連載 記事一覧
-
明日育つ芽 (16) 「見えない声」 「形」にする技量研け
今年は戦後72年。うかうかしていると、「100年(一世紀)」があっという間に経ってしまう。戦後、日本社会は大きく変わったが、もしその中に日本にとってよからぬ流れもあり、そのことに日本人の多くが気付いていな(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (12)ご縁と感謝 苦手な人との縁も成長のヒント
不動産はご縁のものですからとよく言われます。私はこれを、土地に限らず、人と人との出会いと考えます。ご縁があって、お客様が、不動産会社の担当者と出会い、物件を紹介され、契約する中で、人と人との関わり合(続く) -
大相続市場の登場を目前にした住宅不動産業界の課題(2)
相続マーケットのふたつの誤解 ハイアス・アンド・カンパニーが運営する新・不動産ネットワーク「不動産相続の相談窓口」は、不動産コンサルティングのビジネス化を目指し、不動産相続に関する知識と顧客の相談(続く) -
社説 17年地価公示 地方の活性化は急務だ
17年地価公示(1月1日時点)が発表され、全用途平均で0.4%上昇し、2年連続の上昇となった。また、住宅地は横ばいとなり、9年ぶりに下落から脱した。商業地は1.4%と堅調に上昇。特に地方四市である、札幌市・仙台市・(続く) -
ひと 不動産取引のトラブル防止を 神奈川県土地家屋調査士会湘南第一支部で支部長を務める石垣博さん
3月17日、神奈川県宅建協会湘南支部主催のセミナーで、一般の参加者向けの講演を行った。毎年同様のセミナーを行っているほか、これまでには同支部青年部向けに境界リスクについての講義も実施。「同じ不動産を扱(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 395 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 妹さんから紹介されたお客様 続編 本音は引っ越したくないのでは
お姉さんをご紹介してくださった妹さんのためにも何とかよい部屋をご紹介して喜んで頂こうと思っていたのだが…。おかしな展開になってきた。 奥様には生まれたばかり(生後1カ月)の赤ちゃんがいて、実家の近くに(続く) -
大言小語 不動産業のおもてなし
先日、街中で「エクスキューズミー」と声を掛けられた。道に迷った欧米の外国人だった。これが逆に日本人が海外に、特に英語圏へ行けば、中学英語や英会話集などで「ハロー」「マイ・ネーム・イズ…」などと話すも(続く) -
今週のことば 不動産鑑定評価基準(1面)
不動産の鑑定評価を行う不動産鑑定士などが不動産鑑定評価を行う際のよりどころとなる統一的な基準。不動産の鑑定評価に関する法律に基いて策定された。以来、改正を繰り返している。総論は9章、各論は3章から構成(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 908 JR京浜東北線 田端以北は堅調続く
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR京浜東北線 大宮 140(20.9/(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(99) 予約にも「解約手付」が交付できるか?
Q 前回の印紙税の話には驚きました。新規物件のキャンセルの場合に、「申込証拠金」を没収すると、「本契約の案内文書」に印紙税がかかるとは思いませんでした。 A 申込証拠金を没収するということが、申込証(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 17年の首都圏マンション市場展望 郊外は価格調整進む/販売戸数4万戸台に回復
マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、17年の首都圏マンション市場展望についてレポートをまとめた。 それによると、16年は、一次取得ファミリー層をターゲットとする郊外市場は販売が苦(続く) -
点検・不動産投資 新成長分野への展開 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 ホテル (3) いちご投資顧問代表執行役社長織井渉氏 「心築」で既存物件を適正化
--最近のホテル市場の動きをどのように捉えていらっしゃいますか。 マーケット全体の稼働率で見ると、東京、大阪、京都などは90%近い水準であり、全国レベルでも80%以上となっている。本投資法人に関してはこの(続く) -
不動産・住宅スケジュール
3月28日(火) ◎不動産流通推進センターがスペシャリティ講座「~建築編『建築物における〝音環境〟について』」を開催(東京都新宿区、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター) 3月31日(金) ◎新設住宅着工戸数(2月分)発(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第177回 木造の公共建築物 バスターミナルは象徴的 佐藤寿哉 不動産学部2年
【学生の目】 出身地の秋田県は林業が盛んで、日本三大美林のひとつで知られる秋田杉を用いた木造建築物がたくさんある。正月休みに帰省した際、秋田杉を用いた建築物として知られるJR秋田駅西口にあるバスター(続く) -
マンション管理応援歌No.85 廣田信子の紙上ブログ 高齢者の住宅ステップダウンが始まる
かつて、賃貸アパート→分譲マンション→戸建て住宅とステップアップさせていくことを「住宅すごろく」と言っていましたが、最近では、マンションを終の棲み家にするのが一般的になりました。また、超高齢化と共に、(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 「焼き肉やまと」 〈東京・人形町〉 (56) 豊富な部位を一切れずつ
新しくオープンしたようだ。人形町の交差点の直ぐ近く。店の様子をのぞくつもりだったのが、自然に足を踏み入れてしまったぐらい入りやすい。 最高ランクの国産黒毛和牛を使用。36種類もある部位を一切れずつオ(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第42回> 福島県相馬郡新地町・津波被害を乗り越えて 人口、震災前上回る 復興着手、他自治体より早く
JR新地駅の再開 16年12月10日、東日本大震災の発生から5年9カ月ぶりに、JR常磐線新地駅への列車発着が再開された。同駅では安倍晋三首相、内堀雅雄福島県知事らが出席して記念式典が行われ、運行再開を心待ちにし(続く) -
東京都不動産のれん会 不動産業の『礎』築く ~その軌跡と貢献 (13) 大手、中堅中小が連携
――のれん会の主要メンバーは、宅建業法制定に向けた運動や主要な不動産団体の設立、運営に大きな足跡を残しました。 神山氏 不動産業者が業法制定に深く関わっていたことは承知していたが、同時に自主規制団体(続く) -
2017宅地建物取引士受験セミナー (20)
【問題2-46】 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)機構は、貸付けを受けた者が景況の悪化や消費者物価の上昇により元利金の支払(続く) -
明日育つ芽 (15) 不動産投資コンサル 高い生産性、社会が求める新職種
マグニチュード7クラスの首都直下型地震が今後30年以内に起こる確率は70%。しかし、それ以上に高い確率で起こるのが、少子高齢化の進展による社会保障制度の破たんである。 現在約26%の高齢化率が30年後には38%(続く)