大言小語 記事一覧

大言小語
住宅新報に連載中の1面コラム、「大言小語」です。
  • 大言小語 素晴らしい日本

     大言小語
     東京の朝夕の通勤風景が一変した。ホームを歩く人の数が激変。どこか別世界を歩いているような錯覚に襲われる。もちろん、これで感染の恐れが消えたわけではないが、かつての混雑ぶりがあまりに異常だったのではな(続く)
  • 大言小語 病と経済のバランス

     大言小語
     ドイツの動物園で、飼育している動物を一部殺処分して他の動物の餌にする対策を検討せざるを得なくなったとの報道を目にした。  ▼CNNの日本版サイトによれば、休園が続くノイミュンスター動物園は、動物の一部(続く)
  • 大言小語 監視と自粛

     大言小語
     先日の三連休、全国的に暖かくなったこともあり、桜の開花も進んだことで、思ったよりも多くの人出があった。かくいう小子も是非行きたいと思っていた場所があり、一泊旅行をしてきた。それは、千葉県の房総半島だ(続く)
  • 大言小語 後ろ向きから前向きへ

     大言小語
     早くも4月半ば。東京の桜はいつの間にか見頃が過ぎてしまった。目には映っていたのだろうが、新型コロナウイルスのせいで心ここにあらず。例年なら新入社員の姿がまぶしい時期だが、今年はその姿を見かけることは(続く)
  • 廣田 信子の紙上ブログ No.237 マンション管理応援歌 管理業は社会に不可欠な仕事

     大言小語
     新型コロナウイルスによる企業の業績悪化は業種によって大きく分かれます。人が移動したり集まる必要がある、観光、イベント、飲食関係等は軒並み大打撃ですが、インターネットを活用したビジネスは大変な好況です(続く)
  • 大言小語 誘惑に負けたくない

     大言小語
     思い返せば、大学3年生になるまで一人暮らしの住まいに固定電話はなかった。奨学金を受けて学費と生活費を自活で稼いでいた当時は、固定電話の加入権の取得は夢だった。大家の電話呼び出しで、友人とよくコミュニ(続く)
  • 大言小語 東京五輪に黄色信号

     大言小語
     新型コロナウイルス感染症の広がりが、世界のヒト・モノ・カネの動きをぴたりと止めてしまったかのようだ。主要国では、外出自粛や消毒、手洗いなどの衛生管理が励行され、出入国も厳しく規制が敷かれるようになっ(続く)
  • 大言小語 コロナはどこから来たか

     大言小語
     「空を奪われた橋は、もはや橋ではなくトンネルだ」。これは日本橋が首都高速の高架で覆われたときの地元の人の感想である。64年の東京オリンピックに向け、交通インフラの整備が急がれる中、用地取得を必要としな(続く)
  • 大言小語 ホヤに学ぶ

     大言小語
     居酒屋定番の酒の肴の一つであるホヤ。「海のパイナップル」と呼ばれ、珍味として好きな人も多いと思うが、個人的にはホヤは苦手だ。ただ、最近は、刺し身以外でも天ぷらやバター焼き、炊き込みご飯など様々な食べ(続く)
  • 大言小語 春遠からじ

     大言小語
     春は一歩ずつ近づいている。例年ならば厚手のコートから解放され、気分も弾む3月だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の脅威がそれを阻む。特に体力や抵抗力が低下した高齢者は、感染すると重症化するリスクが(続く)
  • 大言小語 仕事を奪う敵か味方か

     大言小語
     ローソンと富士通は明日26日に、マルチ生体認証技術を活用した〝レジなし〟店舗システムの実証実験を神奈川で始める。手のひらの静脈と顔情報のみで非接触に本人を特定。クレジットカード決済により手ぶらでの買い(続く)
  • 廣田 信子の紙上ブログ No.230 マンション管理応援歌 急がず、あきらめず、時期を待つ

     大言小語
     「重要な案件を円滑に合意形成するコツは?」という問いに、2人の理事長が図らずも同じ趣旨のことを言われました。「急がないで、あきらめないで、時期を待つ」ことだ…と。  「急がない」というのは、組(続く)
  • 大言小語 データの大事さ

     大言小語
     名選手必ずしも名監督にあらず。よく言われるフレーズだが、この人には当てはまらなかった。元南海ホークスの捕手として戦後初の三冠王に輝き、監督として南海・ヤクルトで5度の優勝と3度の日本一にチームを率いた(続く)
  • 大言小語 誰かのための時間

     大言小語
     「生活を高速化したい」という意識が大幅に高まっていることが、あるシンクタンクの「時間に関する意識調査」で明らかになった。仕事や家事、遊びなどの日頃の行動を、今よりスピードアップして高速化したいか、そ(続く)
  • 大言小語 老いていくということ

     大言小語
     以前、当欄で「老々寺院」を取り上げたことがある。僧侶のほとんどが80代以上で、法事がスムーズに進まなかった体験から書いたのだが、それを反省させることがあった。  ▼ある新聞の人生相談のコーナーで、50代の(続く)
  • 大言小語 祭りのあと

     大言小語
     時計の針がカチッ、カチッと刻む時間は世の人々の平均時間だ。個々の人間が感じる時間は伸びたり縮んだりする。長かった一日もあれば、あっという間の一カ月もある。ただし、今年は東京オリンピックの年。開催まで(続く)
  • 大言小語 情報の十字路

     大言小語
     ディベロッパーのポートフォリオの多様化が進み、今年は「脱分譲マンション元年」と展望してくれたのは、昨年末に急逝したマンションコンサルティング会社「トータルブレイン」を創業した久光龍彦氏だ。用地不足や(続く)
  • 大言小語 YouTube大学

     大言小語
     「YouTube大学」をご存じだろうか。お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦氏が19年4月に開設したYouTubeのチャンネル。毎日更新し、歴史や神話、宗教、文学、偉人伝、政治などあらゆるジャンルをホワイトボ(続く)
  • 大言小語 定額制の働き方

     大言小語
     映画や音楽、洋服、食事、家電や婚活までも、今や「サブスクリプション」とうたえば、多くの利用者を取り込める勢いだ。トヨタ自動車のサービス「KINTO」(キント)も月額の一定料金で新車を3年間楽しめるものの、そ(続く)
  • 大言小語 どうなる2020

     大言小語
     2020年がついに幕を開けた。言うまでもなく、東京五輪・パラリンピックの年である。干支は庚子。東洋思想では、新しいことを始めるにはいいと言われている。前回の庚子は1960年。高度経済成長の真っただ中で、池田(続く)