・21年ぶり高級分譲住宅のブランド復活
・中古マンション価格は二極化へ
・都心のスタートアップ支援施設に人気
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
トップはここのところ上位にある、人気の芸能人が出演するCMの記事ですが、2位には「大京、最上位ブランド「リジェ」 総戸数12戸、平均面積141m2 首都圏で21年ぶり、渋谷に(2024/1/16号)」がランクインしました。マンションについては、都心部のタワーマンションが売れていますが、都心に近い低層の高級分譲住宅も根強い支持を集めています。紙面の読者か有料会員しか読めない記事でしたが、注目を集めた記事となりました。
続く3位には「東京23区でも中古マンション価格に二極化の兆し マンションリサーチ(2024/1/16配信)」が入りました。東京の中古マンション価格は、新築の高騰に引っ張れるかっこうで上昇しており、平均価格は上昇を続けています。しかし、その内訳は上昇と下落が混在しており、今年は中古マンションが上昇する要因はないという分析です。中古マンション市場も二極化が広がり、踊り場を迎えています。
最後に取り上げるのは、6位の「住友不、スタートアップ支援施設 東京・虎ノ門が満床稼働(2024/1/16号)」です。都心部のオフィスビルには、スタートアップ支援施設が次々と誕生していますが、記事の施設は賃料面での優位性もあり、増床後も満床になっています。こうした施設は入居企業に対するソフト面での支援が重要になります。記事にはありませんが、住友不動産は近年、スタートアップ向けのイベントを開くなどソフト面での支援も積極化しています。
