「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第85回 求められる「大人の金融教育」は本人次第
筆者は不動産業界に入って25年以上になるが、この間にもさまざまな不動産投資商品についての問題が起こり社会をにぎわせた。これは止むことがないようである。 昨今では不動産投資ファンド「みんなで大家さん」で配当遅延が発生したり、大阪府が運営元に対…

筆者は不動産業界に入って25年以上になるが、この間にもさまざまな不動産投資商品についての問題が起こり社会をにぎわせた。これは止むことがないようである。 昨今では不動産投資ファンド「みんなで大家さん」で配当遅延が発生したり、大阪府が運営元に対…
前回は重要土地等調査法における特別注視区域について意外と身近にあるため、我々宅建業者も留意する必要がある旨のことを書いた。これは特別注視区域内の土地等(面積200m2以上)の売買等の取引の際に売主・買主双方が契約前に内閣府に対して届出が必要…
前回は賃貸住宅のオーナーが外国人だった場合の対応について窓口である不動産業者がカギであることを書いた。今回は私が運営を担当している(一社)日米不動産協力機構の不動産市場研究会で、内閣府の重要土地等調査法(以下、重要土地法)に関わった担当者の…
昨今、外国人による国内不動産の取得に関連したニュースが賑わっている。目立った例では北海道俱知安町で森林を伐採して建設が進められている建物が森林法に違反しているとして工事停止の命令を受けている。この建物のオーナーは中国系とのことである。また、…
前回に続いて今月発行された「ホームステージング白書2024」(一般社団法人日本ホームステージング協会)について見ていきたい。 ◎ ◎ ◎ 前回は賃貸の現場でホームステージングを実施する基準としていわゆる「決まりにくい」物件や「空室が長引いた…
今月発行された「ホームステージング白書2024」(出典:一般社団法人日本ホームステージング協会)について見ていきたい。 ◎ ◎ ◎ 日本ホームステージング協会がこのような調査を実施して白書として公開するのは今回で8回目とのことである。過去の…
前回に引き続き、アットホームが調査した「定期借家物件の募集家賃動向(2024年度)の内容について見ていきたい。 首都圏を対象とした「賃貸マンションにおける定期借家と普通借家の平均募集家賃と前年度上昇率および差額」を見ると、全エリアの定期借家…
今年もアットホームが調査した「定期借家物件の募集家賃動向(2024年度)がリリースされたため、その内容について見ていきたい。 この調査は首都圏の他、全国8カ所の主要都市を対象としている。「首都圏の定期借家(以下定借)マンション・アパートにお…
前回に引き続き、先月筆者が主催した2泊3日の北九州再生物件見学会についてお伝えしたい。 ◎ ◎ ◎ 2日目に訪れたのは長崎駅から1系統電車に乗って終点から坂を歩いて上がったところにある「町家ライブラリーぬい」という町家を改装した複合文化施設…
前回に引き続き、先月筆者が主催した2泊3日の北九州再生物件見学会についてお伝えしたい。 ◎ ◎ ◎ 初日は福岡でスペースRデザインの吉原勝己さんに再生された3棟の代表的な物件を見せていただき、2日目は長崎の建築家・小笠原太一さんに空き家を再…
筆者が主催する北九州再生物件見学会において福岡でスペースRデザインの吉原勝己さんに再生された3棟の代表的な物件を見せていただいた。筆者は過去に吉原さんの講演を何度か拝聴していたが、今回の見学会で実際に物件を見ることであらためて分かったことが…
今回は5月20日に筆者が主催して行う予定の「北九州再生物件見学会」(以下見学会)に先立ち、不動産再生の価値や可能性について探ってみたい。 ◎ ◎ ◎ 人件費や素材高による建築費の高騰はとどまることを知らない。建物新築の計画が見直されるケース…
前回は、この4月から改正された建築基準法の4号特例が実質廃止となり、新2号建築物と新3号建築物になることの影響について考察した。特に新2号建築物(木造2階建てまたは木造平屋建て(延べ面積が200m2超))の新築、増改築等においてすべての地域…
今回は今月から変更になる建築基準法の4号特例の内容と影響について書いてみたい。まず4号特例とは、建築基準法第6条第1項第4号にある小規模な建築物について、建築確認の一部を省略できる制度である。今回の同法改正により、4号特例は縮小され、実質廃…
前回は電子契約に関するアットホームの調査を紹介しながら、世代によって求めているものが違うということをお伝えした。20代、30代といったWebに慣れているデジタルネーティブは電子サインを希望し、50代以上は対面を希望する傾向がある。不動産業界…
弊社ではお客様が希望すればIT重説や電子契約を行うようにしている。ただ、最近の電子契約で感じた違和感のようなものがあり、それが何なのかを2週に渡って分析してみたい。 ◎ ◎ ◎ 直近の電子契約に関する調査としてはアットホームが「書類のオンラ…
前回は全米リアルター協会(NAR)の設立の経緯と最初に制定されたのが倫理綱領だったということをお伝えした。今回はその倫理綱領の内容についてである。 NARの倫理綱領の講師をしている浅井稔氏に本物の倫理綱領がどういうものか、参考までに公益社団…
筆者は先日全米リアルター協会(NAR)の倫理綱領を浅井稔氏という国内随一の講師から学ぶ機会に恵まれた。浅井氏は80年代に米国不動産フランチャイズの日本初の不動産FCチェーンの立ち上げに参画されている。現在のLIXILイーアールエージャパンで…
前回の稿ではこれからの時代においてどんな組織に所属しているかではなく、自分が何者かを問われる時代になるということを書いた。それがGoogleの検索にも表れていると。今回はそのためには個人のブランディングが必要で、同時にインターネット上での発…
先日、筆者が所属する(一財)日本不動産コミュニティー(J―REC)の毎年恒例のキックオフミーティングが東京駅前の会場で行われ参加してきた。J―RECは「全ての人に不動産の知識を」という理念のもとに不動産実務検定という資格認定制度を作って賃貸…