連載 記事一覧
-
ひと 都市に木造建築の可能性を 中高層木造建築のブランドを立ち上げたアイ建設CEO 飯田 愛香さん
2050年までの「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」のカーボンニュートラル実現に向け、社会全体が脱炭素化へシフトする中、今年4月に建築基準法が改正。28年には、建築物のライフサイクル全体におけるCO2排出などの環(続く) -
不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 813 令和の米騒動に思う 縁がめぐって支えられて
「私は米を買ったことがない」と失言して辞任した大臣がいたが、私も四半世紀は米を買っていない。私が50歳で再婚した妻の実家が細々と米作りをしていて、折に触れて送ってくれたり、気仙沼の知人が地元の銘柄米を(続く) -
大言小語 置き配の先に
宅配便の再配達の削減に向け、国は「置き配」の標準化に向けた検討を進めている。対面での荷物の引き渡しを前提とした基本ルールを見直し、物流業者の負担軽減につなげる狙い。今後置き配が一般的となれば、対面受(続く) -
今週のことば 住宅品確法
正式には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」。2000年4月施行。住宅性能表示制度や新築住宅の10年保証などについて定めた法律で、住宅の欠陥や性能に関する問題、それらに起因するトラブルを防ぐと共に、万が(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 物価高で自宅所有に慎重姿勢 自衛意識と対応策の備えを
デスク 猛暑、酷暑に物価高…。最近は数字を見るだけで体がほてってきそうだよ。 記者 バカンスに行くにも費用は高いし、今年は自宅でエアコンとのんびり過ごす夏です。光熱費の負担もばかになりませ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1326 東京メトロ東西線(1) 築古化の中野が連続下落
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 中野 350(35.4/46.8) 354(2(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編242 土地区画整理事業と市街地再開発事業の違いは?
Q.前回の土地区画整理事業の説明の中に、その事業が健全なまちづくり・都市づくりのための事業であるとありましたが、それは本来、国や地方自治体が行う事業ではありませんか。 A.基本的にはその通りです。ただし(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、25年度「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の支援対象事業者を募集中。締め切りは、「課題設定型」「事業者提案型」「事業育成型」の各第2回公募が8月18日(月)。「子育て住宅型」「子(続く) -
ホテル・旅館事業 営業利益73%増に 第2四半期決算、ヒューリック
ヒューリックの25年12月期第2四半期業績は、増収増益だった。経常利益ではレーサムのM&A費用を計上するも2.6%増となった。 不動産事業は前年度及び当期間に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇187 人間の未来 〝楽観視〟は禁物 AIの進化必然でも
「AIの未来を考えることは、人間の未来を考えること」と痛切に思わせるセミナーが7月23日、東京・西新宿のNSビルで開かれた。主催は不動産流通プロフェッショナル協会(FRP、真鍋茂彦代表)だ。 FRPは21年春に(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 107 福岡県八女市「天空の茶屋敷 」(下) 〝日本の原風景〟が非日常の体験に
外国人旅行者に人気 ここ最近の宿泊者のうち8割以上が外国人で、彼らは口コミやレビューを頼りに、この〝山奥の宿〟を目指してやってくるそうだ。以前は情報発信のハードルが高かったが、今では翻訳機能やSNSに(続く) -
不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編82 ~畑中学 取引実践ポイント~ 仲介担当者の御法度は気の緩み 「売買契約後に行うこと(1)」
売買契約の締結後、私たち仲介担当者に現れる症状に「気の緩み」がある。第31回でも同じ指摘をした。こうなる原因は2つ考えられる。売買契約の締結で取引の山場を越したと感じてしまうこと、契約が済んだと他の顧(続く) -
酒場遺産 ▶98 前橋 呑龍横丁 昭和の空気が色濃く残る
前橋市がまちづくりで注目を集めている。前橋市の馬場川通りは、ジンズホールディングスCEO田中仁氏が私財を投じた白井屋ホテルを核に、官民協調のまちづくりにより大きく変貌を遂げた。かつて荒廃していた馬場川(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第62回 住まいの価値と維持管理の工夫 築年数で測れない面白さ実感
大学の授業の一環で、神奈川県にあるH団地を見学した。H団地は1970年代に日本住宅公団から分譲された600戸からなる高経年団地型マンションである。H団地の住棟は階段室型5階建てであり、エレベーターが設置されて(続く) -
2025 宅地建物取引士受験セミナー (29)
【問題3-41】 宅地建物取引業者Aが自ら売主となって、宅地建物取引業者でないBに建物(代金3,000万円)を販売する場合に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか(続く) -
住宅ジャーナリスト櫻井幸雄 慧眼を開く 第18回 首都圏郊外は建て売りと競合しやすい
今、首都圏郊外で新築分譲マンションの販売を行うと、建売住宅との競合が発生しやすい。 駅に近い新築マンション3LDKと同じ価格帯で駅から徒歩10分~15分の建売住宅や中古住宅が購入可能。すると、マンション(続く) -
社説 カスハラ対策が義務化 現場再点検で成長止めるな
カスタマー・ハラスメント(カスハラ)対策は、自社の成長戦略を再考する好機となる。行き過ぎた顧客の要求や言動はSNSと匿名性の時代に過熱し、企業経営を揺さぶる。ならば事業主は「働く場、従業員を守る。毅然と(続く)