連載 記事一覧
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紙上ブログ 不動産屋の独り言 516 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 回りくどい依頼にうんざり 用件は簡潔に願いたい
私に何か依頼してくる際に、回りくどいメールを送ってくる人がいる。まず用件を書けばいいのに「言い訳」から入ったり、修飾語が多くて何が言いたいのかさっぱり分からない。一度に何通も届いたメールの最後まで読(続く) -
大言小語 宅建試験と景気
夏の風物詩となっている高校野球も終わり、残暑は続くものの、秋を感じる。不動産業界では秋は資格試験の季節だ。 ▼数ある資格の中でも、屈指の受験者数を数えるのが、宅地建物取引士資格試験だ。先日、試験実施(続く) -
今週のことば 不動産コンサルティングマスター(3面)
不動産流通推進センターが行う不動産コンサルティング技能試験に合格し、登録要件を満たし、「公認不動産コンサルティングマスター」として登録した者。不動産の有効活用や投資などについて、高い専門知識と豊富な(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 家族信託が注目される理由は? 「名義」と「権利」の分離がキモ 事業承継にも応用
息子 何を熱心に読んでいるの? 父親 「家族信託」について書いてある本だよ。最近、テレビや新聞でもよく見かけるだろう? 不動産にも関係してくる話だ。不動産会社勤務だから知っているよな? 息子 …も、も(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1029 JR山手線(1) 目黒が二桁上昇、好調続く
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 JR山手線(1) (続く) -
知って得する建物の豆知識 269 作庭の歴史 権勢を示す手段にも
筆者は毎朝散歩をしていますが、この炎天下でも剪定や植え替えなど、庭の手入れに庭師が入っている住宅が少なくありません。立ち話しをした庭師によれば、気をつけていても一夏に三回くらいは熱中症で倒れ、数回は(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 19年首都圏市場 (下) 後半戦以降の課題 供給戸数伸びず、前年並みに
マンションコンサルティングのトータルブレインのレポート「19年首都圏マンション市場の前半戦総括および後半戦以降の課題と展望」の2回目。 同レポートによると、19年前半の首都圏マンション市場は、販売価(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◇東京都が都内の自主防災組織、自治会などを対象に「東京防災学習セミナー」の受講者を募集中(申し込みは9月27日<金>まで)。詳細は、東京防災学習セミナー事務局、電話03(5542)0232まで 8月28日(水) ◎不動産(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第297回 公園のカフェ 多様性と奥ゆかしさに注目
【学生の目】 住みたい街のランキングで1位のことも多い吉祥寺に行った。気温が高く、立っているだけで汗がにじみ出る日だったが、お店がたくさん並び、人であふれかえっていた。 吉祥寺といえば何とい(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン【前編】 横浜市神奈川区 管理組合を法人化 理事長の負担軽減
「ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン」(以下ザ・パークハウス横浜新子安)は総戸数497戸の大規模マンション。築3年という新しいマンションながら、共用施設の用途見直しや機械式駐車場の一部平置き化など、様々な(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.205 マンション管理応援歌 マンションに困っている人はいない?
先日、高経年マンションで、年金生活でも負担できる「管理費+修繕積立金」の額は、いくらまでか…ということが話題になりました。 年金生活と言っても、大企業に勤めていて厚生年金も企業年金もしっかりもらえる(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 108 連携が活性化のカギになる(4) 強み弱みを相互に補完する北関東
組み合わせて勝つ 北関東エリアは、インバウンドに苦戦していたが、各地の強みと弱みを掛け合わせることで、注目度が高まっている。きっかけは10年3月の茨城空港の開港だ。そして北関東自動車道の開通も移動が便利(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 81 再生可能エネルギーアドバイザー(5) ZEH住宅に関する近隣トラブル
再生可能エネルギーという言葉が社会に浸透したのは、11年の東日本大震災が大きなきっかけとなりました。記憶に新しい方も多いかと思いますが、この時に電力不足が問題となり、新たなエネルギー源として再生可能エ(続く) -
居酒屋の詩 (64) 人は城人は石垣人は堀 情けは味方あだは敵なり
その居酒屋に魅力があるかないかは、そこで働く人次第。せっかくの料理も酒も客をもてなす心構えがなければ台なしだ。東京・恵比寿にある「三橋屋」はそうした居酒屋の基本がしっかりできている。刺身、揚げ物、て(続く) -
2019 宅地建物取引士受験セミナー (31)
2019宅地建物取引士受験セミナーもいよいよ最後のクールに入りました。【問題4-】は全部で30問となります。 【問題4-1】 A所有の甲土地に関連する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれ(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 57/100 日本人独特の感性は 安定した時代でこそ輝く
日本の長い歴史の中で人口がほぼ横ばいという時代があった。江戸時代後半がそうである。8代将軍吉宗が実施した享保の改革(1716~1745年)から幕末にかけては約3100万~3300万人の間で安定していた。 当時の日本を(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第16回 群馬県前橋市 一般財団法人 日本不動産研究所 「生糸の市」伝える広瀬川河畔 活性化へ景観を保全、活用
前橋市の中心市街地を流れる広瀬川は柳と桜の名所として知られており、河畔には散策路や緑地、あずま屋等が整備され、市民の憩いの場となっている。 弁天通りから広瀬川を下流方向に少し進むと、川の水が斜面を(続く) -
社説 マンションの二つの老い 管理水準の底上げを急げ
マンションストック700万戸時代を迎えて、建物の老朽化と入居者の高齢化が同時に進行するいわゆるマンションの「二つの老い」の問題は管理組合、管理業界にとどまらず日本社会の深刻な問題だ。春に発表されたマン(続く) -
ひと 顧客の望む〝コト〟を叶える ペット共生住宅「イヌモ」を発表した新昭和FCパートナーズ常務取締役 松田芳輝さん
動物王国のような自宅でペットに囲まれた幼少期を思い起こして、自社の「新商品で扱えて本当にうれしい」と、ペット共生住宅「inumo」(イヌモ)を発表。既に問い合わせは多く、全国展開する住宅FCのクレバリーホー(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 515 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 一方的な立ち退き、交渉を買って出る 不動産屋冥利に尽きる言葉
最近、当社に来店した3人の老婦人から続けて同じ話を聞くことになった。3人は別々のアパートに住んでいて、いずれも建物の老朽化等による立ち退き要請の通知を管理会社から受けていた。たまたまだろうが同じ管理会(続く)