連載 記事一覧
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上半期の需要減響き減収利益は販管費削減等で増加 LIXIL21年3月期決算
LIXILはこのほど、21年3月期連結決算を発表した。売却した会社を除く継続事業の売上収益は前期比9.0%の減少となった。新型コロナウイルス感染症の影響による上半期の需要低迷が通期の実績を引き下げた。同時に、販(続く) -
住宅事業は好調も特損で純損失を計上 ヒノキヤG第1四半期決算
ヒノキヤグループはこのほど、21年12月期第1四半期の連結決算を発表した。主力の住宅事業が好調に推移し、売上高は前年同期比9.3%増となったものの、退任代表取締役に「特別功労金」5億円を贈呈したことに伴い、前(続く) -
首都圏、東京に隣接する立地特性 減速した人流、過熱する物流 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第3回 千葉県
コロナ禍は、人々の生活様式の変化を通じて不動産のあり方にも様々な影響を与えている。コロナ対策のため、人の流れを抑制するための措置等が講じられた結果、飲食店等の店舗、人が集まる都心部、観光地など広域的(続く) -
この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇42 住宅評論家 本多信博 最後の結論 自分を取り戻す場
人が住まいを求めるのは、 「幸せ」という目に見えないものを、形にして手に入れようとする行為である。だとすれば、住まいはハードではなく、そこでどんな暮らしが実現するのかというソフトが重要になる。つまり(続く) -
2021 宅地建物取引士受験セミナー (19)
【問題2-41】 宅地建物取引業者AがBとの間で自己所有の甲建物につき、自ら売主として売買契約(代金3000万円)を締結する場合における次の記述のうち、宅地建物取引業法及び民法の規定によれば、誤っているものはど(続く) -
先進の不動産DX 軽作業を積み重ね大きな効果
アウトソーシングで効率化 原状回復や修繕、清掃などの現地対応は、不動産業務で欠かせない。不動産テックのサービスブランド「GMO賃貸DX」を展開するGMOReTech(東京都渋谷区)は今秋に、「GMO賃貸DX業者さんア(続く) -
「脱炭素」有識者検討会第3回 省エネ基準引き上げ必須 義務化見据え、丁寧な行程表を
3回目を迎えた同検討会では、「2050年カーボンニュートラル」実現に向けた今後の取り組みの進め方に関するたたき台が示された。地球温暖化対策は国民一人ひとりが当事者であり、ZEH等の省エネ住宅のメリットの分か(続く) -
特別企画 不動産業ビジョン/賃貸住宅管理フォーラム 不動産証券化協会 杉山博孝会長 「ビジョン」策定、市場の更なる発展を
――今の市場環境をどう見ているか。 「東証REIT指数は昨年末から上昇傾向となり、コロナ前の9割を超える水準まで回復したが、TOPIXと比較すると戻りが鈍い。要因の一つには時価総額で割合が大きいオフィスリー(続く) -
東急、Unito 賃貸の自室をホテルに変身 東京・渋谷にサービスアパートメント
東急(株)、Unitoは、入居者が家に帰らない日は家賃がかからない多拠点生活者向けのサービスアパートメント 「Re-rent Residence 渋谷(リレントレジデンスシブヤ)」(東京都渋谷区渋谷三丁目)を6月25日から賃貸を開(続く) -
トップインタビュー プロパティエージェント中西聖社長 DX先行が成長後押し 「新たな世界つくる技術の普及へ」
――20年度決算について。 「コロナ禍という大きなマイナス要素の中でも、増収増益を維持できたことはやはり大きい。とはいえ、金融機関の状況や方針転換への懸念こそあったが、我々自身の事業についての不安は(続く) -
地域密着探訪 ERAエス・シーリビング (神奈川県) 仲介・管理・建築を柱に 総合力の強み生かす
所在地は、神奈川県足柄下郡湯河原町。有名な湯河原温泉のほか、海や山、自然に恵まれた落ち着きのあるリゾート地だ。 コロナで若年層が増加 昨年からの新型コロナウイルス流行で、住まいに対する意識が変(続く) -
特別寄稿 スマートホーム 暮らしに与える変化 全3回第1回 スマートホーム先進国 アメリカの現状と日本での普及 株式会社アクセルラボ 代表取締役 小暮学
スマートホーム先進国 「アメリカで爆発的に普及したものが数年遅れて日本で普及する」という言葉があります。調べてみると、この〝数年〟というのは、プロダクトの性質やローカライズするまでの年数にもよ(続く) -
YKKAP、プレイス・コーポレーション 鎌倉で高性能リノベ戸建て
「鎌倉 常盤の家」の外観は、由緒ある街並みと景観に馴染むように一新。内観においては、建物の素(す)の構造を生かしながら、間取りプランの変更と、断熱改修・耐震補強などを行い住宅性能の向上を図ることにより(続く) -
人事 大和ハウス工業
(6月29日) 特別顧問(代表取締役副社長情報システム部門担当 サステナビリティ担当 営業推進担当 TKC推進担当)石橋民生 取締役副社長技術統括本部長(大成建設代表取締役副会長)村田誉之▽常勤監査役(執行役員(続く) -
社説 21年春本紙家賃調査 不動産DXは待ったなし
住宅新報が年2回実施している家賃調査がまとまった。コロナ禍で3回目の調査となるが、影響は衰えを知らず、来店客の減少に当惑する賃貸仲介業者の現状が垣間見えた。 東京圏の調査の概要は、5月11日号に掲載(続く) -
ひと 管理問題解決の一翼担う マンション支援を強化する住宅金融支援機構マンション・まちづくり支援部 清水 明さん
高経年マンションの問題はここ数年、急速に関心が高まり、社会問題の様相を呈する。「高経年の場合は専門家の連携が鍵を握る。マンション管理には総合的な視野が必要であり、その一翼に金融がある」と認識する。19(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言603 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 融通が利かなくて困った話 契約は客付け業者の役割?
ある大手不動産会社の管理物件にお客様を案内して申し込みが入った。物件は今風のデザインと造りで若者受けしそう。オートロックで水回りの設備も整っていて使いやすい1LDK。家賃もさほど高くはないから、そりゃあ(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所・AIDXラボ所長 麗澤大学経済学部客員教授 宗 健 第43回 結局、東京都の人口は減ったのか
コロナ禍で郊外・地方へ移住したケースがメディアで扱われることも多く、東京一極集中の流れが止まるかどうか、東京都の人口動向も注目を集めている。 そして、4月1日時点の東京都の推計人口が前年よりも2万5(続く) -
大言小語 身近な「まさか」
緊急事態宣言が5月末まで延長された。昨年の今頃は、まさか2年続きでゴールデンウイークが緊急事態宣言で外出自粛になるとは思っていなかった。今年も夏の帰省や家族旅行を諦めるしかないのかと気をもんでいる人た(続く) -
今週のことば ハーフビルド方式
建物の構造など、重くて危険な工事はプロに任せて、施主自身が仕上げに関わる部分をつくることが可能な建築スタイル。予算、体力、時間など、施主個々の事情やニーズに応じて施工範囲は決定でき、DIYのだいご味を(続く)