連載 記事一覧
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ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (2) 競売不動産取扱主任者のトラブル解決事例 不動産の立ち退きを巡って
市場価格の7割前後の価格で落札できるケースも多い競売物件。近年では不動産事業者のみならず、一般の方も競売に参加するケースも少なくない。 トラブルの当事者となったのは、横浜市保土ヶ谷区にある戸建て物件(続く) -
造る 未来 (2) 殺伐化するAI社会 単身世帯が常識となるその時
今は、一人暮らしが標準世帯となっている(全世帯の33%で第2位の「夫婦と子」世帯の27%を6ポイントも上回っている)。といっても、親元を離れて世帯を構え始める若者が増えているわけではない。むしろ若者の数は減少(続く) -
2018宅地建物取引士受験セミナー (1)
例年好評をいただいている宅建セミナーを今週号からスタートします。 【問題1-1】 制限行為能力者の行為の効力に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。 ア未成年者Aが(続く) -
社説 不動産業界はどう変わるべきか 地域の魅力育てる力持て
新たな年のスタートに当たり、人口減少、少子高齢化が本格化するこれからの時代に、「不動産業界はどう変わるべきか」を論じたい。中でも少子高齢化が国民生活にもたらす最大の懸案は社会保障制度の存続である。(続く) -
ひと 情報発信から関心も得る 国土交通省の仕事をアピールする大臣官房広報課長舟本浩さん
週に2度ほど開かれる国交相の会見では、各局との調整役を担う。更に年間で3千数百に及ぶプレスリリースを扱うなど、国土交通省という巨大な組織の広報という現場で最前線に立ち、汗をかいている。「施策を正しく理(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言435 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 水漏れ被害で1カ月避難が必要 「その家賃、払うべきか」
娘から電話があった。「私の店のお客さんがアパートを借りていて、2階の人が水漏れを起こしてしまった。修理のために1カ月くらいアパートを出なくてはならなくて、その間のアパートの契約金や家賃は保険で出るみた(続く) -
大言小語 信託で家族共有の目標を
ふと気がつくと、1月も既に半ば過ぎ。街中の正月の雰囲気は一掃され、すっかり日常が戻っている。そういえば最近は「1年があっという間に過ぎてしまう」という会話が多く交わされるようになったようだが、〝高齢化(続く) -
今週のことば ICO(1面)
仮想通貨を利用した資金調達方法のこと。Initial Coin Offeringの略。株式の新規株式公開との違いは、主幹事・幹事証券会社が存在せず、企業が直接独自の仮想通貨の売り出しを行う。そのため、監査がなく、誰で(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 年頭所感・訓示から見る住宅業界 問われる変化への対応力 「厳しい環境」「生き残りをかけた競争」…
記者A 1月も半ば、そろそろ今年も業界が本格的に動き出す時期になったな。 記者B 景況アンケートや年頭所感・訓示など、業界各分野のトップによる1年の見通しも出揃ったね。実際のところ、18年はどういう年に(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 948 東京メトロ東西線(2) 7駅で事例増、単価上昇
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆東京メトロ東西線(2) 東陽町 194((続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編108 「法定地上権」はどのように評価されるか?
Q 前回の「法定地上権」は、その競売物件の権利関係に関する「物件明細書」の中にどのように記載されるのでしょうか。 A 裁判所によって多少の違いはあると思いますが、東京地方裁判所の場合には、次のように(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月16日(火) ◎全日本不動産協会と全日本不動産協会東京都本部が「新年賀詞交歓会」を開催(東京都千代田区、ホテルニューオータニ) ◎不動産流通推進センターがスペシャリティ講座「シェアハウスとは何か? なぜ、こ(続く) -
地域密着探訪 ERA昭産建設(東京都江戸川区) 城東拠点に仲介・建築・リフォーム 単身者向けの利活用が課題
東京・城東エリアを拠点に、不動産管理・仲介、建設、リフォーム事業等を展開する同社は03年、現在の東西線葛西駅前で事業を開始した。当時入社した實籾(みもみ)隆浩社長は同路線の妙典駅出身。「母が不動産会社に(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第217回 金子信孝 不動産学部1年 ヴィンテージマンション 年数経ても価値を保つ理由は
【学生の目】 大学で不動産の様々な知識を身につけるに伴い、近頃は街で建物によく目がいく。建物の重要な情報の1つとして築年数がある。築年数が長いほど建物は劣化し、周りから見た景観や使用する際の安全面が(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.125 マンション管理応援歌 管理組合の基礎体力強化を
年頭に頭に浮かんだのは、管理組合の基礎体力強化がとても重要な年になるだろうと言うことでした。基礎体力とは、その時々に必要なことを自分たちで考え、合意形成していく力のことです。そのためには、管理組合運(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 焼き鳥「博多や」 (95) 〈東京・高円寺〉 心地の良さは90点
JR高円寺駅北口を出て左に進み信号を渡ると最初は線路と平行だがすぐに斜めに延びる「中通り商店街」の右手にある。駅からは90メートル程。若い店員たちの元気のよさが快い。といってもチェーン店にありがちな大声(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(34) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 新白河駅周辺と明暗分かれ空洞化進む 文化交流館など白河駅前に 福島県白河市・中心市街地活性化計画に成果
郊外の大規模商業 白河市は、福島県中通り南部に位置する人口約6万2千人の都市である。毎年2月11日に行われる「白河だるま市」や9月に行われる「白河提灯まつり」など、多くの観光客が集うイベントも行われている(続く) -
地域が変わるインバウンド(29) 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ日本の「聖地」は外国人をも魅了(1) 赤い鳥居は〝インスタ映え〟で大人気
地価の高騰に寄与? トリップアドバイザーという旅行に関する口コミのウェブページがある。アメリカ発祥のサービスで、利用者は外国人が多く、5点満点で評価し、コメントを入れていく。それを年に1回、同社が集(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (1) クレーム対策に有効
裁判によらず、当事者同士の話し合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。そもそもADRとはAlternative Dispute Resolutionの頭文字をとったものであり、「より当事者の求める形」でのトラブルの(続く) -
住宅金融支援機構新ステージへ 第5回 【フラット35】に2つの新タイプ 「子育て」と「地域活性化」を支援
国は「ニッポン一億総活躍プラン」「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」において子育て環境の整備、地方移住・定住の促進、都市構造のコンパクト・プラス・ネットワーク化の推進等を掲げている。 地方公共(続く)