物流業は荷主、パートナーとなる運送・倉庫業者、IT関連など、多種多様な企業とのつながりがありますが、物流不動産ビジネスでは更に広い範囲の情報を得ることができます。物流業を起点に、不動産、建設、金融業界との接点を持つため、業界の枠を横断的に超越し、数倍もの情報が飛び交うからです。
老子が残した名言の「視之不見、聴之不聞」(これを視れども見えず、これを聴けども聞こえず)。知ろうとする意識がなければ「視ても見えない、聴いても聞こえない」という意味です。日本では17年に16万人以上の人口減少が発生しており、総人口は45年までに1億642万人になると予想されています(国立社会保障・人口問題研究所調べ)。少子高齢化、地価下落なども加わり、抜本的な改革を断行しなければ、負の連鎖は止まりません。日本全体が「視之不見、聴之不聞」に陥っています。
高度成長期に繁栄、肥大化した団体や組織は、「改革」という変化を嫌い、現状維持に努めます。戦前の「大本営」発表のように、維持への結果と結論に向けた情報のみを集め、それ以外は無視や恣意的に歪ませて解釈することも。真の情報を得るには、危機感、謙虚さ、真剣さが必要です。























