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スタンダード会員限定東京都不動産のれん会 不動産業の『礎』築く ~その軌跡と貢献~ (9) 地域の安心、事業者に期待

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  • 東京都不動産のれん会 不動産業の『礎』築く ~その軌跡と貢献~

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 ――改めて、野田卯一氏や東京都不動産のれん会の設立主要メンバーが、宅建業法や全日の設立に大きな貢献を果たしたことについて、どう思いますか。

 品田氏「戦後の完全な無法状態となっていた不動産業界の中にあって、優良業者の集まりである東京のいくつかの有力団体が結集して、昭和26年8月に宅建業法制定のための団体『不動産取引法立法促進連盟』が結成された。この連盟の本部事務局を、当時〝名士〟だった藤川不動産の中に設置し、事務局長を藤川豊次郎氏が務めた。当時の国は戦後の自由化、規制撤廃の流れから、何らかの規制をかける法律には後ろ向きだったが、不動産取引で不利益を被る国民が多数いたことなどから、野田卯一氏の建設大臣就任後ようやく法律制定の流れとなった。宅建業法制定後、不動産取引法立法促進連盟を母体として全日が設立されたが、全日の不動産関係理事12人のうち東京地区の理事は8人、うち5人がのれん会の主要メンバーとなる人たちで構成されていた。中でも藤川豊次郎氏は筆頭理事として活躍。宅建業法と全日は、当時の不動産業者たちの熱意、そして野田卯一氏の指導と政治力の賜物だ」

 ――野田卯一氏をはじめとする様々な先人達が〝不動産業の礎〟を築き上げました。今後の業界発展のために、いまの宅建事業者に期待することは。

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