連載 記事一覧
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一般財団法人日本不動産研究所(36) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 秋田県鹿角市・栄えた鉱山の町から観光都市へ 十和田八幡平からユネスコ文化遺産まで 豊富で多様な資源を活用
1300年前に開山 鹿角市は秋田県の北東部に位置し、かつては盛岡藩の領土だったこともあり、県都秋田市よりも盛岡都市圏との結びつきが強い。72年に花輪町、十和田町、尾去沢町、八幡平村が合併し市制を施行した。(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ日本の「聖地」は外国人をも魅了(3) 宿坊自体が文化体験、高野山に外国人が
宿坊人気が続く 4年前、高野山の宿坊に泊まった際、隣はフランスからのファミリーが同宿されていて、トイレや朝の勤行体験で顔を合わせた。当時から、外国人旅行者の宿坊での滞在が増え始め、その後、更に増加して(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (3) サブリース建物取扱主任者 事業者からの賃料減額請求
「知識がなくとも賃貸経営をする事ができる」「賃借人に対しての対応は全てサブリース事業者が行う」「空室分の賃料も保証され支払われる」など、不動産オーナーにとってはメリットの多いサブリース。しかし、事業(続く) -
造る未来 親子で事業承継 (3) 地域の将来に責任を持つ
増える廃業? 中小企業庁によると、今後10年間に70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、そのうち約半数の127万社(日本企業全体の3分の1)が後継者未定となっている(図参照)。こうした現(続く) -
2018宅地建物取引士受験セミナー (2)
【問題1-6】 相隣関係に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。ただし、民法の規定と異なる慣習については考慮しないものとする。 (1)土地の所有者は、境界付近に建物(続く) -
ひと 住まい探しがワクワクする時代 インスペクション実績が4万件を超えた、さくら事務所社長大西倫加さん
ホームインスペクション(住宅診断)業務の提供実績が17年末で4万件を超えた。宅建業法の改正によって4月からインスペクションが重要事項説明の項目となり、「動きの鈍かった市場を活性化させ、中古住宅の良いイメー(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言436 賃貸現場の喜怒哀楽坂口有吉 元官僚の傲慢さにあきれる 更新通知の度に訪問命令
旧通産省に勤めていた元官僚が、退職後に当社が管理するマンションを夫婦で借りていた。だが、2年に一度の更新通知を送る度に不愉快な思いをさせられていた。 通知書には「契約のためのご来店日時をお知らせくだ(続く) -
大言小語 日本は今、47歳
厚生労働省の推計によると、日本人全員の平均年齢は現在約47歳。35年には50歳となり、その後は50年の51.3歳まで緩やかに上がっていく。40~50代と言えばまだまだ働き盛り。〝超高齢社会〟という言葉から受けるイメ(続く) -
今週のことば 持戻し免除(2面)
相続開始前に資金援助をしてもらったなど特別受益分を受けた場合に、特別受益分を考慮しないで相続財産を計算すること。通常は特別受益を加えて計算するため、特別受益者の相続額は少なくなるのだが、被相続人が持(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 〝住まいの近く〟ニーズに注目 トレンド予測は「育住近接」
30代妻 年末年始以降、お部屋探しのテレビCMを見る機会が増えたわ。 30代夫 春商戦に向けて本格化しているからね。 妻 うちも春には賃貸マンションの更新時期よ。心機一転、購入を考えてみる? 夫 そうだ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 949 東京メトロ南北線(1) 共用区間の目黒は堅調
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆東京メトロ南北線(1) 目黒 304((続く) -
知って得する建物の豆知識 229 誘導雷 被害多数、SPDで防御を
ことわざで、怖いもののたとえとして「地震、雷、火事、親父」と言いますが、親父の権威は地に落ちて久しく「地震、雷、火事、水害」とした方が実情を表しているようです。地球温暖化の影響か、夏季には集中豪雨が(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月23日(火) ◎日本ビルヂング経営センターが新春特別ビル経営セミナー「〝働き方改革〟がもたらすビル経営の大転換」を開催(東京都千代田区、大手町フィナンシャルシティ) 1月24日(水) ◎日本不動産鑑定士協会連合(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第218回 大型マンションと駐車場 カーシェア時代の景観対策を はい島三弥 不動産学部1年
【学生の目】 都市景観100選に選ばれている新浦安駅周辺地区。その中でもひときわ存在感を放っているツインタワーの超高層マンションがある。 昨今の超高層マンションブームの先駆けとなったマンションで、広(続く) -
マン活に励む管理組合 ~良好なコミュニティの秘訣~ パークホームズ流山 おおたかの森ザレジデンス(2) 千葉県流山市 マンションと地域の交流 放課後アフタースクール
「パークホームズ流山おおたかの森 ザ レジデンス」を計画するにあたって、マンションを供給した三井不動産レジデンシャルは、ファミリータイプのマンションならではのコミュニティ形成をと考えました。「女性が(続く) -
マンション管理応援歌No.126 廣田信子の紙上ブログ AI管理員は管理員さんの強い味方に
深刻な管理員不足を背景に、マンション管理業界のAI管理員に対する関心が高まっているようです。見学に行きましたが、現段階での対話型AIの技術は、音声認識は人間に近い能力を獲得していますが、それ以外はまだま(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 (96) 居酒屋「きびや」 〈東京・高円寺〉 店内は古民家風
入店するかどうかを決めるのはやはりその外観だ。ここは外からはちょっと古びた木造の建物にしか見えないが(写真右)、中に入ると壁はログハウス、天井には太い木の梁がむき出しになっていて都会の古民家といった風(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(35) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 山形市・築古建物を活用したまちづくり 再開発と保存で活気取り戻した七日町 玄関口、駅前整備が焦点
一等地に明るい兆し 山形市の商業地では近年、地元不動産業者による複数のオフィスビル購入、シティホテルの事業譲渡、デパートのサテライト店舗やアウトドア店の山形駅前や周辺へ新規出店など明るい兆しがある。(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ日本の「聖地」は外国人をも魅了(2) 熊野古道を歩く外国人が急増、交流を満喫
巡礼がブーム 田辺市熊野ツーリズムビューローによると、熊野古道のある和歌山県田辺市の外国人宿泊者数は、11年度には約1000人だったが、16年度には約3万人を超え、大幅に増加している。なぜ、これほどまでに増え(続く)