連載 記事一覧
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地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 124 雪は世界に誇る観光資源だ(2) ニセコは世界のスキーリゾート
雪質の良さを世界発信 日本のスキー場の素晴らしさを世界に初めて発信したのが、北海道のニセコだった。00年以降、良質なパウダースノーを求めるオーストラリア人が訪れるようになったのが始まりだ。その後、スキ(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 54 民泊適正管理主任者(4) トラブル相談を経て信頼獲得へ
19年1月16日、日本政府観光局(JNTO)は、18年に日本に訪れた外国人旅行客数が過去最高の3119万人となったことを発表。また、観光庁は同日、外国人旅行客の18年間の消費額は速報値で4.5兆円と11年(8135憶円)から、7(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 103 日本不動産仲裁機構 ブロック塀倒壊リスクへの事前対処
「平成30年住宅・土地統計調査」では、前回の調査(平成25年)と比較して3.6%の増加をして848万9千戸、空き家率は13.6%と過去最高を記録しました。空き家の内訳をみると、「賃貸用の住宅」が432万7千戸(総住宅数に占(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(38) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 大分市 外国宿泊客数が急増 豊富な南蛮文化の史跡群 市街地の回遊性高まる
17年の宿泊旅行統計調査では、大分県内の外国宿泊客数の伸び率は67.7%と全国トップだった。有名な温泉観光地である別府や湯布院の影響が大きい。一方、県庁所在地の大分市では、我が国最大のニホンザル群生息地で(続く) -
居酒屋の詩 (36) 吹く風のさそふともなき梢より 落つる枯れ葉の音ぞ淋しき
100点満点の店など存在しない。それは分かっているが、通うにつれ満足していた店にも不満が出てくる。例えば私が好むカウンター席だが、料理をするときに火の上でフライパンを五徳にこすりつける音、皿を洗う音、(続く) -
居酒屋の詩 (84) 久々の宴の苑に香る梅 外の闇より浮かび出でしか
夜遅くから東京も大雪になると見られていた1月27日、我が新聞部の新年会が開かれた。冷たい雨が降りそそぐ中、虎ノ門ヒルズ近くの「厨」に集結。昔と比べると、同じ部署仲間による飲み会が随分と少なくなったよう(続く) -
2019 宅地建物取引士受験セミナー (3)
【【問題1-11】 平成31年2月1日からAがBの所有地を賃借して建物を所有している場合に関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。 (1)AB間で契約を更新した後に、借地上の建物(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇29 単身世帯増加という異常 日本人は帰属意識に何を求めるか
本紙5面で1月15日号から3回に渡り、住生活コンサルタントの大久保恭子氏に「ひとり暮らしを創造する」というテーマで連載をしてもらった。 日本は今、高齢者に限らず単身世帯が増えている。30年にはおよそ男性の(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 77/100 改正意匠法の波紋 住まいが変われば社会が変わる
特許庁の改正意匠法が4月1日施行される(5面記事参照)。不動産としての建築物の外観や内装デザインを知的財産権として保護するのが目的。これが今後住宅・不動産業界に大変革をもたらすのか否か、業界の関心も徐々(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第38回 鳥取県 日野町 一般財団法人 日本不動産研究所 「たたら製鉄」が礎の根雨地区 癒やされる情景を後世に
鳥取県南西部に位置する日野町は、昭和34年の人口約9000人をピークに減少し、現在は約3000人である。少子・高齢化、過疎化が進行する林業中心の山間部の町で、根雨地区は、官公署その他店舗の集積する日野町の中心(続く) -
2020 宅地建物取引士受験セミナー (3)
【問題1-11】 平成4年8月1日からAがBの所有地を賃借して甲建物を所有している場合に関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)AB間で契約を更新した後に、甲建物が滅(続く) -
社説 賃貸住宅の高齢者入居拒否問題 国家的課題として解決急げ
国土交通省は2月12日から来年度の「サービス付き高齢者向け住宅整備事業」(継続)、および「セーフティネット住宅改修事業」(同)などの説明会を全国12都市で開催する。日本では高齢者の持ち家率は高いものの、介護(続く) -
ひと 未知の世界で新たな体験を マーケティング責任者として主導するタスキ 法人コンサルティング部 長養 麻奈美 さん
新規事業の「給与前払いサービス」を手掛けて〝新たな挑戦〟に心が躍る。はしゃぐような性格ではないが、内に秘める〝想いの熱さ〟は、幼少期からだ。 足を踏まれてすぐに泣くような、「引っ込み思案で人見知(続く) -
ひと 技術駆使し環境貢献目指す デジタルグリッド取締役で再エネ取引プラットフォーム担当の松井 英章さん
〝卒FIT〟電力のP2P取引など、再生エネルギー(再エネ)の民間取引プラットフォーム構築に取り組むスタートアップのデジタルグリッドで、主に需給マッチングや公的制度への対応などを手掛ける。 「分散型エネルギ(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言536 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 宅建士証更新の講習へ提案 普段の講習、見直しを
ある日、宅地建物取引士証の更新のための法定講習を受けてきた。年齢的に言っても、朝から夕方まで1日缶詰めになって講習を受けることになるのは苦痛以外の何物でもない。第一、5年に一度、その間に改正になった法(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 537 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 入居者の説明に違和感 家賃は後回しでいいのか
ある家主さんから電話があった。「実は101号室のOさんのご主人から電話があり、『今月仕事で入金予定だったお金がまだ振り込まれていないので、とりあえず4万円だけ先に振り込み、残りの5万円は少し待ってください(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所 麗澤大学客員准教授 宗 健 第10回 住みここちと人口移動
地方創生が叫ばれ、東京一極集中の抑制が課題となっている。東京の大学の定員の抑制や、CCRCのような施設を地方に整備することで移住を促すなど様々な取り組みがなされている。しかし、そうした政策で、はたして実(続く) -
大言小語 情報の十字路
ディベロッパーのポートフォリオの多様化が進み、今年は「脱分譲マンション元年」と展望してくれたのは、昨年末に急逝したマンションコンサルティング会社「トータルブレイン」を創業した久光龍彦氏だ。用地不足や(続く) -
大言小語 YouTube大学
「YouTube大学」をご存じだろうか。お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦氏が19年4月に開設したYouTubeのチャンネル。毎日更新し、歴史や神話、宗教、文学、偉人伝、政治などあらゆるジャンルをホワイトボ(続く) -
今週のことば ESG投資(2面)
環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のこと。気候変動などを念頭においた長期的なリスクマネジメントや、企業の新たな収益創出の機会を評価する基準として国際的に、SDGs(続く)