GAテク オフィス空間をアップデート データ分析とサブスク家具活用
住宅新報 2021年2月16日 号 3面

「リノシーワーク」(※発表資料より作成)
不動産テック総合サービス「RENOSY(リノシー)」を運営するGAテクノロジーズ(以下GAテク、東京都港区、樋口龍社長)は2月9日、収集データの分析・活用を駆使し、オフィスを科学的にアップデートしていく設計サービス「RENOSY WORK(リノシーワーク)」を始動した。家具のサブスクリプションサービスを手掛けるクラス(東京都目黒区、久保裕丈社長)と連携し、組織・制度設計からデザインまで企業の働き方を支援していく(関連記事=柔軟な働き方促すABW)。
今回のサービスはGAテクで住宅のリノベーションを手掛けてきた空間デザイン部門を中心に進めていく。「働き方も、働く場所も、すべてはビジョンからはじまる。」という「ビジョンドリブン ワークスタイルデザイン」をコンセプトに設定し(1)ヒアリング&アナライズ、(2)デザイン、(3)アップデート――のステップを踏む(図参照)。
提案するオフィス設計では、出社率、利用状況を踏まえ、クラスのサブスクリプション型オフィス家具(サブスク家具)を活用し、レイアウトなどを柔軟に変更する。GAテクLIFE‐DESIGN DivisionⅢの諸橋俊マネージャーは「これまでサブスク家具を活用する土壌がなかったのでは。当社が拡充し、支援することで、どういうオフィスにするかを考えている経営者に対して、より働きやすい、使いやすい、今後も検討しやすいオフィスが提案できる。そういう案件をまずは増やしたい」と述べる。
GAテクは20年11月、本社オフィス増床の際にクラスのサブスク家具をレイアウトに活用。今後、オフィスのあり方を実践的に検証していく取り組みを行っていく。6月をめどに初回の家具のアップデートを実施する計画だ。
従業員へのアンケートやヒアリングにより課題を抽出する。将来的には赤外線センサー、ビーコン(電波受発信機)、画像解析を駆使した情報収集・分析も構想する。
GAテクLIFE‐DESIGN DivisionⅢの中森康裕氏は「出社率の推定にそれほど根拠はない。オフィスの1人当たりの床面積でも業界の指標はあるが、本来、業種やコミュニケーションスタイルで異なる。これからのオフィスのつくり方は、実際に使っていく中でデータを基に利用状況や要求を可視化し、サブスクの仕組みを使えば、オフィスを変えていける」と語り、「ビジョンドリブン」、科学的なデータ収集、サブスク活用の関連性を説明し、「オフィスのあるべき未来、そういう世界観で『リノシーワーク』を進めていきたい」と抱負を述べる。
同サービスでは、セミナーやワークショップを開き、働き方を考えるためのコミュニティづくりも進める。2月19日にはクラスの久保社長をゲストに招き、「これからの働き方」についてディスカッションする一般向けのオンラインセミナーを開く。参加費は無料。形式はZoom。申し込みのURLはhttps://open-conversation-01.peatix.com/view






















