かぼちゃの馬車はなぜ壊れたのか(下) スルガ銀行の責任とオーナー救済は
住宅新報 2018年6月19日 号 1面

スルガ銀行危機管理委員会の資料を本社編集部が加工した。【実際】が実際の契約金額、【銀行用】が銀行に提出した契約金額
(前回からの続き)多額の融資を受けるために行われていた二重契約について、販売業者は自己資金の偽装をしていた。
偽装手口は2つあり、1つは、販売業者が顧客から預金通帳などを預かり、改ざんして残高が1500万円あるかのように偽造してスルガ銀行に示す。もう1つの方法は販売業者がそれを一時的に立て替え、融資実行の前日までに顧客のスルガ銀行の口座に顧客名義で1500万円を振り込み、自己資金が存在するかのように偽造する。いわゆる〝見せ金〟だ。
例えば、スルガ銀行が別表にある銀行用の契約書を見て、見せ金の自己資金などを考慮し、1億円の85%である8500万円の融資をするとしよう。顧客は自己資金なしに実際の売買契約代金である8500万円を得ることができる。






















