マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ゼームス坂パークハウス【前編(1)】 東京都品川区 否決された耐震診断 不安が募ったピロティ形式
住宅新報 2020年3月10日 号 17面
連載: マン活に励む管理組合
JR大井町駅を出て駅前の商業施設を抜け、昔ながらのアーケード商店街を過ぎてふと横を見ると、緩やかな坂道があります。もとは浅間坂(せんげんざか)という急坂であったのを、英国人のゼームス氏が私財を投じて緩やかな坂に改修したことからその名がついた〝ゼームス坂〟です。駅から徒歩約5分、坂の中腹にたたずむマンションは「ゼームス坂パークハウス」。63世帯のマンションです。
築48年を迎えたこのマンションでは、2年前に耐震改修工事を終えました。しかし、「ここに至る道のりは遠かった」と、耐震化検討委員会の委員長であり、管理組合の理事長を長く務めていた蕪木さんは言います。耐震改修の前段階である耐震診断が総会で否決されてしまったというのです。今回は、耐震診断に至るまでの経緯をご紹介しましょう。
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