不動産鑑定士レター 地価の二極化がもたらす課題 地域再生に知見の活用を
住宅新報 2025年7月29日 号 3面
連載: 不動産鑑定士レター
【人口減少と地価の二極化】
人口減少が進む我が国では、宅地需要の減少によって地価は下落を続けるとも考えられます。しかし、実際に我が国を見渡しますと、都市部の地価が上昇傾向にあり、地方部でも利便性が高まる中心都市周辺では地価上昇がみられます。
この要因としては、(1)世帯数については核家族化の進行により増加しており、住宅需要も増えていること、(2)都市部への人口流入が続き、都市部での住宅需要は高まっていること、(3)低水準の住宅ローン金利が住宅需要を下支えしていること、(4)円安の影響から海外資本による旺盛な投資が続いていること――などが考えられます。























