーの店が何店舗かあるので競争は厳しいですよ」と言ったのだが、「既(続く) -
大言小語 〝人間産業〟
人の生活と不動産は切り離せない。だから不動産業は〝人間産業〟といわれる。しかし、社会には様々な階層の人がいるから、ひとくちに人間産業といっても、その実相は多様だ。 ▼社会的弱者のための住まいを確保す(続く) -
今週のことば 不動産情報サイト事業者連絡協議会(1面)
不動産景品表示規約などの規則を順守すべく自主ルールを設けている不動産情報サイトが集まり、情報発信などのルールを定め、広告の適正化を図り、情報基盤の技術的研究などを行っている協議会。02年にアットホーム(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 上昇続く不動産価格指数、投資に追い風か マンション以外も安定感
男 いやあ、お待たせ。おや、それ今日の新聞? ふうん、またお国がサブリース契約への注意喚起をしている。特にオーナー志望者が対象みたいだけれど、滅茶苦茶な事件もあったし、やっぱり不動産投資ってのは怖い(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 989 JR青梅線 立川が好調、築浅も増加
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR青梅線 (続く) -
知って得する建物の豆知識 249 格子・連子 美しい光のコントロール
京都の町家や高山の歴史保存地区を歩くと、アイコンとしての町並みをつくり上げているのが屋根瓦と土壁、そして「格子」や「連子(れんじ)」です。格子は平安時代に神社仏閣や貴族の住宅である寝殿造において「仕切(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第257回 遊び心感じる人気の街 中古住宅の魅力向上に意識改善
【学生の目】 東京の住みたい街ランキングで、過去に何度も1位にランクインするなど人気が根強い恵比寿。日本の首都東京の中でも、他の地域に勝る魅力があること興味を惹かれ、現地に行ってみたところ、ひと(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 芝浦アイランド (1) 東京都港区 タワマンの清掃活動 クリーンコミュニティ
JR山手線「田町」駅から徒歩約8分。周囲を運河に囲まれたエリアは「芝浦アイランド」と呼ばれています。4棟の高層マンションが建つほか、公園や公開空地を結ぶ緑の遊歩道やスーパー、医療施設、幼稚園などの公共公(続く) -
廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌No.166 思いもかけない健康寿命の秘密
NHKで紹介された「健康寿命」に関するAIの分析結果にびっくりしました。「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間で、肉体の寿命との差が平均10年あるのです。この10年間に掛(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (70) 日本の城はエキゾチックだ(2) 名古屋城は再建と武将隊で話題
木造への改修計画 名古屋では、名古屋城天守閣を木造に再建するプランが進行中だ。武将の聖地としてのブランディングを進めているのも要因の一つだろう。 総事業費は約470億~500億円で、完成は、東京五輪(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (42) ISHI公認ホームインスペクター(2) 地震きっかけで発覚した住宅の欠陥
ホームインスペクションは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が第三者的な立場から、また専門家の見地から住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極めてア(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(26) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 笠間市 御影石の産地 就農者減少で進む農地の荒廃 移住呼び込む農村体験
地域資源の恩恵 笠間市は東京から約100キロ、茨城県の県央西部に位置し、三方を山々に囲まれ、年間を通して気候は穏やかで、古くから日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社の鳥居前町、また笠間城の城下町とし(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇18 改正民法施行まで1年半弱 本格的〝契約社会〟は日本になじむか
改正民法の施行(20年4月1日)まで1年半を切った。その特徴を簡潔にいえば、「契約趣旨」と「契約文言」の重視である。例えば、契約違反(債務不履行)について従来は、「責めに帰すべき事由(の有無)」が問題となって(続く) -
居酒屋の詩 (25) 会長は 哀しからずや 今日の空明日の空にも 染まず微酔う
かつて住宅新報社で総務局長を務めた人がいた。退職後は郷里の山梨(笛吹市)に帰り、今はぶどうの栽培に精を出している。 毎年秋になると巨峰、マスカットベリーなど数種類の甘いぶどうを届けてくれる。その甲州の(続く) -
社説 少子高齢社会の新ビジネス 市場縮小跳ね返す視点を
不動産業はドメスティック(国内)産業の代表格といわれる。一部では、海外不動産投資や、海外でマンションや戸建て住宅を販売する動きも盛んだが、中小規模の不動産会社には限界がある。そのため、少子高齢社会の今(続く) -
ひと たどり着いた低利融資で物件取得 マル経融資で収益物件を購入した丹治不動産管理社長丹治眞人さん
千葉県習志野市内に所有している築20~30年の木造アパート3棟を自主管理する管理会社、丹治不動産管理を立ち上げたのが3年前。自ら社長として、日ごろから入居者募集のため、近隣の親しい仲介会社への営業回りは欠(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言475 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 駐車場探し、むなしい結果に… 「せめて返信は欲しい」
店番をしていたら珍しく飛び込みのお客さん。30歳過ぎくらいの男性で、「この辺りで駐車場を探しているのですが」とのこと。使用するのは奥さんらしい。それで、自宅と勤務先の所在地を聞くと、店の外に出て奥さん(続く) -
大言小語 揺らぐもの
今、触れずにいられない話題と言えば、建物に使われる免震・制振用ダンパー装置の「検査データ改ざん問題」になるだろう。建設・不動産業界だけではなく、世間一般を震撼させたことは間違いない。ただ、これら装置(続く) -
今週のことば 免震・制振(1面)
免震は、基礎部分にゴムやオイルダンパーなど伸び縮みする装置を置き、地震の揺れが建物に伝わりにくくするもの。制振はオイルダンパーを建物の内部などに設置して、地震や強風の力を吸収して振動エネルギーを低減(続く)