大言小語 記事一覧

大言小語
住宅新報に連載中の1面コラム、「大言小語」です。
  • 大言小語 あなたの漢字は

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     師走の代名詞でもある「今年の漢字」が発表され、「安」が選ばれた。流行語大賞との連想だと「爆」が選ばれてもおかしくなかったが、2位とのこと。ちなみに3位は「戦」ということで、やはりISなどによるテロが今年(続く)
  • 大言小語 企業の社会的責任とは

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     企業の社会的責任とは何か。世に役立つ商品やサービスなどを提供する、利益を出して相応の税金を納める、更に多くの雇用を確保する――ことで国や地域に貢献し社会を安定化させることだと教えられた。だが、その答え(続く)
  • 大言小語 「1年が早い」理由

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     今年も重大ニュースをお届けする時季になった。よく、「年をとると1年が早い」と言われる。それは実感しているところだが、問題はその理由だ。もしかしたら、年齢には関係なく、時代・世相の変化かも知れない。  (続く)
  • 大言小語 流行語で年を振り返る

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     早くも師走を迎えて、今年も残り僅か1カ月となった。あっという間に1年が過ぎた感があるものの、今年流行ったこと、重大な出来事、ハッピーニュースがまるで古い出来事に感じてしまうのはやはり年のせいだろうか。(続く)
  • 大言小語 コミュニティ活動

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     数年前、田舎に戸建て住宅を購入した際、地域の自治会に加入した。指定された近くのごみ置き場では、利用者が順番で掃除を行うルールがあり、清掃の順番に入れてもらい、ゴミ置き場を利用するためには、自治会に加(続く)
  • 大言小語 若さの特権

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     「若いっていいな」。改めて思った。住宅・不動産業界への就職を希望する学生たちの真剣な眼差し。背筋を伸ばし、食い入るように説明を聞いている。質問や受け答えは純粋なものばかり。夢と希望を堂々と語るその姿(続く)
  • 大言小語 同調主義とさよなら

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     先日、東京・日野市がオープンした産業連携センター「PlanT」を取材した際、いつものようにいただいた資料を日野市のA4判の公用封筒に入れて、持ち帰った。それから何日か経った後、日野市の封筒がニュースを騒が(続く)
  • 大言小語 現場仕事を大切に

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     20年東京五輪・パラリンピックの招致が決まってから2年余。残念ながらムードは盛り上がっているとはいえない。新国立競技場問題とエンブレム問題が招いた空白が要因だ。緊縮財政の中での杜撰な取り組みに厳しい国(続く)
  • 大言小語 スキャンダルにするな

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     「人間を幸福にしない日本というシステム」などの著書があるオランダ人ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、「日本ほど一般の人々がその職務に熱心な国は世界のどこにも見当たらない」と述べている(続く)
  • 大言小語 合格は出発点

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     10月第3週の日曜日、今年も宅建試験が全国で一斉に実施された。例年と違っていたのは、今年は宅建業法改正に基づいて、宅建主任者から宅建取引士に名称が変更された第1回の試験だったこと。それも追い風となったの(続く)
  • 大言小語 改善に向けた努力

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     健康診断の結果、3カ月後に再検査となった。診断結果には様々な記載があったが簡単にいうと太り過ぎ。40歳を過ぎた今でも若い頃と同じような、大量の炭水化物、肉中心の食生活が原因か。ジョギングには何度も挑戦(続く)
  • 大言小語 変わる難しさ

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     10月に入り、クールビズを終了した企業もチラホラあるようだ。ネクタイを結ぶ朝の十数秒は何となく惜しい気がするが、締めることで朝から「ピリッ」とした雰囲気を味わえる。当社は一応10月末までだが、「今日は何(続く)
  • 大言小語 仲間意識を持って

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     思わぬ活躍がそのスポーツの存在価値を再興させる。ラグビーW杯日本代表は、世界3位の南アフリカチームにラストワンプレーでトライに成功、大金星を挙げた。日本が沸いた。しかし、多くの人がなにかしら違和感を覚(続く)
  • 大言小語 地方活性化の主役は

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     地方創生という掛け声とは裏腹に、地方都市が退潮傾向から抜け出せていない。15年都道府県地価調査でもそれが表れ、三大都市圏と札幌、仙台、広島、福岡などの一部で回復傾向が継続したが、大方の道府県や地方都市(続く)
  • 大言小語 予期できないゆえに

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     予期しない大規模な自然災害が続く。記録的豪雨で鬼怒川が決壊し、茨城県常総市の住宅地が濁流にのみ込まれた光景は改めて自然の猛威を知らしめた。 ▼これまで、関東で多くの人たちが近く起こるかもしれない自然(続く)
  • 大言小語 売別荘でホームパーティー

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     8月も終盤の日曜日に、かつて別荘地としても賑わった湘南・稲村ケ崎の小高い丘に立つ築古の売別荘で開かれたバーベキュー大会に誘われた。この物件を扱う不動産会社の社長が発起人となり、友人関係を中心に20人ほ(続く)
  • 大言小語 冷房に慣れた体

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     猛暑日の連続記録が更新されるなど、今年の8月上旬は本当に暑い日が続いた。熱中症で病院搬送された人も多く、まさに「危険な暑さ」だった。夜になっても気温は下がらず、毎日冷房をつけたまま寝ていた。以前、冷(続く)
  • 大言小語 節目の年

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     成人式や還暦など、めでたい「節目」は大いに歓迎だが、できれば遠慮したい節目もある。人生2回目の「本厄年」。あと4カ月程で終わるが、「なかなか手強い」と苦笑いしている状況だ。  ▼思えば、1回目の25歳の時(続く)
  • 大言小語 祈りを捧げた大男

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     戦後70年節目の日の広島で、赤毛の大男が原爆ドームに並んでいた。プロ野球阪神タイガースのマット・マートン選手だ。「True peace can be found in Jesus」敬虔なクリスチャンである彼は試合前、原爆犠牲者(続く)
  • 大言小語 将来不安を拭う役割

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     今、世の中を覆っている空気は将来への不安である。豊かに見える社会の足元では格差問題も見え隠れする。高度成長期の花、ニュータウンはさびれたオールドタウンに転落した。商店街が消え、建物も住む人たちも高齢(続く)