不動産鑑定士レター 地方の不動産鑑定士を増やすには 根本的な制度見直しが必要に
不動産鑑定士は司法試験、公認会計士試験と並び文系の三大難関国家資格の一つとされていますが、知名度は他の二つの資格に比べると低く、一般の方からするとどのような資格であるものか理解されておりません。 地方においては地価公示や相続税、固定資産税評…
不動産鑑定士は司法試験、公認会計士試験と並び文系の三大難関国家資格の一つとされていますが、知名度は他の二つの資格に比べると低く、一般の方からするとどのような資格であるものか理解されておりません。 地方においては地価公示や相続税、固定資産税評…
【はじめに】 不動産鑑定士は、不動産の価格を求める際、絶えずその不動産がどのように利用されるのが最もふさわしいのか、すなわち最有効使用は何かを考えます。 【空き家問題について】 筆者の住む、過疎化の進んだ地方においては、空き家問題に悩まされ…
【私の経歴】 私は、就職氷河期である1997年に大学を卒業し、京都銀行に就職しました。約4年勤務する中で、将来的なビジョンを構築し、まだ開発途上であった「不動産金融」を50歳までに経験し、後には、不動産鑑定士業として世の中に貢献したいという…
令和8年地価公示の結果は、景気が緩やかに回復している中、三大都市圏では上昇幅が拡大し、地方圏でも上昇傾向が継続するなど、全体として上昇基調が続いている。全国平均では全用途平均・住宅地・商業地とも5年連続で上昇し、全用途平均・商業地は上昇率が…
【「暮らしやすさ」を可視化】 2025年1月、米紙 ニューヨーク・タイムズ が「2025年に行くべき52カ所」として富山を取り上げたというニュースは、多くの人に驚きをもって受け止められたのではないだろうか。東京や京都といった定番都市ではなく…
不動産鑑定士の業務といえば、土地価格の評価が中心だと考えられています。国土交通省が毎年3月下旬に公表する地価公示(最高価格地は銀座4丁目山野楽器)、都道府県が毎年9月下旬に公表する地価調査(最高価格地は銀座2丁目明治屋銀座ビル)、国税庁が毎…
土地の価格は、何かしらの相場感がある。インターネット上で、相続税路線価や地価公示などを検索することもできる。では、土地の賃料、いわゆる地代はどうなのだろうか。現行地代は妥当といえるのか? 一般の方が悩むのは当然、不動産業者の方からもよく相談…
【全用途平均】 全国平均では4年連続、三大都市圏では5年連続で上昇した。地方圏では3年連続で上昇した。地方圏のうち地方四市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)では、13年連続で上昇したが、上昇率は縮小した。地方圏のうち、地方四市を除くその他の…
不動産鑑定士短答式試験は、2006年からスタートしたが、長らく受験者数の減少傾向が続いていた。土地や建物の価格評価を担う専門職でありながら、他士業に比べて知名度が低く、実務のイメージが湧きにくいことなどが、若年層の関心を遠ざけてきたと考えら…
私の活動範囲は北海道北部エリアで7市24町2村です。その中の多くの市町村は土地価格が下落傾向で推移しています。土地価格は様々な価格形成要因によって総合的に決まるものですので、各市町村により要因は様々ですが、共通している要因の一つに人口減少、…
【人口減少と地価の二極化】 人口減少が進む我が国では、宅地需要の減少によって地価は下落を続けるとも考えられます。しかし、実際に我が国を見渡しますと、都市部の地価が上昇傾向にあり、地方部でも利便性が高まる中心都市周辺では地価上昇がみられます。…
不動産業界に入って以来、様々な立場の方と話す機会があります。「うちのクライテリアはIRR●%以上で…」「一等地で鑑定CAP●%だっけ、アレなにかあるよね」など、とかくこの業界の方々はパーセントでお話しすることを好まれます。「●%は高いね!」…
東京都不動産鑑定士協会公式ユーチューブチャンネルの鑑定士プロモーションムービー視聴回数や「不動産鑑定士」のグーグル検索回数が大幅に増加するなど、昨今ネット上でも文系三大国家資格として「弁護士・公認会計士」に加えて「不動産鑑定士」の記事を目に…
2025(令和7)年地価公示の結果は、景気が緩やかに回復している中、地域や用途などにより差があるものの、三大都市圏では上昇幅が拡大し、地方圏でも上昇傾向が継続するなど、全体として上昇基調が続いている。 全国平均では全用途平均・住宅地・商業地…
私は生まれ育った秋田県大仙市で独立開業して10年程になります。不動産鑑定は不動産鑑定評価基準に則り行うものですが、判例などに大きく捉われることなく、自分の判断や意見に基づいて評価額を決定する点にやりがいや魅力を感じた事が、不動産鑑定士を目指…
私たち不動産鑑定士は、不動産の適正な経済価値を貨幣額をもって表示すること、つまり価格または賃料を示して、その対価として評価報酬をいただく生業です。本連載をご覧の皆さまには「不動産鑑定評価」について、認識・理解頂いていると思いますが、一般の方…
「なんで?」――。不動産鑑定士と聞いて、誰かの顔が思い浮かぶ方は少ないと思う。僭越ながら、三大国家資格の一つとして数えられることが多い不動産鑑定士ではあるが、残念ながらその知名度は他の士業系国家資格と比べて低いと言わざるを得ない。特に、小・…
「人手不足」が日本経済の先行きを危うくする昨今、三大国家資格の一角を担う不動産鑑定士も受験者数の低迷が続いている。試験制度変更当初(平成18年度)は4600人余りいた短答式受験者数も、近年は1700人前後。団塊の世代が後期高齢者になったこと…
全用途における24年基準地価格の全国平均は3年連続、三大都市圏は4年連続、地方圏は2年連続で上昇した。そのうち地方四市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)は、12年連続で上昇したが、上昇率は縮小した。その他の地方圏は、1992(平成4)年以来…
不動産鑑定士が土地建物の価格を求める際は、いわゆるトップダウンアプローチによって真の価格に迫ります。対象となる不動産の個性や属する地域を分析する前提として、一般経済社会における不動産のあり方及びその価格の水準に影響を与える一般的要因を分析し…