不動産鑑定士レター 住宅・土地統計調査 空き家を利活用し問題を解決
住宅新報 2024年8月27日 号 3面
連載: 不動産鑑定士レター

【全国空き家ランキング】
2024年4月30日、総務省統計局より5年に一度実施されている「住宅・土地統計調査」によって、国内の住宅総数に占める空き家の割合が公表された。23年10月時点のもので、空き家の割合は全国で過去最高の13.8%となった。更に都道府県別に見てみると、徳島県が全国ワースト1位の21.24%、和歌山県がワースト2位21.17%、山梨県がワースト3位20.47%と続く。ワースト10位以内に四国4県が入る結果である。山梨県は別荘の空き家が多いといわれ、少し状況が異なるが、徳島県、和歌山県ほか過疎エリアは、総じて人口減少が大きく影響しているようだ。
一方で、空き家の割合が低い順位でみると、沖縄県が9.30%と最も低く、埼玉県、神奈川県、東京都と続き、大都市圏を抱える都道府県は低い傾向にある。沖縄県は空き家の割合が全国で最も低いと順位付けられているが、放置空き家に占める廃朽・損傷のある放置空き家の割合は35.13%と全国ワースト1位であることも特徴的である。






















