高卒採用積極的に 伸びしろに期待 ジンジブのサポートで就活対応 小岩・ハローホーム
住宅新報 2019年6月4日 号 9面

店内のスタッフ紹介ボード前に立つ番場代表
現在、大卒採用においては「売り手市場」が続いている。住宅・不動産業界でも内定辞退など各社採用に苦労しており、インターンシップなど特長を出して、優秀な人材採用の確保を図っている。一方、高卒採用についても「売り手市場」なのだが、実は高校生の就活には「一人一社制」などの特別なルールがある。地域に密着したある不動産事業者がこのほど、初めて高卒採用に踏み切った。果たしてその狙いは何なのか。
JR総武線小岩駅南口からすぐにあるのがハローホーム(番場恵介代表取締役)。04年に創業して15年目になる。賃貸仲介から建て売りまで行っており、社員数53人、うち約半数が正社員という会社だ。下町で活気のある小岩の街の人たちに愛される地域密着の不動産事業者である。
その同社が昨年初めて、高卒採用に踏み切った。番場代表は、「事業を継続していく上で、人材採用は重要。その中で、育てやすい、若い人材を求めていた」と話し、高卒採用を決めたという。しかし、初めてのことで大卒とは勝手が違い、よく分からない。そこで、高校生の就職を支援している(株)ジンジブに協力を求めた。番場代表が外部研修に参加した際に、同社社員の話を聞いて興味を持ったのだ。
(株)ジンジブ(東京都港区、佐々木満秀代表取締役)は、高校生の新卒採用支援を行っており、高校生のための就職求人サイト「ジョブドラフト」を運営している、いわば高校生に特化したプロフェッショナル集団だ。ところで、高卒の採用状況は、大卒と同様に順調。厚生労働省が5月に発表した「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」によると、求人数は約47万7000人(前年比10.2%増)、求職者数は約17万1000人(同横ばい)、求人倍率は2.78倍(同0.25ポイント上昇)、就職内定率は99.4%(同0.1ポイント上昇)と高い数字を誇る。



























