東京都は10月30日、不動産取引及び住宅リフォーム等に関わる民間事業者のほか、空き家所有者などを対象とした「東京都空き家活用シンポジウム2025」を、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する。会場は東京都議会議事堂1階都民ホール(新宿区)。時間は午後2時から5時まで。参加無料、要事前申し込み(10月28日まで、会場定員200人)。
都は空き家対策の推進へ向け、既存住宅流通の推進や空き家利活用の支援といった施策を継続的に展開している。今回の催しもその一環で、先導的な取り組み事例を紹介し、情報共有や交流の場を設けることで、空き家活用に取り組む民間事業者等のすそ野の拡大を図る。
先行する取り組みの紹介では、暇と梅爺(東京都墨田区)の後藤大輝代表取締役が「面白い出来事が連鎖していく環境」について講演し、スピーク(東京都新宿区)の千葉敬介マネージャーは「地域を自分たちでつくる時代」をテーマに事例を語る。続くパネルディスカッションでは、東京大学の大月敏雄教授をモデレーターを務め、後藤氏と千葉氏に加え、都住宅政策本部の上田誠空き家施策推進担当課長が登壇。このほか会場では、名刺交換等の「交流会」も実施する。
詳細は都のホームページを参照のこと。問い合わせは同シンポ事務局、電話03(6263)7631へ。