連載 記事一覧
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紙上ブログ不動産屋の独り言446 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 15年ぶりに会った子供 あまりの変貌ぶりにため息
外出中に携帯電話が鳴った。「何時頃、店に戻りますか」と話す言葉遣いがどこかおかしい。きちんとした日本語のイントネーションではないような気がする。「15分ほどで戻りますので、よろしければその頃お越しくだ(続く) -
大言小語 花の色は移りにけりな
桜の花の色が年々、白っぽくなっているように感じる。日本の桜の多くが樹齢を重ねてきているからだろうか。だとしたら、超高齢社会を迎えている日本という国にふさわしい、まさに〝国花〟である。 ▼しかし、老い(続く) -
今週のことば 地価公示(2面)
地価公示法に基づいて、国土交通省土地鑑定委員会が、毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を3月に公示するもの。18年地価公示では、2万6000地点で実施された。一般の土地取引の指標となるほか、公共事業用地(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 今年度から始まるタワマン課税 節税効果で中古に魅力
記者A お、我が新聞を食い入るように見ているではないか。私の書いた記事かな。 友人B ん? 誰が書いたか知らないが、このタワーマンション課税が始まるという記事。これ何言ってんのって感じだな。 A あれ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 959 JR京浜東北線(1) 桜木町で二桁上昇続く
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR京浜東北線(1) 品川 333(14(続く) -
知って得する建物の豆知識 234 モノコック構造 殻からの発想 耐力高い駆体を構成
古い自動車の構造はラダーフレーム構造と呼ばれ、車の前部から後部に渡された梯子状のフレームにエンジン、トランスミッションやドライブシャフト、車軸などが取り付けられていました。現在もトラックなどの大型車(続く) -
不動産・住宅スケジュール
4月18日(水) ◎日本不動産鑑定協会連合会が「不動産鑑定評価の日」記念講演会を開催(東京都千代田区、有楽町朝日ホール) ◎不動産流通推進センターがフォローアップカレッジ2018実践講座「建物の基礎と地盤・建物」(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第228回 溶け合う空間 浦安は「街づくりの実験場」 武田亜輝士 不動産学部4年
【学生の目】 3月の大学は春休みだ。学期中と異なり、のんびりした気分で大学周辺を散歩していると、いつも「あるな」くらいの意識しかない普通の景色が、不思議な空間に思えた(写真)。寒さを助長するため冬は目(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ リガーレ日本橋人形町(2) 東京都中央区 情緒あふれる人形町 新旧居住者が垣根なく
先日も、八十八夜に茶ノ木神社が主催する献茶祭がありました。 式典後には日本茶インストラクターが日本茶の淹れ方を解説するミニ講座や新茶試飲コーナーも設けられました。また、管理組合でも6月中旬の七夕飾り(続く) -
マンション管理応援歌No.136 廣田信子の紙上ブログ 他の人や生き物への気遣いを育む
先日伺った団地のルールブックはとてもステキでした。子供も読めるように、やさしく、マナーやエチケットに触れられていて、すっと心に入ってきました。 まず、「お互いに嫌な思いをしないで快適に暮らせるよう(続く) -
夢か、うつつか 今宵も一献 本多信博 106回 レストラン「フォッセ」 〈東京・市ヶ谷〉九段北4丁目アルカディア市ヶ谷2F フレンチで〝花見〟
不動産流通推進センターが主催する恒例の花見が3月29日、東京・市谷で開かれた。参加者は18名。 レストランは窓がJR土手の桜並木に面した絶好の立地(写真左)で、毎年この店で開かれている。しかし、花より団子。(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(45) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 大分市・県、市挙げて取り組む大分駅周辺整備 駅南北の分断解消で利便性、飛躍的に増大 複合文化、商業施設なども
新産都市の優等生 大分市は県東部で別府湾に面し、人口約48万人(大分県全体の約41%)の都市である。戦国時代には、豊後の武将として活躍した大友宗麟により清やポルトガルとの交易も盛んで繁栄を極めた。現代では、(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (40) シリーズ日本のモノづくりが観光資源に(2) 台東モノマチが地域を活性 外国人も注目
モノづくりの集積地 東京都台東区に徒蔵(カチクラ)エリアという愛称の一角があり、アジアからの訪日リピーター客に注目されつつある。御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2キロ四方の地域で、モノづくり工房が多い(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (12) 土地活用プランナー オーナーの人生を豊かに
海外投資先としての日本人気や相続税対策のニーズなど、様々な要因により土地活用を志し、実施される方々は増えてきています。私たち土地活用プランナーは、そのような地主様や家主様を土地活用のアドバイスを通じ(続く) -
2018宅地建物取引士受験セミナー (11)
【問題2-1】 次の記述のうち、民法の条文に規定があるものはどれか。 (1)意思表示は、意思表示に対応する意思を欠く錯誤であって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは(続く) -
翔経塾30周年を迎えて (6)グローバル・エルシード 永嶋康雄社長 先輩から学んでほしい
■起業、発展そして上場へ アメリカに留学してMBAを取得後、帰国して大京に勤め、父の会社に入りました。その後、平成10年に弟を呼んで、一緒に立ち上げたのがグローバル住販です。弟はマンション開発の扶桑レクセ(続く) -
社説 不動産鑑定業の今後の在り方 新分野開拓、社会課題の解決を
今、専門職業家は受難の時代といわれ、各分野の「士業」の収入や報酬額は全体的には伸び悩み、将来像や在り方を描き直す動きが活発化している。司法制度改革と連動するように資格試験制度改革が進められる一方で、(続く) -
ひと 空き家のプラットフォームを ITで不動産評価を「見える化」(株)タスの新事業開発部長 藤井和之さん
00年、トヨタ自動車を筆頭に4社の出資で誕生した同社は、インターネットによる不動産評価、地価マップの情報提供を行う。「当社の強みは時短で廉価、誰でも簡単に作成できるシステム」。専門知識を手軽に「見える(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言445 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 別れても思い合う二人 すれ違い、なかなか埋まらず
以前、大震災の直後に更新契約に来た70歳くらいの男性Aさんについて書いたことがある。離婚した後に起きた地震で「地震を異常に怖がる奥様(Bさん)」を気遣っていた話だが、その続編だ。先日、更新契約に来た際もA(続く) -
大言小語 〝桜〟と住まい
今年は桜の開花が例年よりも早いという。毎年この時期になると開花宣言や開花予想が連日ニュースとなり、人と会えば咲き具合や見頃が話題に上がる。〝お花見〟の起源は平安時代には貴族の宴だったものが、江戸時代(続く)