かぼちゃの馬車はなぜ壊れたのか(中) 仲介業者と融資銀行は何を 改ざん、二重契約など悪質
住宅新報 2018年6月12日 号 1面

二重契約の金額の内訳
シェアハウスの運営が思わしくなく、オーナーが想定していた賃料収入を得られなかった場合、サブリース事業を行っていた転貸業者と安易な目論見でオーナー事業を行った貸主がその責を負うのは当然だ。しかし、かぼちゃの馬車については、ほかにも問題点があった。オーナーに融資していた金融機関であるスルガ銀行の行為である。
どのような問題があったのか。スルガ銀行が設置した危機管理委員会(委員長・久保利英明弁護士)による調査結果でその詳細は明らかになった。
問題として指摘されたのは、次の点だ。(1)オーナーに販売する不動産価格が転売により吊り上げられていた、(2)オーナーの自己資金の残高を証明する通帳の偽造、改ざん、(3)フリーローンのセット販売――が挙げられている。






















