連載 記事一覧
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社説 増加する認知症患者 円滑な取引へ、知識武装を
厚生労働省によると認知症患者数は22年時点で443万人だが、30年には523万人、50年には586万人まで増加する見込みだ。しかし現在、認知症患者を法的に保護するための成年後見制度全体の利用者数は23年末時点で約25(続く) -
ひと 日本橋エリアで地域に貢献 東京都不動産のれん会会員 久松商事 代表取締役社長 外川隆司さん
昨年10月、久松商事の社長に就任。職住近接の環境を整え、一心不乱に仕事に打ち込む。大学院では統計学を用いたビッグデータの解析研究に没頭していた。卒業後は、大学院で養った知識を生かし、ベネッセやリクルー(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~786 坂口有吉 玄関ドアに差し込まれたままの鍵 高齢入居者、うっかりミスが増え
当社から遠くない賃貸アパートに高齢女性Cさんが一人で暮らしている。80代半ばだが、しっかりしていて、私と約束したことも覚えているし、過去の様々なトラブルの経緯も間違いなく人に説明できるのだが、こんな怖(続く) -
大言小語 震災からの30年は
1月17日で、阪神・淡路大震災から30年が過ぎた。確かそれ以前の関西では地震がそれほど身近ではなかったはずだ。「日本は地震の国」といわれるだけあって、少し前には北海道の地震が連日報道されていたし、各地で(続く) -
今週のことば ソーシャルキャピタル
人と人との結び付きを「資本」と捉える概念で、訳語は「社会関係資本」。明確な定義は確立していないものの、一般的には「人々の協調行動を活発化することによって社会の効率性を高めることのできる、『信頼』『規(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 実用化が始まった〝AIエージェント〟 機知に富む優良なパートナー
友人A 頭を抱えて、ずいぶんと疲れているようだな。 友人B いや、先日の出張の経費精算で、手間で面倒な申請作業をしているから。 A 生成AI(人工知能)が更に進化した、今後普及していく「AIエージェ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1299 JR常磐線(2) 事例400件超の柏は連続下落
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 北松戸 107(39.1/58.7) 9(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編225 壁紙の自然劣化等も修繕義務の対象となるか?
Q.貸主の「修繕義務」の問題は、前回の判例のように、入居者にとってはかなり厳しくなっているようです。しかし、最近は次の入居者への影響も考えて貸主も随分と気を使っているようですが。 A.そうであればよいで(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、空き家などを改修して住宅確保要配慮者向けのセーフティネット住宅とする、24年度「住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業」の対象となる事業者を募集中。募集締め切りは2月14日(金) ◎国土交通省(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.449 マンション管理応援歌 価格高騰でマンションが抱える課題
年末、お正月、いろいろな方とお会いし、話をする機会がありました。 築20年のマンションでは、昨年は売却する住戸が多かったと言います。不動産価格が最高と思われる時点での売却だと考えられます。住戸が広(続く) -
インテリックス 大幅増益 収益物件売却が寄与 物件販売の粗利率向上も 「住宅価値のオープン化」促進へ
インテリックスの25年5月期第2四半期決算(連結)は、売上高226億3400万円(前年同期比0.2%減)、営業利益17億3600万円(同624.6%増)、経常利益15億6700万円(同1403%増)となり、前年同期比で大幅に利益を伸ばした。長期(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇160 ひと・住まい・感性 住文化研が新刊 ユーザーに警鐘
発足して今年3年目を迎える一般財団法人ひと・住文化研究所(鈴木静雄代表)は近く、書籍第2弾を発刊する。題名は『思想なき住まいが日本を滅ぼす(仮称)』(プラチナ出版)と過激だ。執筆は鈴木代表のほか文明批評家の(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 88 福岡県福岡市「木香庵」(中) 建具や木材の質が海外から評価
九州大学の研究者に提供 この民泊事業が成功を収めた背景には、古民家の立地が九州大学の正面に位置していたことが大きい。九州大学の研究者や訪問する海外の学者たちが、成田さんの宿を長期滞在先として利用す(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第66回 個々人が何者かを問われる時代になる
先日、筆者が所属する(一財)日本不動産コミュニティー(J―REC)の毎年恒例のキックオフミーティングが東京駅前の会場で行われ参加してきた。J―RECは「全ての人に不動産の知識を」という理念のもとに不動産実務検定と(続く) -
酒場遺産 ▶71 神戸・三ノ宮 金杯 森井本店 大正7年創業、燻し銀の老舗酒場
仕事で神戸三ノ宮へ出掛けた夜、先方との懇親会も終わり、一人ふらりと賑わう阪急三ノ宮駅近くの遊歩道を歩く。お洒落な神戸の街とは違った空気が流れるガード下の路地がある。ここに、目当ての金盃「森井本店」が(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第35回 ドミトリー型セーフティネット住宅 居住サポート住宅の新提案
大学のゼミの授業で学生寮事業を展開する企業を訪問し、寮を見学する機会を得た。寮は家具付きの個室で、管理人が常駐し、管理栄養士による食事も提供される。ダイニングルームやランドリールームなど、共用施設も(続く) -
2025 宅地建物取引士受験セミナー (2)
[問題1-6】 正 解 (4) (1)は誤り。 売主が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない目的物を買主に引き渡した場合、買主がその不適合を知った時から1年以内にその旨を売主に通知しないときは、買主は(続く) -
ひと 成長支援し業界に貢献 東京共同住宅協会の事務局で「土地活用プランナー」運営に携わる 小林偉太さん
東京共同住宅協会(東住協)の認定資格「土地活用プランナー」が、15年の立ち上げから今年で10年を迎える。約2年半前に事務局のメンバーに加わり、同資格の学習用テキストや試験問題の校正・管理を始め、受験会場の(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~ 785 若い営業マンに思う 会社都合でかわいそう
以前から当社に営業電話を掛けてきた会社が、「一度営業マンを伺わせて、詳しく説明したい」と電話してきた。店のウインドーに貼ってある広告の電飾会社。当社が借りている店舗は近々貸主が建て替える予定で、新し(続く) -
大言小語 人はカネに寄りつく
話題を欠くことのない一年となりそうだ。1月20日に米国の大統領に再び就任する。前回のトランプ政権に翻弄された苦い経験がよみがえるとともに、再び不確実性の高い先が読みづらい経済環境が待つ。国内に目配せす(続く)