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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(1月5日~1月11日)

・資格試験の合格発表がトップ

・既存賃貸住宅の買取再販も視野

・プレハブ住宅に木のぬくもり

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 今回のトップは、「マンション管理士試験、1125人が合格(2024/1/5配信)」でした。昨年末に行われた試験の合格発表が最も注目を集めています。試験関係は、業務と直結することもあり、高い注目を集めます。

 8位の「賃貸住宅は都市部へシフト 大和ハ 買取再販も視野に(2024/1/9号)」は、紙面記事からのランクインです。大手ハウスメーカーの賃貸住宅事業は、今後の賃貸住宅の供給を考える上で参考になる情報です。少子高齢化は、大都市、地方のいずれも都市部での賃貸供給に注力する方向性を示すと共に、新たな事業として賃貸住宅の買取再販も視野に入れた挑戦的な取り組みです。

 今回は複数の企業再編の記事がラインクインしていますが、10位の「積水ハ、木製家具メーカーを子会社化(2024/1/9配信)」は、一見すると異色の企業再編と思います。積水ハウスは、住まいの感性価値を高める取り組みを行っており、合理性を求めてきた工業化住宅の世界に、木のぬくもりを生かす感性をどのように融合させていくのか注目されます。

 

住宅新報web週刊ニュース記事
アクセスランキングトップ10 (1月5日~1月11日)