連載 記事一覧
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大言小語 望ましからざる変化
今夏は猛暑のあまり、本欄で事あるごとに手を変え、品を変え、気候変動と己の身体の老化を嘆いていたような気がしてならない。いくら書いても書き足りないほど、こうした現象に絶えず衝撃を受けていたのだろう。 (続く) -
今週のことば 自然共生サイト
環境省が23年度に創設した、「生物多様性の保全が図られている区域」に対する国の認定制度。民間事業者や民間団体、個人、地方自治体など、国以外の主体による取り組みが対象。25年4月には、同制度を法制化した新(続く) -
ニュースが分かる! Q&A マンション標準管理規約改正 時流に対応、管理再考の契機に
マンション住人 先日案内のあった説明会って、具体的に何がテーマなんですか? 管理組合役員 簡単に言うと、「このマンションの管理規約を、こういう風に変えましょう」というお話です。 住人 何か問(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1339 JR京浜東北線(1) 大井町が坪500万円台
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 品川 712(21.1/81.6) 589(2(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編245 予約契約は民法の規定に従うべきものか?
Q.前回(第244回)、建物賃貸借契約の場合にも予約契約を締結することがあるが、一般に「予約」といわれる契約は、将来「本契約」という予約とは別個の契約(本契約)を締結する契約だということがわかりました。 A.(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 首都圏中古マンション市場を検証(2) 都下・神奈川でも中古市場が拡大
トータルブレインがまとめたレポート「首都圏中古マンション市場検証2025(2)」から、東京23区外の近郊・郊外中古市場の推移を新築市場と比較しながら紹介する。 東京都下を見ると、10年以降の新築供給戸数は4(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、第4回「地域価値を共創する不動産業アワード」の対象となる取り組みを募集中。エントリー期限は11月21日(金)、応募書類提出期限は12月5日(金) ◎国土交通省は、25年度「居住サポート住宅改修事業」(続く) -
業績進捗は8割超 第2四半期、ゴールドクレスト
ゴールドクレストは10月31日、26年3月期第2四半期連結決算を公表した。売上高、利益共に前年同期を上回った。進捗状況は期初計画の8割を超えている。 主力の新築分譲マンション事業の引き渡し戸数は165戸で、(続く) -
上期に物件計上集中 第1四半期、アーバネット
アーバネットコーポレーションは11月6日、26年6月期第1四半期連結決算を発表した。前年同期比で大幅な増収増益となった。 その要因を服部信治会長兼CEOは「前年度における都市型賃貸マンションの竣工計画が下(続く) -
建設事業の利益率低下 不動産賃貸は堅調推移 大東建託 中間決算
大東建託の2026年3月期第2四半期決算(連結)は、主力の不動産賃貸事業が堅調に推移して建設事業の減益を補い、増収減益となった。 建設事業は完成工事高が2640億円(前年同期比1.2%減)。資材・労務費上昇による(続く) -
決算 旭化成H 25年度中間 初の売上高1兆円へ建築請負が二桁増益
旭化成ホームズグループの26年3月期第2四半期は、売上高・営業利益とも過去最高を計上。建築請負部門では、引き渡し戸数は戸建てが2277戸(前年同期比0.1%増)と横ばい、集合住宅が2395戸(同1.1%増)と微増だったが、(続く) -
決算 積水化学住宅C 25年度中間 売上棟数減もコスト抑え大幅増益
積水化学工業住宅カンパニーの26年3月期第2四半期決算は増収増益で着地した。新築市況の低迷が継続する中、構成良化による棟単価アップやリフォーム事業の受注拡大によって増収を確保した。更に、固定費の抑制によ(続く) -
決算 住友林業 25年12月期第3四半期 米国減速で減益も国内住宅は増収増益
住友林業の25年12月期第3四半期決算は増収減益で着地した。 国内の住宅事業は、好調な受注を背景に売上高4161億円(前年同期比9.1%増)、経常利益271億円(同20.7%増)の増収増益。戸建て注文住宅は販売金額2772(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇200 続・「中古」という言葉 資産価値重視と矛盾 低い流通比率が課題
他者(ヒト)が住んだ瞬間に〝中古〟と呼ぶ、それは日本人ならではの感性である。しかし、わが政府は16年前の2009年に長期優良住宅法に基づく「長期優良住宅認定制度」を始めている。にもかかわらず、いまだに築1年(続く) -
不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編88 ~畑中学 取引実践ポイント~ がけ下にある不動産は360度見渡せ 机上調査のみは擁壁問題を見落とす
現地調査では対象不動産や隣地外でも目に見える周辺状況の目視確認と記録は必要であり、できるだけ買主へ説明しておくと良いだろう。 特にがけ下にある不動産の場合は周辺から受ける影響が大きく、擁壁の崩壊(続く) -
酒場遺産 ▶109 四ツ谷 太平山酒蔵総本店 極めつけは比内地鶏のもつ刺し
角打ち「麹町いづみや」から四ツ谷まで歩き「太平山酒蔵総本店」へ。四ツ谷で最も好きな酒場のひとつだ。しんみち通りの雑居ビル1階の奥まったところに「秋田料理 太平山酒蔵」と堂々と書かれた暖簾がかかる。暖簾(続く) -
不動産学の魅力 第75回 明海大学 不動産学部 REITと不動産企業株式の魅力 投資の分析力を磨く糧に
不動産投資には、現物不動産の購入、不動産企業の株式取得、REITなどの方法がある。その中でも、少額から始められるREITや不動産株式は、個人投資家にとって現実的な選択肢だと考える。自らもREIT投資を実践してお(続く) -
第31回 住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄 慧眼を開く 「シティタワー千住大橋」の着目点
住友不動産の「シティタワー千住大橋」が完成し、この秋、実際の建物内を見せての販売がスタートした。それまでは、総合マンションギャラリー北千住館で「シティタワー綾瀬」と共通モデルルームを見せていたので、(続く) -
ひと 「日ごろから〝早めの備え〟実践を」 介護の知見を書籍化したミサワホームエグゼクティブアドバイザー 吉田 肇さん
ミサワホームの介護事業の歴史は、早期リタイアを迎えるオーナー向けに静岡・伊豆高原に定住型別荘として分譲マンション「プライムコミュニティ伊東」(総戸数27戸)を開設した1982年にさかのぼる。2000年に開始した(続く)




