倉庫リノベーション ここがポイント! (4) 天井の高さを生かす
住宅新報 2020年7月21日 号 9面
連載: 加速する物流不動産ビジネス
倉庫リノベーションといえば、天井の高さによる開放感が魅力の一つです。見上げた遥か先に天井がある、そんな非日常的な光景を演出できるのは、倉庫物件の最大のアドバンテージ。活用の仕方によっては、築年数や立地といったウィークポイントを克服できることさえあります。
クリエイティブ・オフィスを提唱する一般社団法人ニューオフィス推進協会会長・三栖邦博氏の言葉をお借りすれば「倉庫の天井の高さやベースビルディングとしての魅力、優位性として、天井の高さや自由なつくりこみの受け入れやすさがある」のです。
この大空間を目の前にしたとき、床を張って中二階をつくれば床面積が広がり、効率的な空間活用につながるといった発想が浮かぶかもしれませんが、その実現は容易ではありません。確認申請が必要となり、容積率の上限に加え、リノベーションの素材として供される築古物件は遡及を受ける既存不適格があるなど、法令をクリアするためのハードルも高くなりがちなのです。























